ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

アイデア広場 その42  1,テロとVXガス 2,重要な防疫体制 3,伝染病とワクチン

2017-03-31 16:17:21 | 日記
アイデア広場 その42  1,テロとVXガス 2,重要な防疫体制 3,伝染病とワクチン

1, テロとVXガス

1995年3月20日東京の地下鉄で、猛毒のサリンがまかれる事件がありました。そして、VXガスも、このカルト集団によって使用されました。このとき各国の軍事関係者は、急きょ訪日して、日本人よりも熱心に情報集めて分析しました。首都における毒ガスの使用は、一国の政治経済を麻痺させる強力な兵器になります。それが、初めて首都東京で使用された事件だったのです。各国はこの事件以来、国家間の兵器として毒ガスを使う以外に、テロ集団による毒ガス使用の可能性を研究するようになりました。北朝鮮の金正男氏は、皮膚に油状の液体を押しつけられて死亡しています。マレーシア警察の物々しい防護服による捜査は、単なる捜査というよりも、軍事訓練のように見えました。そこで服装に対する考えを変えてみました。美しさを競うよりも、リスクを防ぐ服装にも需要が出るかもしれません。今年のファッションは、ムスリムの女性のように、肌を露出しない服装が流行するかもしれません。

2, 重要な防疫体制

 1992年に、日本はPKOをカンボジアに派遣しました。この時の懸案の一つが、伝染病対策でした。伝染病の予防接種をできる組織が、自衛隊にしかなかったのです。当時は、自衛隊以外の組織を派遣する意見も合ったように記憶しています。でも、自分たちを守る自衛の能力と防疫の能力を持っている組織は、自衛隊だけでした。私が、この意味が分かったのは最近でした。厚生労働省が、昨年の1月4日でエボラ出血熱の流行が終息したと発表しました。2015年は、エボラ出血熱で世界が揺れていました。なぜ、一地方の伝染病が、これほど騒がれたのでしょうか。軍事の世界では、伝染病の予防と治療は、生物兵器開発の裏表なのです。もし自爆テロリストがエボラ出血熱に感染して、テロを行う国や都市を歩き回り一般人と接触すれば、感染は一挙に拡大します。軍事関係者は、生物兵器としてのエボラ出血熱を恐れていたのです。危機があれば、その裏にはビジネスがあります。エボラ出血熱のワクチンを必要に応じて生産できれば、ビジネスになるかもしれません。また、エボラ出血熱のウイルスを通さないマスクを作れば、流行地では売れます。実際日本のあるメーカーが、99%ウイルスを通さないマスクを救援物資として送っています。

3,伝染病とワクチン

人口が密集する都市の生活は、病気との戦いでした。ローマや江戸という都市は、雑菌が繁殖しやすい環境だったので、浴槽が整備されたわけです。古代ローマが繁栄した時代、ローマの道はアフリカからマラリアなどの伝染病が侵入する道でもありました。天然痘は、インドが発祥の地とされます。天然痘は、ヨーロッパや新大陸のアメリカでは猛威を振るいました。でも、インドではたいした問題になりませんでした。みんな免疫を持っていたからです。マラリアは熱帯地方では、今なお最も死亡者の多い伝染病です。でもアフリカには、マラリアにかからない人達がいます。鎌状赤血球を持つ人は、マラリアにかかりません。伝染病の流行は、主体と病原体、そして感染経路の関係で決まってきます。主体である人間の免疫力を高めておけば、良いわけです。ワクチンがあれば、さらに良くなります。エボラ出血熱のワクチンもできました。これで安心かというと、違うのです。ワクチンができてもそれだけでは、ビジネスになりません。流行になったときに、必要に応じて大量生産ができて、それを供給できなければ、阻止することができません。ワクチンの生産能力が、鍵になります。あまり知られていないことですが、このワクチンの生産能力が最も高い国は日本なのです。ワクチン生産のリードタイムを短縮し、流行の発生から拡大までの間の供給できれば、ビジネスチャンスになります。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。




アイデア広場 その41 1,灌漑農業による塩害と日本の空き家対策を同時解決 2,ムスリムの若者の失業をなくす3,民度の高い国はみんなが働きます

2017-03-30 16:05:50 | 日記
アイデア広場 その41 1,灌漑農業による塩害と日本の空き家対策を同時解決 2,ムスリムの若者の失業をなくす3,民度の高い国はみんなが働きます

1,灌漑農業による塩害と日本の空き家対策を同時解決

米国穀倉地帯のグレートプレーンでは、地下水をくみ上げて灌漑農業を行っています。この地下水が、枯渇するといわれています。それ以上に、危惧されているのは塩害です。インドなどでも地下水をくみ上げて、灌漑農業を行っています。いずれ、塩害のに悩まされるといわれています。過剰な灌漑農業は農地に塩分を集積して農業生産を破壊し環境も破壊する原因になるからです。島根県と鳥取県は、貸家着工数が、30%以上に伸びているのです。非常に残念な事ですが、今の貸家着工は相続税対策で行っていることです。すでに430万戸ある貸家の空き家が、いっそう増えることは確実です。実需を伴わない貸家が、建設されても住む人はいないのです。塩害と空き家の二つの問題を解決する案を考えました。
塩害を防ぐ節水農業において、高い技術を持っているのが鳥取大学です。鳥取大学に、新興国から農業研修生を集めるのです。鳥取大学のまわりにある空き家を、研修生を提供します。農業の担い手が不足している農家に、研修生が実習とバイトを兼ねて働きます。その住居も、空き家を使用します。鳥取と島根の空き家対策を行い、農業の人手不足を補い、そして、節水農業で塩害を克服する人材を育てていきます。

2,ムスリムの若者の失業をなくす

 アメリカの経済成長に伴い、新興国の資金がアメリカに集まっています。その反面、新興国の資金は枯渇し、産業は停滞し、失業する人が増えていきます。特に、若者の失業率が高止まりの傾向があります。中東では、若者の30%以上が失業しています。EUでも若者は、10%以上が失業中です。とくに、イスラム教徒の失業率は、高くなります。これらの不満層が、テロに加担する構図ができています。失業を減らし、職を得ることが巨視的にはテロを防ぐことになります。これらの若者は、雇用の対象になるスキルをもっていません。これからはムスリムの人口が、爆発的に増加します。彼らに雇用に耐えられるスキルを身につけてもらう仕組みを考えました。雇用人口が多く収容できる産業は、製造業とサービスル業です。ムスリムの中で、母国語に習熟した人材を選出します。日本で働いてもらうわけです。彼らに、最も単純な日本会話を指導します。「私、我が輩、ボク、自分」は、同じ事です。これなどは、「私」に統一して教えます。マニュアルを作り、生活と仕事に必要な会話を話せるようにします。母国語が理解できていれば、外国語の習得は容易になります。製造業とサービス業で働きながら日本語と仕事のスキルを覚えていくわけです。帰国すれば、母国の工場やサービス業でリーダーとして働くことになります。

3,民度の高い国はみんなが働きます

民度の高い国は障害者を保護すだけでなく、自分のできることは自分でできるように援助します。千葉県木更津市の障害者福祉事務所では、廃家電の分解を行っています。この業務をするのは、障害者です。日本では、1年間に小型廃家電が65万トン破棄されます。このうち都市鉱山として有用な金属は、28万トンで、金額にして850億円になります。廃家電の問題は、それを分解して、有用な金属を選別することです。この選別を障害者にお願いしたわけです。結論から言えば、信頼関係ができてくると、決められた手順で、仕事はゆっくりですが、堅実に仕事を行うことができるようになります。障害者の方に、仕事内容を記載した一覧表の用紙を渡します。仕事内容の最初から終わりまですることが明記されています。困った時や分からないときは、いつでも仕事を止めて、聞くに来るように話します。障害者に不良品を選び出すことを、リーダーが教えます。最初は不良品を見逃す失敗をしますが、だんだんと上手に不良品を出さなくなります。この作業をゆっくり、繰り返しながら行うのです。教える方は、急にやり方を変えたり、早くするようにせかさないことです。慣れてくると、一定のスピードで堅実な仕事を行うようになります。無駄を出さないために、国民として行う多くの仕事があります。その一部でも、行う場を与え、与えられたことを成就していくことが、民度の高い国といえます。保護するだけが、国の仕事ではありません。


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鳥獣被害の多寡は市町村の対策次第です

2017-03-29 17:51:38 | 日記
鳥獣被害の多寡は市町村の対策次第です

 一般的に鳥獣被害が、増加しているという報道がされています。でも、被害の実情をみていくと、報道とは逆に鳥獣被害は減少しているのです。2010年には、鳥獣被害が260億円といわれていいました。2014年には200億円を下回っています。鳥獣の被害は、1970年代に始まっていました。全国的に猪や鹿の被害報道は、増加傾向にあります。でも、農作物の被害は減少しているのです。今回は、鳥獣被害に詳しい二宮さんにトット記者話を聞きました

記者「最近、都会から農山村に住む人達の報道がされるようになりました。農業や林業を営みながら、余生を送ることを理想としているようです。理想に燃えた人々が、農業や林業を営む中で、鳥獣被害に遭っています。どうすればよいのでしょうか」
二宮「私の知人にも、農山村の生活に憧れて移住した学者がいます。彼は計画的に、農林業の生産方法を実戦していました。自分の理論を確認するために、中山間地の農業モデルを実践したわけです。稲作やイモ類と栗林の経営、椎茸と牛の飼育、そして林業などで年間500万円の目標を掲げていました。10年かけて、この自給自足計画は順調に進んでいたのです。ところが、挫折してしまいました」

記者「大学を退職した学者が、挫折したのですか。知識もあり、それなりの準備もしていたわけでですよね。どうしてなのですか」
二宮「やっと実現した畑が、猪にあっという間に荒らされてしまったのです。稻やサツマイモ、そしてジャガイモが、一夜にして猪に食い荒らされてしまいました。当然、侵入柵を二重三重に組みあわせて防ぎました。でも、攻撃は、毎年激しく続きました。攻撃が先鋭化し、防御が後手後手になるのです」

記者「机上の理論だけでは、戦えないということですか。以前、猪は里山に近づかなかったと聞いています。どうして、近づかなかったのですか」
二宮「確かに、江戸時代ごろは、野生動物は今よりずっと山奥にいました。明治時代においても、野生動物は乱獲状態にあり、生息数は著しく減少していたのです。分布も、限られていました。私は、戦前まで神奈川県の農村で育ちました。子どもの頃、猪や鹿をみたことがありません。人間の力が、強かったわけです」

記者「昔は、野生動物に厳しい環境だったことを始めて知りました」
二宮「例えば、対馬藩は、猪の被害に悩まされていました。そこで、1700年から9年かけて対馬の島々に生息する猪8万頭を、全滅させたのです。これは、ニホンオオカミを全滅させたことと同じくらい、強烈な出来事でした」

記者「対馬藩は凄いことを、やってのけたのですね」
二宮「対馬に行くと分かりますが、この島の土地は痩せています。農産物は、貴重なものだったのです。蛇足ですが、対馬藩は朝鮮王朝に敬意を表していました。この王朝から、穀物を数石頂いたなどの記録があります。穀物数石をもらった程度で、記録に残す事を不思議に思っていました。でも、対馬ではそれが大切なことだったということが、つい最近わかりました」

記者「猪を全滅させるための道具が、あったということですね」
二宮「その通りです。1890年代の日本には、150万超の火縄銃がありました。それが、猪猟に使われていたのです。江戸時代から明治時代、そして昭和の戦争まで、野生動物は人間の前には出て来られなかったのです。人間は、燃料や食料を求めて山に入ります。猟師もいました。猪も簡単には人里には近づかなかったのです」

記者「そうすると、猪の防除にとって、最も効果のある方法は、活発な人間活動ということですか」
二宮「その通りです。畑や家の周囲の草刈りをするだけで、野生動物は人里から離れます。残念なことですが、農林業の活動が停滞しています。この低下により、猪の生息域が拡大しているのです。農村は少子高齢化により、野生動物に対する排除機能を失ったともいえます。人間の境界線は、じりじり後退し、ついには都市部にまで引き入れる事態になってるわけです」

記者「どうして、猪が優位になったのでしょうか」
二宮「1999年に、野生動物の保護から科学的管理の方向転換が図られた法律が施行されました。簡単に言えば、自由な繁殖から捕獲圧を伴った管理に移行したわけです。もう一つ重要なことは、野生動物の行政が、国から地方自治体の任されたことです。鳥獣行政に能力のある市町村と能力のない市町村が、残念ながら存在します。対策の弱い市町村で増えているのです。猪は行動半径が広い動物です。彼らには、市町村の区別はありません。住みよい環境を求めて移動しているわけです」

記者「確かに、猪の被害を防ぐには、彼らの生態と侵入する要因を的確に調べることが必要になりますね。中国地方なら、経験的に防御対策をある程度持っていると聞いています。でも、福島の原発地域では、その防御対策はほとんどありません。その対策には、時間もかかるでしょうし、人材の確保も必要になりますよね」
二宮「猪の対策は、個体数の管理、生息地の管理、被害防除の対策の3つをバランス良く実施することになります。でも、生息地の管理は林野行政が行い、個体数管理は環境行政で行い、猪の被害防除は地方自治体が行っています。バラバラに対策を行っていることに、問題があるのです。バラバラに行えば、被害防除の技術や生息地と個体数管理の技術の蓄積は進みません。猪に関する対策は、横断的に行うことが有効です。残念ながら、現在の時点では円滑にはいっていません。」
記者「3者が連携し、対策を効率的に行うことが必要なわけですか。できるようになると素晴らしいですね」


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アイデア広場 その40  1,アジアの都市鉄道の可能性 2,東南アジアの都市鉄道の沿線開拓 3,人間と動物の違い

2017-03-28 19:23:24 | 日記
アイデア広場 その40  1,アジアの都市鉄道の可能性 2,東南アジアの都市鉄道の沿線開拓 3,人間と動物の違い

1, アジアの都市鉄道の可能性

 東南アジアの鉄道関係者が、日本を訪れて驚くのは鉄道事業が黒字になっていることです。今、タイのバンコクでもベトナムのホーチミンでも急ピッチで鉄道網が整備されています。これらの沿線には、高層ビルが建てられています。いわゆる沿線に沿った郊外開発の流れが、アジアの新興都市では進行し拡大していきます。今は、マンションなどの居住地が話題になります。でも、次は消費地としての可能性が出てきます。そこで、沿線から人々が集まる主要駅を活用した小売り事業を考えて見ました。この小売業は、駅スぺース活用事業とショッピング事業になります。タイの情報通とタイアップして、タイの実情にあった仕組みを作ることです。ちなみに、JR東日本の駅スぺース活用事業の営業収益は4000億円、営業利益は380億円です。ショッピング・オフィス事業は、営業収益が2400億円、営業利益700億円になります。イオンの営業収益5兆7000億円、営業利益2000億円です。売上高営業利益率はJR東日本の小売業が16%、イオンが3%になります。いかに駅ナカの小売業が、効率的か理解できます。将来、東南アジアのエキナカ小売業が、開花することは確実でしょう。この事業が、東南アジアの事情に通じた人達の草刈り場になるかもしれません。温室のように守られた空間が、駅ナカの小売業なのです。

2, 東南アジアの都市鉄道の沿線開拓
 
 東南アジアの代表的な大都市バンコクの一人当たりのGDPは、110万円程度です。ちょうど、日本の所得倍増計画の時期に重なります。交通渋滞や環境汚染が、問題になっていた時期でした。バンコクも、似た状況にになっています。沿線の地価は、高騰しています。かといって、バンコクの中心地に家を持つことはできません。鉄道沿線の郊外開発を考えて見ました。鉄道を通しただけでは、住民は増えません。鉄道を使うと便利な地域で、人口は増加します。鉄道会社は、常にこのことを念頭に経営をしています。大都市のニュータウンでは、鉄道の整備よりバスサービスの充実が容易で効率的です。無理に、線路を敷設するのではなく、バスで代替できるところはバスに依存することです。バスは、路線を柔軟に改変でき、需要に適応した路線形態をとることができます。日本の多摩ニュータウンなどを想定し、最初はバスの運行を優先することでしょう。鉄道路線は、建設費を回収するまで時間がかかります。その間は、自己資本で堪え忍び、人口が増える収穫の時期を待つことになります。鉄道経営は、人の流れを円滑にし、その流れの中で事業を作り出し、利益を上げていくことになります。多くのスキマ起業が数多く出現する可能性があります。

3,人間と動物の違い

 日本人は、80年以上を生きながらえることができるようになりました。動物では、生殖に参加できなくなると死ぬことが原則でした。人間はこの原則を乗り越えてしまいました。死の間際まで、楽しい仕事ができるのです。これらの人々は、幸せです。幸せを持続させるには、健康を維持し、世の中に貢献することです。アンチエイジングに対する処方は、医療やサプリメントなど有料で数多く提供されています。でも、エイジングを受け入れることが、アンチエイジングになるようです。「生きているだけで丸儲け」そんな気持ちで、毎日楽しくなるようなことを続けることです。時には捨て石になる覚悟も必要かもしれません。ここが少し、動物と人間の違いになりますね。


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アイデア広場 その39  1,人口の増やし方 2,ホタテ養殖は有力な地場産業になる 3,鶏肉消費が伸びが高齢者を活動的にする

2017-03-27 16:12:56 | 日記
アイデア広場 その39  1,人口の増やし方 2,ホタテ養殖は有力な地場産業になる
3,鶏肉消費が伸びが高齢者を活動的にする

1,人口の増やし方

アフリカを出て、4万年前ごろにヨーロッパに達したヒト(ホモサピエンス)はネアンデルタール人と出会い、数千年間両者は居住圏を共有していました。最近のゲノム研究では、ヒトのDNAの数%はネアンデルタール人のものが含まれていると推定されています。現在70億人を超えるヒトの祖先である『アフリカ出(7万年前頃)』のヒトの数は、5000人程度だったとされています。日本人のミトコンドリアDNAのうち、弥生人のDNAの割合は65%、縄文系は35%になります。でも、弥生人が日本列島にやってきた人数は、縄文人より遙かに少なかったのです。なぜ、現在多くなったというと、農業生産が優れていたためです。生産性が優れていたために、多くの人口を養うことができたのです。狩猟採集中心の縄文人と組織的農耕をもっていた弥生人とでは、出生率に大きな差があったわけです。渡来の弥生人が少数だったけど、渡来系遺伝子が在来系の縄文人の遺伝子を凌駕したということです。歴史から教えられることは、日本の人口増加は、海外からの移住者によってもたらされたということです。多くの人々を養なえる生産手段をもっている人達を、優遇することです。多少混乱はあるでしょうが、人口が増えていくことは歴史が証明しています。

2,ホタテ養殖は有力な地場産業になる

ホタテを安定供給出来れば、有力な地場産業になります。ホタテの値上がりが続いているのです。世界最大の消費地である中国の生産が、減少しています。主要輸出国のアメリカが不漁になり、世界的に供給が追いつかないのです。中国では、環境汚染でホタテの餌となる珪藻類が減少しています。さらに、養殖の効率を上げるために、貝の養殖密度を上げたために成長不良のホタテができています。この不足を補う国として日本に、買い付けがきているわけです。ところが、北海道の養殖ホタテ貝も減産に追い込まれているのです。私も2年前、函館の駅前で乾燥ホタテを買ったときは、お得感を持ちました。ところが昨年行った時は、同じ値段で質が低下したものしかありませんでした。理由は、中国人観光客が大量に買っていくことにありました。まだまだ日本のホタテは、あちらから見ればお得感があるのでしょう。一定量の質の高いホタテを毎年生産すれば、確実に売れる市場があるのです。ホタテは、主に植物プランクトン(珪藻類)を捕食して育ちます。植物プランクトンは、太陽光を浴びながらリンや窒素などの栄養塩を吸収して育ちます。海を酷使することなく、養殖場を適正に維持することです。ホタテは、成長に4年かかります。組合で養殖場を確保し、生産から販売まで自分たちで行うことです。市場は、年々増加していくのですから。もっとも、漁師は、自分の腕を大切にするので、一匹狼が多いと聞いています。そこを、みんなでやっていこうという意識になれば、持続可能な養殖ビジネスが構築されます。

3,鶏肉消費が伸びが高齢者を活動的にする

 食事の面から、高齢者が活動的になる仕組みを考えました。2016年の肉の消費量は、475万トンです。前年度より、15万トン増えています。鶏肉が210万トン、豚肉が175万トン、牛肉が90万トンです。鶏肉は前年に比べ4%増加しています。鶏肉は、脂肪も他の二つに比べ低く、健康志向に向いています。さらに、飼料の消費も牛や豚に比べて少量で済みます。つまり、肉1キログラムを生産するために使うトウモロコシなどの飼料が、少なくても良いということです。環境に優しいともいえます。以前の栄養学では、高齢者は粗食でも長生きできるというものでした。次にメタボは、健康に良くないという時代になります。最近はサルコペニア(筋肉と筋力の低下)に気を付けて食生活をするようにと変わってきています。高齢者は、肉を食べて活動的に生活することが推奨されるようになったわけです。鶏肉は値段も安く、健康志向の高齢者には適しています。人類の進化は、肉という濃縮された高エネルギー食材を継続的に獲得する仕組みを得たことで、達成されているという説もあります。今回は、この説に乗ってみました。


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アイデア広場 その38 1,穀物の流れを知る 2,強い養殖業 3,冷凍技術と流通技術を新興国へ

2017-03-26 17:50:37 | 日記
アイデア広場 その38 1,穀物の流れを知る 2,強い養殖業 3,冷凍技術と流通技術を新興国へ

1,穀物の流れを知る

 昔、ソ連といわれていた時代、アメリカから穀物を大量に輸入していました。冷戦の競争相手でしたが、穀物の貿易は活発だったのです。アメリカは、ソ連の農作物の作柄を人工衛生で調べていました。その年の作柄を調べて、アメリカの穀物生産を決めていたのです。現在は、当時よりも遙かに解像度の高いカメラを搭載することができるようになりました。より格安の民間の人工衛星で、世界の穀物状況を調べることが可能になっています。そこで、このシステムを格安で運用します。さらに、付加価値をつけるために、お天気情報を加えます。先日、中国から高めの穀物飼料を輸入する記事が載っていました。理由は、アメリカが寒波に見舞われ、穀物輸入が遅れることが予想されたというものでした。世界の作物状況(在庫・流通を含む)とお天気情報が分かれば、ビジネスを有利に進めることができます。

2, 強い養殖業

養殖業はこれから、日本の水産業を支える事業になります。養殖用の餌代は、この10年で3倍に高騰しています。餌を大切に使う仕組みが、必要になっています。例えばウナギの場合、出荷の直前に栄養価の高いカタクチイワシの魚粉を集中的に食べさせます。消費者の好む脂肪分の多いウナギに仕上げるわけです。養魚場を人工衛星で管理する手法が、現れています。養魚場にセンサーを取り付け、水温、プランクトンの量、魚の餌の食べる動き、発育の過程など測定していくものです。最終的には、魚を市場が求める品質にして送り出すことになります。養殖では、養殖コストの7割が餌代です。これを少しでも減らす養魚場の経営を考えて見ました。水温、プランクトンの量、魚の餌の食べる動き、発育を最適な魚の養殖で行うのです。コストを減らし、品質の高い養魚技術を開発するわけです。経営者は、他の養魚場より品質が良く、少し価格の安い魚を出荷します。この少し安い価格でも、利益を出る養魚場にします。すると、他の養魚場は、じり貧になります。相手の体力が弱った頃、価格を少しずつ上げていきます。

3, 冷凍技術と流通が普及する新興国
 
航空機を用いた鮮魚の配送が、話題になっています。羽田空港に設けた魚の加工と配送の拠点を設けたことが、この事業の成功になっています。空輸は、割高です。でも漁師から直接高級魚を購入し、卸や仲買を通さずに行うことで、従来と同じ値段で取引が可能になっています。この鮮魚の輸送を新幹線で、行うことにしました。新幹線で所要時間が3時間を切ると、飛行機の利用に対してJRが100%のシェアを確保しています。新幹線用の冷凍車両を開発をします。最後は、加工と配送の拠点を品川か上野の新幹線駅に設置します。飛行機より遙かに速く、安全に鮮魚を運ぶことができます。貨物と客車の法的壁は、あります。でも、やってみる価値はあります。日本の食の高級路線は、いずれアジアに普及します。その時に、鉄道による高級鮮魚の冷凍技術とその流通技術は武器になります


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アイデア広場 その37 1,国民がお金を出して林業組織を作る 2,森の恵みには自己責任も含まれます 3,インドネシアにおける脱過激派プログラム

2017-03-25 17:08:31 | 日記
アイデア広場 その37 1,国民がお金を出して林業組織を作る 2,森の恵みには自己責任も含まれます 3,インドネシアにおける脱過激派プログラム

1,国民がお金を出して林業組織を作る

木材の自給率は2002年には18%にまで低下しました。た。それが、2012年には28%まで回復したのです。そして、2015年には30年ぶりに33%までに自給率が上がっています。世界的に木材の需要は増大しています。今までマレーシアから輸入していた丸太は、価格が高騰していくことが確実です。伐採規制で輸入材が減っていくことになります。国も、林業の振興に力を入れ始めていました。そこで、日本の官民が世界をリードする林業組織を立ち上げることを考えてみました。集積回路の開発で、世界をリードしたような組織をつくることにしたのです。林業技術には植栽、保育、間伐の選木、伐倒、集材、搬出があります。さらに、伐倒・集材のための作業道の作設・補修があります。この作業道は、高性能集材機械を導入するために必要不可欠なものです。製材した木材を、市場の要望に応じて供給することも必要です。国民一人一人から、500円集めて500億円の資金を作ります。その資金で組織を立ち上げ、林業のノウハウを作ります。地域や地形により、林業は複雑なノウハウを必要とします。日本の森林を持続可能な資源として、地域が活用する方法を提供するようになります。

2,森の恵みには自己責任も含まれます

森林は、森林所有者のもので、市民のものではありません。でも、公益性の高いものであり国民に自由に散策できる権利を認めるてほしいのです。ドイツの森林法には、市民が森林に自由に立ち入る権利を認めています。この森林法は、利用者に自己責任のあることが明記されています。ドイツの森林法には、森林への立ち入りに伴う危険への安全義務は市民にあるとされているのです。2003年に奥入瀬渓流の国有林の遊歩道で、落下した枯れ枝が女性観光客を直撃しました。この事故で女性は後遺症を負い、損害賠償を求めて裁判を起こしました。女性は勝訴し、県と国は破れました。この裁判の結果は、おかしいと思います。森を散策し、森の恵みを得るには、それなりの知識と経験が必要です。野外活動をする人のモラルや常識と言っても良いかもしれません。そこで、ドイツと同じように法律を制定します。多く国民が、森の恵みを享受できるようにしたいものです。

3,インドネシアにおける脱過激派プログラム

 イスラム教徒は、スンニ派でもシーア派でも大多数が暴力を否定しています。日本では、欧米からのメディアが優先し、過激派が強調されています。そこで、過激派を穏健な路線に転換させるプログラムを調べてみました。インドネシアのイスラム教は、何百年にも渡って、ゆっくりインドネシアに根付いてきた歴史があります。香料を求めて、中東のイスラム商人がやってきました。この国から香料を得て、莫大な富を得ていたわけです。これらの人々は、コーランの教えに基づいて暴力を否定します。インドネシアの今を生きるイスラーム教徒は、IS(イスラム国)に強い拒否反応を示しています。でも、一部に過激派がいることも事実です。これらの過激派に、脱過激化プログラムを一定期間行いました。そのプログラムが、効果をあげていることが分かりました。彼らから、ジハード精神を放棄させることはできませんでした。でも爆弾の使用を、辞めさせることはできました。ジハードの精神に、無抵抗の人々を殺すことは『アラーが望んでいない』ことを理解させたとされます。テロリストたちの世界観を変えることはできなくても、行動を変えることはできることが明らかになったわけです。過激派は、穏健派を通してコントロールする方法もあることを示しています。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



アイデア広場 その36 1,仕事のできる教師や保育士を守る 2,生活保護者を守る 3,無駄と秘密漏洩から企業を選ぶ

2017-03-24 16:43:29 | 日記
アイデア広場 その36 1,仕事のできる教師や保育士を守る 2,生活保護者を守る
3,無駄と秘密漏洩から企業を選ぶ

1,仕事のできる教師や保育士を守る

仕事は暇な人には寄ってこないで、忙しい人にばかり集まってきます。別の言い方をすると、できない人には仕事がきません。できる人に仕事が集中するということです。社会としても、多くの仕事を確実に期限内に行う人に、仕事を任せたほうが良いわけです。これは、教育や保育の世界でも同様なことが言えます。でも、なぜか有能な人には、クレーマーが寄ってきます。仕事ができる人は、ある面で見えない合理性を持っています。旧来の組織は、言わず、やらず、慣例通りの運営を重視します。仕事のできる人は、前例にはない斬新なことをします。組織の風当たりは、強くなります。この間隙をクレーマーが、突くようです。有能な人材の時間を、クレーマーに奪われることは社会の損失なのです。保育の現場でもそうでしょうが、教育の現場でも理不尽な要求に時間が奪われる被害が起きています。クレーマーの要求を、防ぐ仕組みを考えました。一部の組織では、弁護士と提携してクレーマー対策をしています。より組織的に行うには、市町村や都道府県のレベルで、仲裁機関をつくるのです。クレーマーとのやり取りは、学校や教師個人ではなく、仲裁機関を通す仕組みにします。仲裁機関を通す形にすれば、理不尽なクレーマーの過剰攻撃を抑制できます。また、教師や保育士側が悪ければ、第三者の目で判断できます。

2,生活保護者を守る

生活保護受給者は、約210万人から220万人の間を推移しています。その金額は、およそ4兆円です。この中で特徴的なことは、半数以上が高齢者であることです。高齢者で低年金や無年金の人が、増えているのです。高齢者の貧しい層を、生活保護費で補っているわけです。生活保護受給者が多いのは、怠け者が多いという意見には異論があります。最も、生活保護を悪用する人もいます。でも、どの社会にも悪い人は、一定数います。生活保護者の中で、その割合を大きく超えているという証は、今のところありません。そこで、本当に困っている人に、生活保護を支給する方法を考えました。消費税を30%にアップし、マイナンバーを導入することです。マイナンバーは本当に困っている人に、給付を集中させるために先進国が考えた制度です。その制度を支える根幹が、消費税です。生活保護受給者の半数は、高齢者です。母子世帯も、10万を超えています。これらの制度で、高齢者や子ども達に格差のない生活を保障していきたいものです。

3,無駄と秘密漏洩の視点から企業を選ぶ

 就職において、競争力のある会社を選ぶことは大切です。大卒でも高校卒でも、3年後には30~50%の人達が、会社を変えています。強い会社は、無駄な時間や労働が極力少ないことが目安です。さらに、ライバル会社に、企業秘密の漏洩がない体質の会社ということになります。無駄がなく、秘密が漏洩しない会社を探してみました。工作機械メーカーが製造した機械には、多くの機能がついています。でも、その全ての機能を使う企業は多くありません。使う機能だけを備えた工作機械を、自社で作る企業があります。自社でつくることで、必要な機能だけに特化し、自社の工員が使いやすくしています。ある事例では、自社製作の工作機械を使用すると、生産コストが3分の1になり、電力消費は5分の1になったそうです。余分な機能を削ってコンパクトな機械にしたために、設置面積も3分の1になりました。自社内でつくる工作機械だから、作業がしやすく、技術の漏洩も防げます。工作機械を自社生産し、生産現場をクローズ化し、独自の技術を蓄積しているようです。このような『無駄と秘密漏洩』の視点からの会社見学をしてはどうでしょうか。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。


アイデア広場 その35 1,養育費を確実に回収する仕組み 2,高齢者の覚悟 3,アイデアを捉える切り口

2017-03-23 16:34:31 | 日記
アイデア広場 その35 1,養育費を確実に回収する仕組み 2,高齢者の覚悟 3,アイデアを捉える切り口

1,養育費を確実に回収する仕組み

 日本の産業界は、どれだけ高い教育水準で創造的に付加価値を付けられるかが勝負になっています。安いものをたくさん作って、売りさばく段階ではないのです。南アメリカやアフリカで質の高い製品が作れない原因は、識字率の低さにあります。全国学力テストの分析では、世帯収入が低い家庭の子どもが、正答率が20%も低いという結果が出ています。家庭の経済格差が、学力格差を生んでいるのです。貧困状態の子どもの放置は、日本の未来に暗い影を落としています。貧困家庭の一つに、シングルマザーの家庭があります。離婚しても二人の親には、扶養義務があります。でも、養育費を払わない父親が、非常に多いのです。養育費を払う割合は、アメリカが70%、日本はわずか20%です。母親だけで、子どもを育てることになり、貧しさの原因になっています。養育費を確実にもらい、貧困にならない方法を考えました。アメリカでは親権者が養育費を払わない場合、免許証やパスポートを発行しません。免許証がなければ生活できないため、養育費を払うケースが増えるわけです。この制度を取り入れ、養育費を払う親権者を増やすのです。日本では、滞納時の罰則規定がありません。行政や司法が間に入って、養育費を確実に回収数する仕組みを作ることです。貧困状態のままでは、子ども達は様々なハンディを負い続けます。それが、子ども達だけでなく、日本の将来にも暗い影をおとすことになります。

2,高齢者の覚悟

60~70歳代の人は、あと10年くらいの人生を考えます。この短い期間を、次の世代に負の遺産を残しながら生活をしています。この勝手な行動を、現世の制度が味方するわけです。日本が高度成長が始まる時代に、これらの制度が作られました。50歳とか55歳定年で退職した後、60歳ぐらいまでしか生きられない時代をモデルにした制度でした。でも、今は80歳まで生きる世界最大の長寿国になっています。年金支給の制度疲労が、明らかです。若者は30~40年くらいの長期にわたる人生設計をします。でも、若者が払う年金保険は、今の高齢者が食い尽くしてしまいます。相互扶助の名目で、若者の掛け金が使われているわけです。高齢者もそろそろ、ほころびの大きくなった法制度を現実路線に、切り替える覚悟を決める時期になっています。飢えない程度の食事をし、安定した家族関係を作り、仲間達と共感できる質素だけど精神的に豊かな生活を求めてはどうでしょうか。生活の質を少し落とし、生産に専念するする世代や教育を受ける世代に資金を投入する仕組みを作って欲しいものです。

3,アイデアを捉える切り口 

アイデアが生まれる条件は、困った時や不便を感じた時です。化粧でアレルギー出る問題が起きれば、解決する知恵が出てきます。肌のアレルゲンとなる物質を使わずに、化粧品を作れば良いわけです。肌に良い材料を使い、なおかつアレルゲン物質にならないものを使うようになります。例えば、化粧の『のり』を良くする材料を使います。その材料と人体の分泌する物質が、相乗効果を出すような素材を選びだします。睡眠を十分に取ると成長ホルモンが出て、肌の新陳代謝を活発になり、肌ががなめらかになり、化粧のりがよくなります。そこで、成長ホルモンと相性の良い素材を探すなども一つの切り口です。すでにあるものを組合せ、時間をずらし、素材の入れ換えなどを工夫しながら新しいものを作るわけです。他人が普段気がつかないことに着目することも、一つの才能です。『なぜだろう』といった疑問や好奇心を持ち続けていると、アイデアは往々にして突然やってきます。それをつかんだときは、幸せな気持ちになれます。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。




アイデア広場 その34 1,保育園の騒音を認める法律を制定 2,残業における現在と未来の問題点 3,仕事と時間泥棒とアイデア

2017-03-22 16:41:34 | 日記
アイデア広場 その34 1,保育園の騒音を認める法律を制定 2,残業における現在と未来の問題点 3,仕事と時間泥棒とアイデア

1,保育園の騒音を認める法律を制定

 保育園の必要性を叫ばれる一方で、保育園の新規開設が騒音問題で白紙になるという事例が報告されています。子ども達が元気に騒ぎ動き回ることは、子ども達だけでなく、社会の成長・発展に必要不可欠な潜在力です。その可能性に「迷惑だ」の理由で、保育園の設置に反対する大人には失望してしまいます。『迷惑だ』と主張する人達を、一方的に非難することもできないのが、民主国家であり先進国なのでしょう。でも、本当に成熟した国家は、この矛盾を解決してしまいます。ドイツでは騒音が原因で、ある幼稚園が廃園に追い込まれました。廃園事件後、全ドイツにおいて「子ども施設の騒音への特権付与法」が成立しました。この法律により、子どもの声は騒音規定から除外されました。元気に泣いている子どもが、みんなから祝福されるような社会でありたいものです。

2,残業における現在と未来の問題点

 残業時間が、問題になっています。人は、8時間を睡眠などの生理的時間に使い、8時間働いて生活費を稼ぎ、稼いだお金で8時間の余暇を楽しむという生活をします。ところが、働く時間が増えて、生理的時間も余暇時間も減少しているのが日本です。2000時間働いてお盆に1週間の休みが取れる日本の姿があります。一方、1300~1500時間働いて、1ヶ月のバカンスを楽しむ欧米の姿があります。長い目で見ると、生理的時間も余暇時間も取れない労働者は、退職後心身の劣化が目立ちます。平均寿命が延びても、健康寿命は延びないのです。生理的時間を十分に取った労働者は、退職後も心身は健康を保つことができます。さらに、余暇で行った趣味のおかげで、退職後も思いっきり楽しむ事ができます。健康寿命が延びるわけです。残業は現在の問題だけでなく、将来の医療費や生活保護の問題にまで関わってくることなのです。

3,仕事と時間泥棒とアイデア

 仕事をする時には、開始時間と終了時間を決めます。時間を決めても、全てが仕事に集中できるわけではありません。60%は予定した仕事に、20%は時間泥棒に、20%をふと思いついた創造的な仕事に使います。開始と終了を決めることで、他人との距離を置く能力を身に付けていきます。他人との距離を、不愉快な印象を与えずに貫く方法があります。食事の接待を1時間30分と予定したら、最初にそれとなく相手に『にこやか』に伝えておきます。長期の渡る仕事のの場合、工程表を描きます。当然、任せる仕事も出てきます。任せた仕事と期限は、ToDoリストで管理していきます。直接的にせよ間接的にせよ、仕事を人に任せることは大切なことです。1日のスケジュールには、規則的に短い休息時間を入れておきます。意外とこの短い時間に、アイデアが出てくるのです。アイデアが出てきた日は、『ラッキー』となるわけです。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。