ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

愛犬と愛犬家の健康寿命セット保険の発売

2016-03-31 21:30:00 | 日記
愛犬と愛犬家の健康寿命セット保険の発売

 「愛犬と愛犬家の健康寿命セット保険」の人気が高まっています。その保険を開発した綱吉さんに、お話をお伺いします。聞き手はトット記者です。

記者「どのような経過で、健康寿命セット保険を考案したのですか」
綱吉「犬の飼育頭数が1200万頭を超えました。10人に1人の割合で犬を飼っていることになります。犬が家族の一員となり、食と住の良好な環境が整うと共に寿命が延びています。それにともない、人間と同じように糖尿病や高脂血症などの生活習慣病も増えています。愛犬も愛犬家も単に生きるだけの寿命ではなく、健康を保ちながら長寿を楽しむ時代になっています。この時代の要請から、この保険を開発しました。愛犬と愛犬家の双方に納得していただけるかどうかが、ポイントです」
記者「どんな仕組みなんですか」
綱吉「横の項目に、①健康指導+ドック、②栄養指導+運動療法士、③薬剤+治療、④救急医療+搬送、⑤死後の処置を配置します。縦の項目に、①犬も人も元気、②犬が弱り人が元気、③犬が元気で人が弱る、④人も犬も弱る、⑤犬か人のどちらかが死亡の分野を配置します。この縦横の中から自分たちに適したセット保険を、選んでもらう仕組みです。愛犬と愛犬家が一緒に入り、双方の健康寿命を維持し、どちらが病気になっても生きがいが保障されるというものです」
記者「以外とシンプルなものなのですね」
綱吉「いや、実は複雑なんですよ。たとえば「②栄養指導+運動療法士」と「②犬が弱り人が元気」のセット保険で説明します。運動量の多い中型犬は、カロリー摂取も多くなります。散歩を少なくしたりすると、すぐに肥満になります。肥満になった場合、運動量を増やしたり、カロリーの低いフードをとることになります。犬の場合、冬のエネルギー消費量が多いのです。春先は消費エネルギーが低下します。犬は冬に活動的になるように、作られているからです。春と冬に同じ量の食事を与えていると、肥満になりがちです。肥満になると、加齢で弱った腰にますます負担をかけるようになります。悲しい話しですが、足腰の弱った犬は坂道の側溝に落ちると、上がることができなくなるのです。肥満を防いだり、足腰の筋力を維持・増進するこの保険は、栄養士の派遣と運動療法士の派遣が含まれます。当然、愛犬家にも健康指導は行います。この場合、愛犬と愛犬家を、同時に同じ場所で指導するのがコツです。愛犬家単独にたいして、いくら良い生活習慣のあり方を指導しても、三日坊主で終わることが多いのです。ところが一緒に指導を行うと、愛犬に負けまいとして続くようです」

記者「どんな運動療法があるのですか」
綱吉「健康を保つには、愛犬にとっても愛犬家にとっても、散歩が効率的です。散歩は、運動欲求を満たします。いろいろな道を歩くことにより、足の肉球を刺激し、犬の脳の活性化にもつながります。階段を昇ったり、坂道を歩くことは、単に前に歩くことに比較し、筋肉や脳により多くの刺激を与えます。人も単に1万歩を歩くよりも、急歩や速歩を入れて、坂道や階段を昇る方が、運動の効率がよいことが分かってきました。また、若い犬は散歩で自然に爪が減っていきますが、老犬は伸びたままになり歩きにくくなります。爪を切ってやり、歩きやすくすることも必要です。愛犬や愛犬家の体力が低下したら、家を起点にした短時間で効果のあがる散歩コースを作ることになります。散歩一つにしても、多くのノウハウがあるのです。運動療法士は、これら愛犬の健康状況に合わせて適切な処方箋をしています」
記者「奥が深いのですね。薬剤+治療とはどんなことなのですか」
綱吉「犬の病気には、お金がかかります。薬の量は、体重に比例するので大型犬は万単位の費用がかかることがめずらしくありません。食道手術は3万円、アレルギーで目を足でこすり目を痛めた費用が8万円、腎臓病を薬で治した費用が10万円など、人間並みにかかります。これらの費用が保険制度で、格安になる仕組みになっています。」

記者「大型犬は、なぜ薬代がかかるのですか」
綱吉「体重の重さに比例して薬の量が増えるからです」
記者「どのような項目に人気があるのですか」
綱吉「人気というわけではなく、愛犬家が、愛犬の老後を心配しているのでしょうね。自分が亡くなった場合、愛犬の将来を危惧するのです。この種の心配から、「⑤死後の処置」のセット保険が増えています。愛犬家の方がなくなった場合、愛犬をこちらのハウスに入居してもらい、散歩や医療、その他の処方をすることにしています」
記者「その他の処方とは、どんなことになりますか」

綱吉「手厚い介護を通常のルーティンで行います。最近ハウス内で目に付くのは、白内障が増えていることです。白内障の手術は、5万円ほどかかります。でも進行が遅いので、6歳以降に初期症状を発見すれば、目薬や内服液で進行を防げます。老犬には、白内障が一般的な症状になっています。壁などにぶつかり、皮膚を破くこともあります。柔らかいマットでサークルを作り、そこを歩かせることでケガを防止しています。散歩をするとき、愛犬の望む方向に歩くことも大切です。愛犬同士が集まる場を設けると、元気が出て癒やされる場になります。愛犬の老後に心配のない人的・物的環境を用意しているわけです。愛犬家の方が不安や心配を持たないように、十分な配慮をしています」
記者「最初は愛犬と愛犬家の保険と聞いて、皆目分からなかったのですが、ようやく分かってきました。また、わからないことがあったら、教えてください。本日は、ありがとうございました」
 

注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



縄文遺跡の発掘と修復技能を高める

2016-03-30 17:41:11 | 日記
縄文遺跡の発掘と修復技能を高める

縄文土器のすばらしさは、縄文時代中期の土器に集約されます。火炎土器と呼ばれる馬高式土器は、日本の美の原点といえます。そこで、今回は縄文文化を平易に説明することで定評のある東京都立文化財調査センターにやってきました。聞き手はいつもようにトット記者です。説明は学芸員の徳川さんです。

記者「早速ですが、入り口にある落とし穴には、感心しました。傷を付けないでなどの獲物を捕らえていたのですね」
徳川「そうです。槍や弓矢で傷つければ、肉が傷みます。美味しく食べるためには、血抜きを上手にして、鮮度を保つことが大切なんです。縄文人は、現代人以上に美食家だったようですよ」
記者「弓矢で、射殺して、その場で肉をほおばる光景をイメージしていました。はるかに洗練された料理をしていたことがわかりました」
徳川「縄文文化は、土器変遷や土器の移動が分かると、より深い理解が可能になります。今回は、縄文中期の地域と土器の分布を関東・甲信越を中心に説明します」
記者「縄文土器は、日本中みんな同じではないのですか」
徳川「はい、中期は東北の大木式土器、関東の加曽利E式土器、甲信越の曽利・馬高式土器と唐草文式土器が有名です。もちろんこの他に東北北部には円筒上層式土器、西日本には船元・里木式土器があり、九州には阿高式土器、北海道にはサイベ沢式土器があります」
記者「縄文土器には、いろいろな地域色があるんですね。地方の土器は、孤立したり、独立して存在していたのですか」
徳川「良い質問です。縄文中期は、地域色が各地方ではっきりするようになった時期でもあります。特に、東北と西日本に挟まれた関東・甲信越には、装飾文様を特徴とする土器群が誕生しました。この誕生には、東北の大木系や西日本の船元・里木系の影響もあったと思われます。この時期の素晴らしい土器群は、周辺地域と複雑に関わりながら発達していったことがわかります」
記者「東京都埋蔵文化センターに展示されている縄文土器は、非常に良く修復されていますね。どの地域でも、このように見事に修復されているものなのですか」
徳川「土器の修復には、専門家の高い技能が求められます。専門家でも、時間的に余裕がないと満足のいく修復は困難です。時間が必要です。でも、今の地方自治の状況では、難しいことも多いようです」
記者「ようするに、予算が十分に欲しいということですね」
徳川「そのとおりです。そのため当センターでは、自助努力をしています。このセンターの利用者数は以前は3万人程度でした。そこから新しい事業を展開した結果、約15万人に増やすことに成功しました。これは、青森の三内丸山遺跡を訪れる来場者が、約30万人ですので、その半分の来場者になります。その成果が認められ、予算の確保が可能になったわけです」
記者「素晴らしい来場者ですね」
徳川「連携事業も、上手くいっています。一つは縄文栗林の運営と、その栗を利用したケーキが人気を呼び、そのケーキが爆発的に売れているのです。『縄文は爆発だ』といった岡本二郎氏を崇拝するパリの名物パティシエが、縄文栗林で獲れた栗を使って『縄文モンブラン』を創ったのです」
記者「縄文モンブランって、1個1000円ですよね。1日当たり何個売れているのですか」
徳川「500個限定で、販売しています。午前中にほぼ完売します。年間300日営業で、年間の売上げが、1億5千万円になります。純利益が7500万円です」
記者「そんなに連携事業が、利益を上げているのですか。その利益は何に使うのですか」
徳川「縄文中期の土器を、精力的に調査研究している研究者の方が、各地域で活躍しています。これらの研究者のみなさんが、交流し、情報交換をし、研究の質を高めていく場を設定しました。お金で苦労しないで、自由に交流していただきたいと考えたのです。当センターの狙いは、これらの研究者のみなさんの自由研究です。もう一つは、発掘や修復を希望しているボランティアのみなさんの技能向上に関する実践的指導です。研究者には、各自治体から給付される給料以外に、1人当たり年間500万円の助成金がでます。ただ、100日間は、ボランティアのみなさんに発掘と修復技能の指導をお願いしました。後の時間は、自由研究に当てられます。今回選ばれた研究者は15名で、大木式土器、加曽利E式土器、曽利式土器、馬高式土器、唐草文式土器の研究で有名な人達です。交流が進み、研究の質が高まることを期待しています。今後とも、この事業を継続していきたいと考えています」
記者「発掘や修復技能を身につけたボランティアの人達が、増えることは喜ばしいことです。東京だけなく北海道や九州などの発掘や土器修復に関わる人達が増えて欲しいものですね。発掘や修復技能にたずさわる人達が増えれば、各遺蹟の特徴がより明瞭になり、土器の独自性や交流の知見も深まると思います。このセンターには、運営のノウハウと資金的余裕があるようですね。うらやましいです。各地域の土器の発掘や修復技能を向上させる中で、縄文文化に関する知見を高めていってください。今日はありがとうございました」
徳川「また、いらしてください」

注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく


鶏の卵から骨を丈夫にする仕組みを発見

2016-03-29 21:49:35 | 日記
 鶏の卵から骨を丈夫にする仕組みを発見
 今回の報告は、骨粗しょう症についてです。解説者は有名な平賀先生です。聞き手はトット記者になります。
記者「最近、骨粗しょう症が、社会問題になっています。その発生メカニズムを教えて下さい」
平賀「女性は55歳頃から背中が湾曲し、腰椎そのものが少しずつ潰れていきます。女性の場合、45~50歳の更年期を境に、急速に骨密度が低下します。骨量が減るわけです。姿勢の悪さや無理な作業が続いたりすると、骨が圧迫され骨が曲がります。生活の忙しさにかまけて、何も処置をしないと、その状態が固定化されてしまうのです。骨密度が低い状態で、転んだりすると骨折を起こしやすくなります」
記者「そうなんです。主に高齢者に多いのですが、大腿骨頸部骨折を起こす人は年間10万人以上になっています。多くの人が寝たきり状態になったり、社会復帰が困難になっているのです」
平賀「高齢者が骨密度を維持するためには、カルシウムとタンパク質を一定量、摂取し続けなければなりません。骨いわば骨量ですね。これにはカルシウムとコラーゲンが含まれています。カルシウムが鉄筋だとするとコラーゲンはセメントのようなものです。両方が適度に融合して、骨の強度を高めているわけです。骨量が減ることは、カルシウムが溶け出し、コラーゲンの量も減ってしまうことを意味します」
記者「どうすれば、骨量を維持できるのですか」
平賀「一般的には、バランスの取れた食事をし、適度な睡眠を取り、適度な運動をすればよいのです。骨折を防ぐ方法は、骨を強くすることです。カルシウムやリンを多く摂取し、ビタミンDを取り、太陽の光を浴びることは、骨の強化策があります。もちろん運動をして筋肉を強化することも大切になります。足の筋肉は使わないと加齢に伴い急速に衰えます。骨折に直結することになるわけです。さらに悪いことには、高齢者はカルシウムの吸収能力が低下する傾向にあります」
記者「何か、骨量を増やす速効性のある対策はないのですか」
平賀「骨や筋肉の維持強化は、継続的努力が求められるものです。でも、最近、新しいアプローチで、骨の効果的増量の研究が進んでいます。食品の優等生といわれる鶏卵が、注目されているんですよ。あの卵には、生命が海で誕生してから陸上に進出する進化の歴史がそのまま詰まっています。卵は殻の穴や卵殻膜や尿膜を通して呼吸しています。この仕組みは、単純なようで、非常に複雑です。調べれば調べるほど、生物の進化の奥深さが分かってきます。その中で、鶏卵の殻からカルシウムを受け取り、血液の中に溶かしてヒナの骨にカルシウムを供給する仕組みが明らかになりました。非常に速い速度で、カルシウムが骨に取り込まれていくのです。この速さを利用し、骨量を増やす薬を開発しているわけです。副産物として、卵の殻の膜や白身には人間の病気やケガを早く治したり予防するものが見つかっています。卵の殻は、有害なウイルスを通さないのです」
記者「そういえば、昔職人さんが指を深く切ったとき、卵の卵白を塗っていたことを思い出しました。本当に効果があるとは思いませんでした。今日は、わかりやすい説明をありがとうございました。


注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



お天気ビジネスと気候DNA因子の活用

2016-03-27 12:34:08 | 日記

お天気ビジネスと気候DNA因子の活用
 
今日は、今話題のお天気ビジネスについて、ご報告します。トット記者が、この業界で先頭を切っている蒲生さんにお話を聞きました。
記者「蒲生さん、早速ですが、お天気ビジネスの概要についてお話しをいだだけますか」
蒲生「読者の方はご存じと思いますが、天候の変化により企業はいろいろな対応を行っています。たとえば、最高気温が11℃を超えると、冬服が終わります。そして、皆さんは春服を着るようになります。この時春の気温を予測し、変化に合わせて、服を事前に準備しなければなりません。最低気温が20℃を下回ると秋物になり、11℃を下回ると冬物を着るようになります」
記者「そうしますと、春夏秋冬の変わり目が、予測できれば、服の生産やリードタイムの短縮、そして有利な品揃えが可能になるということですね」
蒲生「はいそうです。食品では、ホットとアイスの転換期は、最高気温が15℃が目安です。飲料メーカーでは最高気温が29℃から33℃になると売上げが伸びます。飲料の中でお茶系は、気温の影響を大きく受けます。コーヒーや野菜果汁は、影響が少ないのです。チョコ系は気温が低めで売れ、ゼリー系は高めで売れるます。お菓子メーカーは、チョコとゼリーの生産調整を気温の動向を見ながら行っているのです」
記者「おもしろいですね。気候の変化により、お菓子の生産や飲料品の生産まで変わるんですか」
蒲生「気象の動向により、業績が左右されるようになりました。リスクも利益も同居している状況なのです。一般に、企業の多くはリスク回避を重視します。リスクに対する企業の対応は、回避、分散、移転という方法で対応しています。あるプール運営会社は、天候デリバティブ会社と掛け金220万で契約しています。条件は、26.5℃を基準にして1℃下がるごとに500万円受け取るというものです。2℃下がれば1000万もらえるわけです。気温が下がれば客は減少し、売上げは減ります。逆に気温が上がれば、プールに来る客は増え利益を上げるということです。増えれば、220万円の保険金を補える仕組みです」
記者「たとえば、確実に気温が上がると分かれば、220万円を払わずにすむということですよね」
蒲生「はい、そうなります」
記者「蒲生さんが、今取り組んでいる「鳥の予知能力」を利用したお天気ビジネスとは、どんなものなんですか」
蒲生「シジュウカラが卵を多く産む年は、虫が多く発生します。暑い季節になる前兆ですね。虫の発生を予測して、卵を調整しながら産んでいるわけです。この予知能力は、シジュウカラのDNAに刷り込まれているのです。気候に一定の前兆が現れたとき、気候DNAの因子が「スイッチ・オン」し、卵をたくさん産むことになります。気象の予測は、スーパーコンピュータを縦横に使って行います。でも、気候の変化は複雑で、十分な予測ができない分野もあります。特に昨今の異常気象には、苦戦しているお天気ビジネス会社があると聞いています。私の研究所では、数種類の鳥類の気候DNA因子や昆虫のDNA因子の「発現状況」を捉える技術を開発しました。鳥や虫に現れる「スイッチ・オン」の発現状況を調べ、数値化しています。鳥や虫の予兆を事前に把握することで新しい気象情報の切り口を見出したのです。この気候DNA因子の発現状況とスーパーコンピュータを併用しながらより精度の高い気象情報を提供できるようになりました。結果として220万円より安い50万円で顧客を増やしています」
記者「おもしろい発想ですね。今後のご活躍を期待しています。本日はありがとうございました」


注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



太陽光発電による中間貯蔵施設の有効利用

2016-03-24 19:31:58 | 日記
3,
 除染廃棄物が運ばれた中間貯蔵施設は、総面積20k㎡です。この土地の有効利用について、話合いが行われました。その一つの案を報告します。ある電気量販店のチラシに、工場や耕作地の有効活用の仕組みが書かれていました。それは、太陽光発電についてです。ソーラーパネルで発電し、その電力を売電するというものです。その主な内容は、以下の点です。
1, 800㎡の遊休地で、年間約200万円の売電収入が得られる
2,ソーラーパネル等の初期投資に1500万円かかる
 この内容から20k㎡(20,000,000㎡)の土地から得られる売電収入と初期費用を計算してみました。
200万円×20,000,000㎡÷800㎡= 500億円  1年間の売電金額
1500万円×20,000,000㎡÷800㎡= 3750億円  初期費用

 初期費用の3750億円は、政府から出ることになりました。オリンピック・パラリンピックの誘致活動などで、諸外国に対する東日本大震災復興のアピールを狙ったものです。この政策は、諸外国からも良い評価が得られています。復興対策本部では、2016年以降、毎年入ってくる500億円の使い道についての話合いが行われています。

備考1 ファンタジアランドでは、東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設が、完成しています。完成月日は、原発事故2年目の2013年3月11日でした。5年後の3月11日には、フレコンバックに入れられた除染廃棄物が、全て搬入されました。その数は、5000万個に及びました。

注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



バランスボールによる子守

2016-03-23 20:56:24 | 日記
2,バランスボールによる子守
乳児をバランスボールにのってあやすと、ぐずったり、泣いたりすることをやめる現象が出てきています。そこで乳児の代表者である奈々ちゃん(生後3ヶ月)にインタビューをしました。これは、奈々ちゃんのバランスボールの効用についての報告です。聞き手はトット記者です。

記者「インタビューに応じていただきありがとうございます。早速ですが、バランスボールによる子守の効用はどのようなものなのでしょうか」
奈々「ないよりはあったほうが、良いという程度ですね」
記者「厳しいですね」
奈々「乳児の心身の安定には、お母さんが不可欠です。安定していれば、ぐずりません。乳児達の安定の根底にあるのは、お母さんの羊水の中の環境です。快適な温度、いつでも食事のできる環境、排泄も自動的に行われます。さらに重力に影響を受けない快適な浮遊感がありました。そして、これらの安全安心で快適な環境を提供する象徴として心地良く響くお母さんの心臓の鼓動が、安定を支えていたわけです」
記者「なるほど、そのような環境を、乳児の方たちは望まれるわけですね」
奈々「人生最大の試練の時が来ます。母体外に出され、その環境が激変します。不快なときも快のときもやってくるようになります。お腹がすけば泣き、オムツが汚れれば泣きます。でも、お母さんに抱かれてお乳を飲まされれば、快の状態になります。ぐずるときお母さんは、抱いてやさしくしてくれます。それでも泣くときは、抱いたまま、体を揺ったり動かしたりします。一定の心地良い刺激を与えてもらえば、私たちは泣き止むようになります。先人の知恵にも「ゆりかご」などの道具が発案されていますね。乳児たちが求める安定の原点は、羊水の環境にあります。この考えを基本とすれば、常にゆっくり動く環境は快の環境になります。バランスボールにおじいちゃんやおばあちゃんが乗って乳児を抱いてあやすと、私たちがぐずることをやめるのは、浮遊感の環境に近い快の状態が作られるのかもをしれません」
記者「よく分かりました。本日は、お忙しい時間をありがとうございました」
奈々「こちらこそ、ありがとうございました」

備考1 ファンタジアランドでは、乳児の感情の「見える化」に成功しています。感情を言語化できるようになっているのです。お断りしておきます。

注意
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



1,双眼鏡にカメラの機能を取り付ける

2016-03-22 22:11:39 | 日記

 双眼鏡がカメラになると、バードウオッチングは楽しくなります。鳥の生態やその仕草には、見て楽しいことや驚くことがたくさんあります。でも、双眼鏡ではそれを形に残すことができません。カメラでは、その決定的瞬間をとるために長い時間をかけなければなりません。そのために、双眼鏡とカメラの機能を融合させたものを作ってみました。おかげで楽しいバードウオッチングができるようになりました。


ファンタジアランドのアイデア

2016-03-22 11:04:16 | 日記
はじめに
ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。