ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

ウオーキングより行動半径の広いサイクリングの魅力 アイデア広場 その1340

2023-12-31 17:39:02 | 日記


 持久力や筋力が維持できたり、それらが高まったりすることは楽しいものです。でも、身体的な動きを超えた速さで、より広い範囲を移動することも楽しいものです。サイクリングやバイクによるツーリングは、ウオーキングでは体感できない、各地の風景や史跡を見ることができます。コロナ禍で注目されたものに、自転車通勤やサイクリングがあります。先日テレビを見ていたら、インドネシアなどでも自転車通勤が増え、交通渋滞の軽減に役立っているとのことでした。もちろん、日本の自転車通勤も増えています。電車通勤で生じる3密を避ける行動として、会社から奨励される場合もあるようです。ここに来て、自転車通勤の社員の生産性が上がっているのではないかという声が、上がるようになりました。自転車運動という活動は、交換神経を活発にします。この自転車通勤による交感神経の活発な状態から、すぐに仕事に移行できるわけです。仕事の効率が上がるのは、当然ということになります。会社側も健康の維持増進はコストでなく、投資と考えられるようになってきています。シャワー室を設けて、自転車通勤を促す会社もでてきています。社員に健康になってもらい、生産性を上げるノウハウが蓄積できれば、会社も社員もハッピーです。今回は、自転車の有用性について考えてみました。
 自転車は、環境負荷が軽く、健康増進に役立ちます。自転車はにぎわい創出の重要なアイテムとして、いろいろな都市や地域に定着しています。これを実現している都市に、イギリスのロンドンとアメリカのニューヨークにあります。2008年にロンドン市長のジョンソン氏(元の首相)は、スーパーサイクルハイウェイを整備しました。自転車を利用しやすいように、自転車レーンをつくって道路を整備したのです。また以前、ニューヨークでは、タイムズスクエアが自家用車や黄色いタクシーで混雑していました。現在、タイムズスクエア前はオープンカフェとして、自転車道が整備されています。これらの都市を含めて欧米では、1人でも移動できる環境が整備されているのです。歩いたり走ったり、自転車に乗ったりすることは日常の移動の中に取り入れられているわけです。このような日常的移動に伴う運動は、体力の維持と向上を促し、生活習慣病のリスクの減少をもたらします。先進国では、医療費の約3割、死亡者数の約6割が、生活習慣病を起因しているとされています。サイクリング道路の整備には、体力の向上、生活習慣病のリスクの減少、医療費の減少などの目論見があるわけです。この二つの都市に限らず、だれもが体力に応じ無理なく自転車を楽しめる環境を整えたいものです。
 余談ですが、警察は自転車の取り締まりを強化する方針を打ち出しました。大義名分は、自転車事故が増えているので、それを軽減することです。でも、日本は、自転車道路が整備されることなく、交通法規が導入された国です。自転車の取り締まりを強化することで、外出を控える人々が増えれば、自転車によって健康を維持、増進していた方が減少します。このことは、医療費の増加、健康年齢の低下などの弊害をもたらすことに繋がりかねません。できれば、自転車道の整備を行いながら、交通の取り締まりをして頂きたいものです。
 日本の地方都市にも、変化が見られます。東北では、人口規模の大きい市を中心に自転車を使う人が多くなっています。仙台市は、横浜市や東京都江東区に次いで、2013年にドコモのシェア自転車を導入しました。仙台市では、2022年11月時点でポートの数が121カ所になり、自転車は940台まで増えています。この普及につながったのは、料金設定のわかりやすさと利便性の高さにあるようです。基本料金2200円の月額会員になると、30分以内の利用は無料になります。その後の利用料金は、30分ごとに165円ずつ上乗せされていきます。もっとも、仙台駅から青葉城の麓まで、自転車なら30分で行けます。駅から4㎞の圏内は、月2200円の基本料金だけで通勤通学が可能になるわけです。仙台市は、当初は観光目的での利用が多いと想定していたようです。でも、中心部ではスーツ姿でシェア自転車をこぐサラリーマンの姿が目立つようになっています。シェア自転車の導入は、駅から市中心部の近距離の移動やバス路線に代わる交通手段になるのです。公共交通機関と自転車を組み合わせる取り組みは、環境に優しく、健康の維持向上にも役立ち、行動力を高める要因にもなるようです。
 自転車の実用性を目指す動きと同時に、観光用としての利用を推し進める自治体も増えてきました。その中で、滋賀県の取り組みが注目を集めています。もちろん、琵琶湖1周(ビワイチ)への挑戦です。日本一大きな湖を、自転車で1周したいと思うサイクリストは多いようです。ある京都市の大学生は、友人と1泊2日のビワイチを経験した満足感に浸っていました。 彼は、「観光スポットやカフェを楽しみながら、ビワイチをやり切った」と誇らしげでした。琵琶湖の一周は、約190kmになります。この190kmは、「しまなみ海道」広島県尾道市一愛媛県今治市の3倍近い距離になります。190kmは「初心者」には難しいように思えますが、道の大半は平たんで走りやすいコースになっています。2022年に琵琶湖一周の経験者は、のべ約10万人(前年比17%増)になります。この素晴らしい観光資源を生かそうと、滋賀県の官民連携の協議会は2019年から「ピワイチ・プラス」と銘打ち、11コースを新たに推奨しています。
 滋賀県は、ビワイチを琵琶湖一周という狭い概念でなく、滋賀を自転車で巡る観光のブランドに育てたいようです。県内には戦国武将の城跡や寺社が多く、里山の風景も残ります。観光客の方に、県内くまなく自転車で訪ねていただき、史跡や自然に触れてもらうわけです。滋賀県はビワイチのブランドによって、宿泊や飲食で消費を膨らませる狙いが見えます。琵琶湖一周はのべ約10万人で、宿泊など経済波及効果は約9億円(同5%増) に達しました。インバウンドでにぎわう京都の陰に隠れてきた滋賀県が、自転車をテコに巻き返しています。「官」が主導し民間が協力する好連携で、自転車の活用を模索する自治体の一つのモデルになりつつあります。県東部を走る近江鉄道(彦根市)は、沿線4コースをモデルルートとして公開しています。ここでは、一部の路線と駅を除き、特定の時間帯には自転車をそのまま列車に持ち込める配慮がなされています。大津市の湖岸ホテル、琵琶レイクオーツカは、2024年、自転車を持ち込める部屋を増やす予定です。大津市や琵琶湖汽船と組み、湖上観光とサイクリングを組み合わせたツアーも試行しています。さらに食品スーパーの平和堂は県内の直営全74店がパンク修理の工具貸し出しなどで支援する体制も整えています。ソフトなサイクリストの獲得に軸足を移し、宿泊や飲食で消費を膨らませる狙いです。サイクリストを引き付ける観光資源を、琵琶湖周辺は豊富に持つ地域でもあります。
 私事ですが、広島の尾道に行ったとき、レンタサイクルでぶらぶらしたことがありました。そのお店には、外国人の方も来ていました。彼らは、瀬戸内海のしまなみ海道の方に向かっていきました。台湾の人達が、尾道から四国に行く姿があるようでした。いろいろな地域で自転車を乗ると、その地域にあった自転車が求められます。奈良は坂道が多いので、レンタサイクルは電動自転車が便利でした。宮城県の船岡には、山本周五郎の小説「樅ノ木は残った」で有名になったソメイヨシノ1000本桜があります。白石市でレンタサイクルを借りて、船岡までのサイクリングの往復は平たん地で、ママチャリでも十分でした。地域によっては、道路が自転車向きでないデコボコのところもあり、そんな場合はタイヤが丈夫なものが良いようです。距離を稼ぐのであれば、スポーツバイク系になるようです。その土地に合ったバイクを使うか、その土地の地形に自分体力を合わせ、バイクを乗りこなすか、どちらにしても、サイクリストには楽しい選択になるようです。
 最後に、自転車利用の明暗のお話しです。自転車大国と言えば、中国でした。その中国は、自動車による大気汚染がひどくなりました。そこで、運用台数が、700万台のシェアリング自転車を運用するビジネスが現れました。このシェアリング自転車が普及した理由には、QRコードにスマホをかざすだけで借りられるという便利さにありました。全ての車両に全地球測位システム(GPS)と通信用のSIMカードを搭載していたのです。この中国のレンタサイクルは、30分16円で使えました。今この700万台のレンタサイクルは、空き地に数多く無造作に積み上げられています。中国における自転車のシェアリングは、失敗したようです。環境に優しいはずのシェアリング・ビジネスが、大いなる資源の無駄遣いを招いているわけです。日本にも、これと似たような状況があります。自治体で用意したレンタサイクルが使われずに、廃車になっていく状況も見られます。
 一方、明の部分は、観光への波及効果です。台湾では、自転車を使った観光を好みます。自転車さえあれば、彼らはサイクリングの旅行を楽しみます。問題は、台湾の人々が観光に来ている場所に、レンタサイクルが少ないことなのです。台湾で人気になると、大陸の中国系の人々に受け入れられることが良く知られています。日本人にはわからない魅力的な場所や光景を、スマホで発信しています。自動車や電車などよりスローな景色を、間近に見たり接したりする旅行に移行することがこれからのインバウンドでは予想されます。この予想にかなう道具が、レンタサイクルになるようです。このレンタサイクルを新しく用意することは、ハードルが高くなります。ここでは、シェアの発想がでてきます。外国の方が魅力的な場所を発信した場合、その地域の各家庭が持っている自転車をシェアできる仕組みを作れば、大きな投資をすることなく、自転車を準備することができます。このシェアシステムを構築できる人には、ビジネスチャンスになるかもしれません。

老後資金2000万円の問題を克服する小さな仕事  アイデア広場 その1339

2023-12-30 17:51:58 | 日記

 以前、金融庁から提案された老後資金2000万円問題が、話題になりました。この2000万円問題は、高齢者の中でも働いていない無職世帯のデータに基づいたものでした。老後資金2000万円では、家計収支で月5万5000円の赤字が30年続いた場合の試算というものでした。この2000万円の不安が、助長される状況が生まれています。近年の物価上昇により、今後はもっと多くの金額が必要になると予想されるようになったことです。この不安は、2000万円の捉え方になります。日銀の金融広報中央委員会の調査によると、60代の平均貯蓄額は2317万円になります。そして、70代の貯蓄は60代より少し上の2360万円になります。この平均貯蓄額に騙される方もいるので、もう少し、実態を詳しく見ていく必要があります。実態に近いデータは、小さい順に並べて真ん中にくる中央値になるのです。この中央値でみると、60代で 1270万円で70代では1200万円になります。大まかに見ると、60~70代の約半分は貯蓄額が1200万円以下ということになるわけです。ある意味で、高齢者の大半の人々は、1200万円の貯蓄を持ち、それで老後の備えを行うことになります。
 多くの方が心配していることは、定年後に年収の額が大きく下がることです。その定年後の年収は、60~64歳の平均値が357万円で、中央値は280万円になります。65~69歳になると平均値で256万円になり、中央値で180万円まで下がります。ある意味で、多くのシニアは、180万円前後の年収で生活することになります。赤字の額が最も多いのは65~69歳の方たちで、月平均6万4000円になります。不思議なことに、年齢層別の家計収支の分布を見ていくと、60歳代後半を過ぎて、70歳以上になると徐々に赤字が縮小していくのです。70歳から84歳までの累計赤字は、630万円で、老後資金は1200万円でも十分に足りる光景が見えてきます。さらに、驚くべきことは、85歳以上になると黒字に転換しているのです。1200万円は、平均値(2300万円)の半額程度ですが、過度な心配をしなくとも良いということになります。蛇足ですが、70歳以上になると、若いころの様に旅行などの高額消費が減ることが、赤字を招かない要因になるようです。さらに大切なことは、一定の健康状態でいることが、この赤字縮小に不可欠の要因になります。
 企業の定年後の継続雇用は、大半が65歳までになります。60代前半の就業率は、求職中なども含めると約7割になります。60代後半の就業率は、約5割という数字があります。これらの働く方たちの年収180万円なら、12カ月で割ると月収15万円になります。月収15万円は、65~69歳の無職世帯の平均赤字額、6万4000円を十分にカバーできることになります。夫婦で少し働いて世帯で月10万円も稼げば、赤字を解消できるわけです。その上、貯蓄も少しできて、老後資金を増やすことも可能になります。さらに、夫婦で1人10万円ずつ、世帯で月20万円稼げば、 60代が老後資金の大きな貯蓄の時期になるかもしれません。定年後も定期的に少し働いて、稼ぐことができれば、老後資金として2000万円も用意する必要はなくなるわけです。
 次に、シニアの労働市場を探ってみました。すると、シニアの有利な労働市場が現れていました。慢性的な人手不足もあり、えり好みしなければ仕事に困ることはまずはありません。えり好みしなければ仕事に困ることはなく、賃金の水準も2015年頃から上昇し続けています。短時間労働者の平均時給は高まり、高齢者でも収入を得やすい環境が整ってきているのです。でも、再雇用後のシニアの職探しに関しては、頭を切り替える必要があります。現役時代の実績や役職を生かそうとしても、そうした仕事はないと考えてください。体力を考えれば、デスクワークを希望する人も多いのですが、現実は難しいものがあります。シニアの仕事先として多いのは、飲食や販売などのサービス業や工場、清掃や警備などのノンデスクワークになります。再雇用が終われば、短時間の小さな仕事で少額の収入を得るケースが主流になります。シニアは、いわゆるアルバイトやフリーランスなどの形で働き続けるケースになるようです。
 このようにアルバイトやフリーランスで働くシニアは、幸せなのでしょうか。働かずに暮らせるだけの資産を持つ人の生活を、うらやしいとは思わないのでしょうか。世の中には、面白い調査をする人たちがいます。働く人(就業者)と働かない人(無職の人)を比較し、「幸福(満足)である人の割合」を年齢別に調べた調査があります。この調査によると、仕事に対する満足度は、入社まもない20歳前後では4割を超えていました。でも、この満足度は、20歳後半から徐々に下がって、30歳~40歳台の現役時代は35%前後で推移していきます。そして、50歳代になると、満足度が最も低い位置になります。年齢別に分布を見ると幸福度は50歳が最も低いことが分かりました。でも、この魔の50歳を過ぎると、幸福度が上昇していくのです。50歳より上の世代では年齢が高まれば高まるほど、幸福度が上昇していくという結果なのです。この調査の面白い点は、定年後は、就業者も非就業者も同様に幸福度は高くなることを示しています。その中でも、働いているシニアの方が、無職のシニアよりも幸福度が高いことを示しています。さらに60代後半から70代前半では、就業者の幸福度が全体を上回る結果となっていたのです。高齢者の働く姿を見るとつらくなると言う一般的な気持ちと、働くシニアの心理的実態は異なっているようです。
 ポジティブな姿勢が、幸せな気分をもたらします。定年後も、小さな仕事でも働くことは、ポジティブな気分を高揚させるようです。韓国の宅配事業団では、朝から高齢者が宅配依頼の入るのを待機室で待ちかまえています。軽量の荷物や書類を届ける仕事を、高齢者が待っているのです。この国では、65歳以上の高齢者が地下鉄を無料で利用できるのです。無料の地下鉄を使えば、宅配を安く請け負うことができるために依頼は多いのです。宅配歴6年の73歳の老人は、地図アプリを使いこなしてスムーズに配達をこなしています。1日の稼ぎはおよそ約1700円で、月に51000円を稼ぎます。この国での月51000円の収入は、年金を上回る額になります。韓国では、老後の保障を十分に行うことができないのです。でも、彼らは楽観的です。歩くことは健康に良いし、毎日決まって出かけるところがあって幸せだとポジティブです。日本のシニアも、負けてはいません。たった3部の新聞を、配達おばあちゃんがいます。おばあちゃんは、毎朝4時頃新聞を3部取りに来て、隣に配って一日100円ほどの賃金をもらうのです。一日100円が1カ月になると、3000円ほどになります。このおばあちゃんは、3000円を使ってお孫さんにお菓子を買ってやるのが楽しみなのです。このおばあちゃんの新聞配達は、韓国のシニアと同じように、生きがいを享受しています。働くことが、苦労ではなく、そこに楽しみや幸せを見出すシニアも多いのです。
 最近の世相を反映し、老後資金の不安には根強いものがあります。公的年金は先細りが予想されるうえに、物価が上昇しています。暮らし向きは、苦しくなると考える人が増えています。でも、老後資金を確保する手段としては、定年後も簡単な仕事で働き続けるという選択肢もあることがわかります。短時間労働者の平均時給は、2021年には1263円まで高まっています。これは、法定の時間給より高い数字になります。人手が必要な現場の仕事は慢性的に働き手不足に陥り、シニアでも雇われやすい状況が生まれています。短時間の小さな仕事が、主流になっています。この小さな仕事に、シニア層では満足度が高くなっている現実があります。この満足度の高まりは、仕事の負荷や責任レベルが下がってストレスが減ることが一つの要因になっているようです。仕事の負荷や責任のレベルが高い50歳の就業者は、幸福度が全体と比べても低くなっています。そこから解放されたシニアは、小さな仕事においても満足度が高くなるようです。今の状況は、夫婦で月10万円ずつ稼げば、老後資金の心配を解消できて、幸福度も増す状況があります。満足度が60歳を過ぎると45%を超えて、70歳では59.6%が仕事に満足しています。この幸せな状況を、享受したいものです。




Finding friendship between Japan and China in the nursing care situation in China.   1064 

2023-12-29 18:05:30 | 日記

 Traditionally, home care by family members or housekeepers is common in China. In this country, housekeepers and family members place cots next to the elderly and provide 24-hour companionship and care. However, once bedridden, recovery is often difficult. Once an elderly person becomes bedridden, 24-hour care places a heavy physical, mental, and financial burden on the family. Once an elderly person becomes bedridden, there are cases that family members are forced to quit their jobs. Continuing to provide care 24 hours a day places a huge burden not only on the family, but also on China's social and economic system. There are over 400 million elderly people in China. The burden of these 400 million people has come to show the limits of 24-hour care.
 However, if a problem arises, China has the power to solve it. China is still trying to figure out how to respond to a nursing care society in which it has no experience. The Chinese government has included an increase in the legal retirement age in its five-year plan to 2026. The intention seems to be to have people work long hours and use that work to pay for nursing care. There is also a bit of anxiety. The number of working young people in China is decreasing. In an aging society, securing workers and stabilizing the pension system and medical and nursing care system is inevitable. In China, the declining birthrate is accelerating and there are concerns about a labor shortage in the medium to long term. There will be a shortage of workers to provide care.
 There are hints to solving China's nursing care problems in Japan. The model for China will be Japanese nursing care, which focuses on independence support and preventive care. Mr. Sendo has been involved in nursing care support in China since 2015. Shanghai Fuyuan Kyoyo Health Management invited Mr. Sendo from Japan. He teaches Japanese nursing care to Chinese staff. Shanghai Fukuen Kyoyo Health Management is an organization that operates 40 nursing care facilities in Shanghai. In China, only 25-30% of people who develop cerebral infarction are able to recover their physical functions. If a person can become independent through early rehabilitation, there will be great benefits for the person, the family that provides 24-hour care, and society that needs workers. If those in need of care were able to become independent through early rehabilitation by experts, as in Japan, society would move smoothly. Japan's independence support nursing care is also in need in China. If this system runs smoothly, it may become a bridge of friendship between Japan and China.

토마토의 안정적인 생산으로 이익을 올리는 메커니즘 아이디어 광장 256

2023-12-28 17:50:22 | 日記


 지난 10월부터 11월까지 토마토의 시장 입하량은 작년에 비해 크게 줄었다. 10월 중순의 도쿄도 중앙 도매 시장에의 토마토의 입하량은, 전년 동기와 비교해 6할 감소했습니다. 시장에의 입하량은 작년에 비해 6할 줄어들고, 매장 가격은 예년의 2배의 급등입니다. 토마토의 단가는, 통상의 것이 1킬로그램당 360엔 정도입니다. 그것이 10월 중순 시점에서, 1킬로그램이 1060엔에도 치솟고, 전년 동기의 2배가 되고 있습니다. 토마토 가격 상승의 원인은 생산의 감소가 될 것입니다. 크게 줄어들고 있는 이유는 올 여름의 고온에서 열매가 되지 않는 케이스가 잇따르기 때문입니다. 고온 때문에 각지에서 생육 불량이 발생하여 생산이 크게 떨어진 것이 원인이 되고 있습니다.
 곤란한 것만으로도 문제는 해결되지 않습니다. 새로운 궁리도 떠오르고 있습니다. 동일본 대지진 후, 토호쿠의 태평양 연안부의 많은 지역에서 토마토는 노지 재배에서 하우스 재배로 바뀌었습니다. 이 하우스 재배에서는 중유에 의한 난방 사용이 주류가됩니다. 토호쿠에서 토마토 하우스 재배는 겨울에서 봄과 여름에서 겨울의 두 번 재배하는 경우가 주류입니다. 이 중유를 사용하는 방식이 이번 여름의 고온에 의해 그 단점이 밝혀졌습니다. 이 단점을 수정하는 방식은 동북전력의 연구개발팀에 의해 개발되었다. 본 연구개발센터에서는 히트펌프의 냉방을 이용한 방식을 만들었습니다. 팀은 이 방법을 사용할 때 10아르당 수입과 비용을 계산했습니다. 그 시산에 의하면, 전기를 사용하는 히트 펌프 방식은, 10아르당 200만엔 정도 걸립니다. 그렇지만, 종래의 중유에 의한 방법보다 3할(약 80만엔) 많은 335만엔의 수익을 전망할 수 있다고 하는 결과를 냈습니다.
 도호쿠 전력은 여름철 야간에 비닐 하우스에서 냉방을 사용하여 당도가 높은 토마토를 수확했습니다. 여름 밤에 기온이 떨어지지 않으면 작물은 체력을 소모하기 쉽습니다. 여름에 히트 펌프를 가동시켜, 하우스 밖보다 3도 정도 낮은 온도에서 키웠습니다. 여름부터 겨울까지의 재배는 여름에 히트 펌프를 오후 9시경부터 다음날 아침 4시경에 가동시킨 것입니다. 냉방을 사용하여 당도가 높은 토마토를 10~12월에 수확하는 데 성공한 것입니다. 일반적인 토마토는 당도가 3~5도입니다. 당도가 8~9도가 되면 가격도 1300엔 정도로 상승합니다. 게다가 당도가 10도 이상이 되면, 동 2000엔 정도의 고가격으로 거래되게 됩니다. 이러한 냉방설비의 도입이 안정생산과 안정수입 실현을 가능하게 하는 것 같습니다.





SNSによるいじめを軽減する対策 アイデア広場 その1338

2023-12-27 18:21:06 | 日記


 2014年以降、いじめの認知件数は増加が続いていました。でも、2020年は大幅な減少となりました。ある面で、喜ばしいことですが、2021年と2022年には再び増加傾向に向かっています。ちなみに、文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校調査」では、2019年のいじめの認知件数は61万件でした。それが、2020には52万件減少したのです。でも、2021年には61万件になり、2022年には68万件になってしまいました。いじめは、小学校3年生あたりから、顕在してくる傾向があります。小学生の場合、比較的いじめの把握が容易です。中学校や高校になると難しくなります。特に、集団内のいじめは、誰がいじめたのか、いじめた事実があったのかなど、認定が困難な場合が出てきます。近年は、SNSなどインターネット上の閉鎖空間でのいじめも目立つようになりました。閉鎖空間でのいじめに対して、学校や家族が把握できない事例も増えています。多くの小中学生は、スマホを持つようになります。ネットの閉鎖空間では、目に見えないいじめが始まります。今回は、このSNSによるいじめの軽減策を考えてみました。
 近年は、いじめられる側の心理的苦痛や身体的苦痛、そして金銭的要求や自由の束縛についての事例が克明に理解されるようになりました。この流れの反動として、いじめる側に対する社会制裁が顕在化してきました。その事例が、東京オリンピックに見られました。この大会では、オリンピック・パラリンピック開会式の楽曲制作担当の方が辞任しました。この方は、過去の雑誌のインタビューで、学生時代にいじめをしたこと告白していました。この過去の雑誌の内容と学生時代のいじめに対する批判が、SNS等で続出する事態になったのです。批判の対象になっていた方は、「障害のある生徒へのいじめなどを認め、深い後悔と責任を感じております」と謝罪しました。謝罪後も、国内外から批判はやまず、米NBCは「差別的で暴力的な行為をした人物が五輪やパラリンピックに関わる資格はあるのか」と批判するツイッターの投稿を紹介していました。AP通信も辞任を求める声がインターネット上で高まっているとし「多様性と人権擁護というオリンピックの原則に違反している」とする専門家の見方を伝えたのです。ここには、いじめをする人間、いじめをした人間に対する厳しい見方があります。一度過ちを犯した人に対して、社会は長期間にわたって許さないという状況が生まれつつあることです。
 もう一つの事例は、より深刻な側面を持っています。現在、就職活動中の学生が過去にSNSへ投稿した内容に関する企業からの調査依頼が増えています。この調査を行っている会社は、企業調査センター(東京・千代田)になります。この会社は、「裏アカウント」の調査代行サービスを起こっています。この採用活動時のSNS調査は、迷惑動画や差別的発言の有無の確認が目的になります。就職活動中の学生のエントリーシートを見ながら、「懸念あり」の投稿を次々に発見していきます。エントリーシートを見て、数人の調査員が新卒や中途採用候補者の「懸念あり」を発見します。誕生日や出身校といった情報をもとに、知られていないアカウントを探り当てていくのです。最近の若者は、1人でアカウントを、10個以上を使い分けている場合もあるようです。それらを特定し、早ければ10分、難しいケースなら数時間かけると分かるようです。投稿内容を確かめ、4段階で評価した調査結果を依頼企業に報告します。約7割は「懸念なし」のA評価で、懸念ありは、未成年時の飲酒やアルバイト先での不適切な動画投稿が見つかるケースになります。不適切な動画投稿は、B~D評価をつけて会社に報告しています。
 そもそも、このような調査のサービスが生まれた背景があります。調査依頼が増えたきっかけとして、コロナ禍でオンライン面接が広がったことがあります。企業側は、従来の対面形式に比べて、画面越しでは学生らの雰囲気や人柄をつかみにくいと不安に感じていました。企業側も警戒し、問題になりそうな投稿をしていないかを確かめること行いました。でも、専門の調査会社に依頼するようになったようです。面接では分からない部分を採用前に知るために依頼する企業が多いのです。問題になりそうな投稿が、採用後に思わぬトラブルを防ぐ狙いがあります。ミスマッチや入社後のトラプルを防ぐため、面接では分からない部分を採用前に知る狙いです。このサービスは、3年前に始め、2022年の依頼件数は6700人分を超えて前年より約2割増えました。「裏アカウント」の調査代行サービスは、1人あたり1万6500円で企業から依頼を受けます。この調査代行サービスを、100人単位で依頼する企業もあるとのことです。
 もちろん、このような「裏アカウント」の調査代行サービスの問題点を指摘する識者もいます。厚生労働省指針は、公正な採用選考のために「配慮すべき事項」を提示しています。職業安定法は、採用活動時の出自や思想信条などの個人情報の収集を原則認めていません。適性や能力に関係のない情報の把握や身元調査が「就職差別につながる恐れがある」と指摘しています。この調査が、必要のない個人情報の把握や別人との取り違えにつながらないか危供する声もあります。万一、裏アカウントが実際は別人のものだった場合は本人が被る不利益が大きくなります。もっとも、現在の流れから言うと、いじめや差別的発言の有無の確認が目的の場合、ただちに身元調査に当たるとはいえないとの意見も多くなりつつあります。今後は、SNSなどの投稿する場合、十分に注意を払うことが求められます。しかも、この種の投稿はほぼ永久に残ることを前提にしなければなりません。
 2022年度の文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校調査」で、いじめとして認知された計約68万件のうち、「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」は2万3920件に上り、過去最多を更新しています。SNSなどでいじめをしている人たちは安易に発信していますが、中傷のSNSの痕跡は残ります。調べようとすれば、調査代行サービスのように短時間で、そして長い時間をかければ、確実に追跡は可能になっています。たとえば、中国国内で主席を誹謗するSNSが出れば、すぐに発信者は判明します。ビッグデータやAIなどの性能が向上したために、時間とお金をかければ可能になってきたことです。ビッグデータやAIの進歩は、想像以上の速さで進んでいます。しかも、過去に遡って、発信者の特定が可能になっているわけです。ネットによるいじめは、証拠が残り、事実認定を得やすいという状況が生まれています。そこで、悪意あるSNSを発信することのリスクが存在するわけです。蛇足ですが、ホリエモンの愛称で辣腕事業家と知られている堀江貴文氏は、悪意あるアカウントに厳しく対応して、金銭和解の話し合いを進めています。彼は、「現在は、誹誇中傷の投稿はブラットフオーム側での照会が可能になっており、アカウントの開示請求が認められ、訴訟も起こすことが可能になった社会である」と述べています。金銭的和解の対応は、悪意あるSNSを発信に対する強力な抑止になっているようです。SNSいじめも、いずれこのような対応をすることによって、下火になるかもしれません。
 SNSにミカンやマスク、そして喉のいがらっぽさなどの言葉が出てきたときには、インフルエンザの流行が予測されます。同様の手法で、地域の中高校生のSNSの使用時間、言葉などが、一つの指標になります。学習に関する用語が多ければ、学習にいそしんでいることが推測されます。次に、中高校生のスマホの位置情報から仲間集団を把握することになります。深夜の集まりは、望ましくない行動となります。仲間が深夜に集まることを繰り返していれば、望ましくない行動を取っていると推定されます。深夜にメールのやり取りをしていれば、やはり望ましくないと推定されます。これに授業の成就度や成績の低下が重なれば、望ましくないパターンと判断されます。これらの情報が、「裏アカウント」の調査代行サービスに把握される時代になってきたのかもしれません。
 余談ですが、アメリカのニューヨークにある分散型金融の企業から、660億円の暗号資産(仮想通貨)が流出した事件が発生しました。今回の流出額は2018年に日本の仮想通貨交換所から不正流出した580億円を上回り、過去最大規模となります。暗号に守られた仮想通貨が、これらの不正流出事件によって安全性の問題が改めて浮き彫りになっています。今回の流出劇に関しては、多数の業界関係者によって追跡されています。流出した資金が多ければ、送金先のアドレスを特定することは容易になります。誰が、送金し受け取ったかが分かる仕組みができています。暗号資産を盗んだ後の処理が、難しくなってきているのです。暗号資産は、高性能のコンピュータと膨大な使用電気によって守られています。この2つを打ち破る仕組みを作れば、誰が、いつ、どこで、何のために、どのようにして盗んだか分かる未来が来るわけです。安易なツイッターやブログなどの暗号は、すぐに完読される時代が来るということになります。技術の進歩を理解できる子ども達は、いじめにデジタル機器使わないようになるかもしれません。



태양 패널 재사용  아이디어 광장255 

2023-12-26 17:39:29 | 日記


 최근, 태양광 발전의 마이너스면이 강조되고 있습니다. 미야기현 등에서는, 메가 솔러 발전소의 개발이 중지가 되는 사태도 발생하고 있습니다. 난개발에 의해 재해를 초래할까 걱정되게 되었습니다. 산의 가파른 경사면에 만들어진 메가 솔라 발전소는 위험한 존재가됩니다. 그 태양광 패널이 전세계에 넘치는 상황이 태어나고 있습니다. 현재의 태양광 패널의 생산 매수를 고려하면, 2030년 이후에는 중국과 동남아시아에 폐 패널이 넘치는 현실이 기다리고 있습니다. 수년간의 지나친 태양광 패널의 대량 폐기가 걱정되고 있습니다.
 거기서, 수명이 지난 태양광 패널의 유효 이용을 찾아 보았습니다. 현재는 중국 기업을 중심으로 태양광 패널의 엄격한 판매 경쟁이 이루어지고 있습니다. 중국의 패널 기업에도 도산이라는 파도가 밀려있는 현실이 있습니다. 생산은 포화 상태입니다. 태양광 발전 사업의 주요 전장은 패널 생산에서 패널 유지 보수 관리로 옮겨가고 있습니다. 패널은, 설치하고 나서 해마다 발전 능력이 저하해 갑니다. 고장도 많아집니다. 그 때에는 현장에 신속하게 달려 부품 신속하게 교환하고 발전 능력을 유지하는 서비스가 하나의 비즈니스가 됩니다. 태양광 발전소의 가동 상황을 드론이나 감시 카메라로 원격 감시하는 사업에도 수요가 나오고 있습니다.
 오카야마현 신미시 있는 신미 솔라 컴퍼니가 새로운 기술을 개발한 것입니다. 이 기업이 개발한 태양광 패널의 재활용에서는 수증기를 이용한 열분해로를 사용합니다. 이 열분해 장치에 걸면 접착제와 플라스틱 재의 백 시트는 기화되어 벗겨져 버립니다. 열분해로는 수증기와 함께 접착제와 플라스틱을 회수하여 물과 유기물로 분리합니다. 분리 후에는 유리 조각, 구리선 및 태양 전지의 셀 조각은 남아 있으며 이산화탄소를 배출하지 않고 처리가 완료된다는 우수한 것입니다. 지금까지 70% 정도에 머물렀던 재활용률은 신방식으로 약 95%까지 높일 수 있습니다. 이 기업은 태양광 패널의 분해뿐만 아니라 재생이 가능한 공정도 시야에 넣고 있는 것 같습니다. 태양광 패널은 2030년대 후반부터 연간 50만~80만톤 분이 수명을 맞이합니다. 이러한 태양광 패널을 재활용할 수 있다면 현재 전력 수요의 부분적인 문제 해결에 기여할 것입니다.




How sports produce good human resources Idea Plaza Summary1063 

2023-12-25 17:24:32 | 日記


 High school baseball may seem to be thriving, but the reality is that the number of baseball clubs and club members across the country is decreasing. Looking at the freedom and ingenuity of the world's top athletes in their practice methods and attitude towards games, it seems that Japanese high school baseball has some formal aspects and parts that individuality and freedom are difficult to recognize. In Japan, a framework has been created for a long time to define what high school baseball should be like, and they have always lived within that framework. Although it is considered an educational activity, cases of corporal punishment still continue to be reported in high school baseball. Athletes who were exposed to corporal punishment while growing up become coaches and continue to do the same.
 The baseball team of Keio Gijuku High School (Kanagawa) won the national championship at Koshien this summer for the first time in 107 years. Keio Gijuku High School's impression at Koshien was that the players' free hairstyles drew attention. However, according to the team's manager, ``It seems like it's a shame that free hairstyles are still a hot topic. The problem is not the hairstyle itself, but the lack of thinking and old-fashioned styles that are thoughtlessly following precedents.'', it seems that he wanted people to understand that there is a structure between top and bottom officials. Even though high school baseball seems to be thriving, there is a sense of crisis that if it continues as it is, it may be on the road to decline. This year's victory by Keio seems to throw a stone to this crisis.
 Athletes and teams aiming to reach the top must undergo daily hard training, competition with rivals, and trial and error. Coach Ueda has established a ``growth-first'' philosophy based on the ability to send out human resources not only to baseball, but also to society. He wants high school students to grow as players and as people. In the future, society will have increasingly diverse values, and we will enter an era in which people will choose their own happiness. Under such circumstances, the question becomes what kind of human resources can school extracurricular activities send out into society? The current situation in which players' personal growth is left behind because they are obsessed with winning is not desirable. Not only baseball, but club activities in schools today are too focused on winning, and there are cases that the element of personal growth is missing. It seems that future club activities will require the development of human resources who will foster a sense of independence while aiming to "win." It's not just about working hard to win, it's also important for each person to grow as a person and help those around them grow as well.

자산운용의 스킬은 직원의 능력을 높인다  아이디어 광장254 

2023-12-24 17:40:27 | 日記


 행복의 근원에는 아픔이 없는 것, 기분이 어려움이 없는 것, 경제적으로 '안심'이 있는 것, '자유'가 있는 것 같다. 행복한 삶을 살기 위해서는 심신의 건전함과 '경제적 안심'과 '자유'를 겸비할 필요가 있는 것 같습니다. 특히 현대사회에서는 경제적 안심이 중시되고 있다. 이른바 돈은 어느 정도 있는 편이 좋은 것 같습니다. 돈이있는 사람에 따르면, 돈을 늘리는 것은 원래 매우 재미있을 것입니다. 지금까지의 일본인은, 대부분의 사람이, 「단지—열심히 일한다」에 집중해 왔습니다. 2021년의 조사 결과에 의하면, 대학·대학원 졸남녀의 평균액은 약 2.4억엔이 됩니다. 그래서 이번에는 특히 돈을 둘러싼 과제에 도전해 보았습니다.
 세상에는 열심히 일하지 않아도 자연스럽게 들어오는 돈이 있습니다. 열심히 일하지 않아도 얻을 수 있는 돈은, 투자 등으로부터 들어가는 배당이 됩니다. 일본의 가계금융자산(2023년 3월말 시점)은 약 2,056조엔에 이릅니다. 이 절반 이상의 52%가 예금이라고 하는 조사 결과가 있습니다. 과도한 저축은 미덕이 아니라 사회 전체에서 하면 나쁜 일이기도 합니다. 돈을 사용하지 않고 저축을 한다는 것은 세상에서 돈이 돌아가지 않는다는 것을 의미합니다. 가계를 맡는 인간으로서는, 예금금 뿐만이 아니라, 주식으로부터 배당을 받는 것을 선택지로 생각하는 시대가 되고 있습니다. 대단히 말하면, 월 10만엔(연간 120만엔)의 배당을 얻기 위해서는 6,000주 이상이 필요합니다. 6,000주를 구입하려면 약 2,400만엔의 구매자금이 필요하다는 계산이 됩니다. 2.4억엔의 평생소득 중 2,400만엔을 주식투자로 돌리면 약간이지만 경제적 안심을 얻을 수 있게 됩니다.
 지금까지는, 심신의 건강 관리에 힘을 쏟는 기업이 많이 있었습니다. 심신이 충실하고 있으면, 사원의 능력을 십이분에 발휘할 수 있다고 생각한 것입니다. 그렇지만, 여기에 와서, 사원의 경제적 안심감도 사원의 능력 발휘에는 중요한 요인인 것을 깨닫기 시작한 것 같습니다. NEC 직원 20,000명을 대상으로 자산 형성 및 자산 운영 서비스를 개발하고 검증하려고 합니다. 기업에서 직원의 자산 형성을 지원하는 움직임은 직역 금융 교육이라고도합니다. 직원들이 노후 자금을 얼마나 마련할 수 있는지는 자산 운영 지식에 따라 크게 달라집니다. 사원을 인재의 자본으로 파악해, 그 가치를 최대한으로 끌어내려고 하는 「인적 자본 경영」이 퍼지고 있는 것 같습니다.






일본 기업이 중국과 윈윈 관계를 구축하는  아이디어 광장 253 

2023-12-24 17:38:31 | 日記


 일본 기업 관계자가 중국에서 스파이 혐의로 적발되는 예가 잇따르고 있습니다. 일본의 아스텔라스 제약의 중국 법인 간부의 일본인 남성이 스파이 혐의로 체포되었습니다. 이 외에도 적어도 17명의 일본인이 스파이 행위의 혐의로 구속되었다. 그 중에서 체포된 분은 12명이 됩니다. 중국에서는 스파이 행위의 정의가 따뜻한 채, 당국의 자세가 엄격해지고 있는 현실이 있습니다. 어려운 상황에서도 중국 시장은 매력적입니다. 위험에 비즈니스 기회가 있다는 경험 법칙은 여전히 살아 있습니다. 위험과 기회의 절충을 극복하면 밝은 길을 열 수 있습니다.
 불안이 많은 중국 국내에서 비즈니스 활동을 하는 일본 기업에도 구원은 있는 것 같습니다. 그 중 하나가 중국 국내 실업률이 높다는 점입니다. 중국에서는 젊은층의 고용 악화에 찢어지지 않는 상황이 계속되고 있습니다. 중국의 젊은층 실업률은 과거 최고의 수준으로 취업난이 심각해지고 있다. 청소년의 실업은 미래의 경제 발전을 방해하는 요인이 될 것입니다. 2023년 여름의 학부 졸업생이나 대학원 수료생은, 과거 최다의 1158만명으로, 5년간으로 4할 증가하고 있습니다. 젊은층의 실업이 고수준의 상태가 장기화되면 노동자로서 기술의 축적이 지연된다. 특히 대학생과 대학원생의 재능은 앞으로의 경제발전의 원동력이 될 것입니다. 청소년이 오랫동안 실업했을 때 기술 축적이 지연됩니다. 그 결과 노동생산성의 성장이 둔해져 성장을 저해해 나가게 됩니다. 중국 정부는 물론 이것을 위협하고 있습니다.
 이런 상황을 돕는 일본 기업도 있습니다. 2023년 10월, 중국 '유니클로'는 임금을 40% 할인 발표했다. 유니클로(퍼스트 리테일링)가 10월부터 정사원이나 파트 등을 대상으로 순차적으로 인상을 시작했습니다. 이 임금 인상에 의한 대우 개선으로 고객 대응의 최전선을 담당하는 직원의 취업 의욕을 높이는 것도 노립니다. 또한, 점포에서 일하는 우수한 인재를 확보하는 목적이 있습니다. 우수한 인재를 확보하고 향후 중국에서의 출점 전략을 지지하는 목적도 보이고 숨어 있습니다. 8월 말 현재 유니클로의 중국 점포 수는 925개 점포가 됩니다. 중국 시장에서는 2024년 8월기에 중국 대륙과 홍콩, 대만에서 80개 점포를 출점할 계획을 내걸고 있습니다. 점포 수를 늘리고 유니클로는 중국의 우수한 청소년을 고용하고 점포를 늘릴 계획입니다. 이 시도는 중국 사람들과 중국 정부, 유니클로 모두 윈윈 관계를 구축 할 수 있습니다.








世界の水不足を考える  アイデア広場 その1336

2023-12-23 17:52:00 | 日記


 年々、地球温暖化の影響が深刻になってきています。今年(2023年)は、南アジアと東南アジアの降雨量が平年を下回り、この地域の大部分で作物の収量が減少しました。作物収量の減少は、タイの砂糖からスリランカのコメまで あらゆる農家に影響を及ぼしています。アジアだけではなく、この地域の反対側のブラジルにまで水不足の影響が起きています。南米アマゾン地域は、世界最大の水量を誇る大河があります。その大河の水位が、過去1世紀余りで最も低くなったのです。雨が少ないことで水力発電量が減少し、多くの工場や町が停電に追い込まれています。ブラジル内陸部の一部では、食料や水の供給が遮断された地域もあります。気候変動で降水量の分布が変わり、水の偏在に拍車をかけています。この気候変動の影響は、南米ペル一沖の海面水温が高くなるエルニーニョ現象によってより深刻になります。来年(2024年)も、干ばつや森林火災などの原因となるエルニーニョ現象が起きることがほぼ確実視されています。水不足の状況が、世界各地にゲリラ的に起きることが心配されています。
 ブラジルの水不足について言及すると、さらに深刻な様子が浮かび上がります。ブラジルは、電源構成の70%弱を水力発電が占めています。そのブラジルが、100年ぶりの水不足に見舞われました。電気が不足すれば、経済活動が停滞します。それを補うために、火力発電を使うことになります。水力発電の代替燃料として、液化天然ガス(LNG)の使用が増えています。現在、ブラジルは月あたり通常より50万トン多いLNGを輸入しています。ブラジルの50万トンの輸入増加が、世界のLNG価格の上昇要因にもなってきました。遠い国のブラジルの水不足が、日本にも無視できないレベルになっているのです。水不足が、農業だけでなく工業へも影響をあたえることがわかります。この水不足は、ブラジルだけでなく、日本のお隣の台湾にも深刻な問題を起こしています。台湾では2021年2月、水不足で半導体生産を抑えるとの懸念が強まりました。半導体製造には、大量の水が必要になります。干ばつなどで水不足が深刻になって場合、半導体生産などにも影響を及ぼす可能性があります。半導体で使用する水は、純度度の高いものになります。高品質の半導体を製造する工場では、純度の高い超純水の製造施設も必要になります。水不足は、農業にも工業にも、大きな影響を与えることが分かります。
 水不足は、農業や工業に打撃を与えるだけでなく、地位紛争の発展するケースもあります。たとえば、中央アジアでは、水資源を巡る衝突は繰り返されてきました。キルギスやタジキスタンでは、水が奪われるとの不信感から、住民同士の投石合戦が始まり、治安部隊の衝突になる事件もありました。キルギスやタジキスタンの人々は、自国を通る水資源が他国の経済発展に使われると不満を抱いているのです。水を巡る争いが発生するのは、降雨量の少ない中央アジアや中東だけではありません。アメリカ国境に近いメキシコ・チワワ州で、2020年9月に数百人の地元農民がダムを占拠する事件がありました。アメリカとメキシコ両国は、1944年の条約で毎年、数十億ガロンの潅概用水を供給し合っていたのです。ところが、2019年の記録的な干ばつでダムの水量が大幅に低下しました。チワワの地元農民が、アメリカへの水供給を阻止しようとしたのです。そこで、農民とメキシコの治安部隊が衝突し、女性1人が死亡したという事件が起きています。2000~19年に世界で起きた水に関わる紛争や暴力事件は、700件近くにのぼっています。特に、気候変動が顕著になってきた2010年以降に、水に関わる紛争が急増している実情があります。
 世界では、水がグローバルリスクであると認識されています。水のリスクは人類の持続可能な開発に対して、深刻な阻害要因となるとされているのです。地球全体の水資源の残存量は、地球上を循環する水のうち全海洋へ流れる河川水の流出量になります。この河川流出量は、年間約4万K㎥と推計されています。この4万K㎥のうち、世界の人々は10%程度を利用しています。1995年世界の年間水資源取水量は3800k㎥で、2025年には4300~5200k㎥に達するとされています。でも、約6億人あまりの人々が、安全な飲み水を容易に確保できない現状があります。これらの人々は、生活に必要な水を得るためだけに多くの時間を費やしています。そして、その水の確保をする人たちは、女性や子ども達が大半なのです。この6億人あまりの人々は、安全な水を住居から1km以内で確保することが困難な状態にあります。世界の人口は、2050年に2019年比で26%増の97億人になり、水需要は2000年比で5割増えると予想されます。この予想が通り進めば、総人口の4割にあたる39億人が恒常的な水不足に陥るとみられるのです。
 世界経済が成長を続けてエネルギー需要が増加すれば、水は一段と貴重な資源になります。でも、水は貴重な資源であるにもかわらず、過小評価されています。地域によっては、簡単に手に入り、容易に使用でき、価格も低すぎることも多いのです。そのために、水が過剰に使われるケースが見られます。さらに、誤った利用が助長されているケースも多いのです。たとえば、工業用水は世界の取水量の約1割を占めますが、適切に処理されているのはわずか2割ほどです。工業用水が、再生利用されることはとても少ないのです。現在、グローバルサウスの工場や都市の廃水は、ほとんどが未処理のまま放出されています。未処理のまま放出されるため、深刻な環境汚染をもたらしている地域もあります。工場やデータセンターから出る廃水を、適切に処理することが求められています。適切に処理し、再生利用することでエネルギーや肥料などに転換できる技術は開発されています。先進国が、これらの技術をグローバルサウスの国々に提供することも、時代の流れになってきています。
 水は世界にとって重要な資源でするが、その水に危機が迫っています。この危機に対して、「水の経済学に関する世界議会」は国連水会議に報告書を提出しています。その内容は、地域的に偏在し、安全な飲み水が手に入らない人が20億人以上いると指摘することから始まります。まずは、水を、循環型の資源として扱うことが大切だとしています。都市部や水が足りない地域では、多くの水を再生利用する仕組みを作ることを推奨しています。特に、グローバルサウスの新興途上国の政治家にたいしては、水を大事に扱うための目標設定が重要だと指摘しています。温暖化ガスの排出には、環境クレジットを割り当てが行われる時代になりました。水に対しても、この環境クレジットを採用することを推奨しています。環境クレジットを、企業や市場での売買などを通じて循環性を高めることができると考えています。蛇足ですが、日本の経済産業省によると、水関連市場は2030年に110兆円を超える規模に膨らむと予測されるまでになっています。
 国連によると、取水された水の1割程度が工業用に使われます。7割は農業向けになります。このような異常気象が頻発すれば、水不足を招き、食料価格上昇や工業製品の不足につながると心配されているわけです。常に安定した量の穀物を生産するためには、水の安定的な供給が欠かせない要素になるわけです。当面、日本が注意を払う国があります。農産物の輸入先とその輸入割合は、アメリカ25%、中国12%、オーストラリア7%、タイ7%、カナダ6%になります。これらの国々の水不足は、日本に大きな影響を与えることになります。ちなみに、主な輸入5国のうち深刻な水資源が懸念されている国は、アメリカ、中国、オーストラリアになります。輸出国の水不足は、日本への輸入量の減少や値段にも大きな影響が出ることが予想されます。そして、その予想は現実味を帯び始めているわけです。日本も、カロリー自給率を真剣に考える時期にきているようです。