ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

A livable town starts with the digitalization of government office counters Idea Plaza Summary 969

2023-03-31 18:00:08 | 日記

  The corona crisis that hit the world left behind many lessons. One of them was the delay in Japan's digital administration. There was confusion in the online application for the special fixed benefit of 100,000 yen for all citizens. People spent a lot of time trying to get 100,000 yen due to confusing online procedures. It was in contrast to Germany, which paid the new coronavirus infection benefits to all citizens in two days. The advantage of digitizing administrative procedures is that it can improve convenience for citizens and companies. The advantage of digitizing administrative procedures is that applications can be submitted without time or place restrictions. The energy required by residents and government officials to create documents is enormous. What is required of Japan is the establishment of a system that allows one-stop application.
 Kitami City in Hokkaido is a model for advanced digitization. Kitami City has been improving the counter function through digitization. In 2014, Kitami City established the "One-Stop Service Promotion Plan". At ordinary municipal offices, it is common for residents to fill in the fields of the application documents on the entry table for resident registration procedures. In 2014, Kitami City made improvements so that multiple procedures could be completed at one window. They have incorporated a system in which the staff at the counter and the residents consult with each other to prepare the application documents. The application documents were created while consulting with the staff at the counter, and as a general rule, residents saved the trouble of filling them out themselves. They are improving convenience for residents through digitization and reducing the burden on local government officials.
 Japan's My Number Card also has the potential to improve convenience if the format is devised. If you use your My Number Card well, you can use it effectively for social security, tax payment, and disaster countermeasures. Just like in Germany, all paperwork such as benefits will be completed in two days. The usual way of introducing IT in companies was to "change the way of working according to the system". Looking at the examples of successful rationalization of clerical work, it seems that the success factor is not only the introduction of digital technology but also the review of the way work is done. It may be a good choice for Japanese local governments to improve counter operations from the standpoint of citizens, like Kitami City. I would like to proceed in a better direction while communicating with residents, government officials, and private companies.

사회가 바뀌면 학교도 바뀐다  아이디어 광장 159 

2023-03-30 18:09:58 | 日記


 산업혁명 이래 회사는 공장노동에 대해 상의하달형이 주류였습니다. 테일러의 과학적 관리법은 생산성 향상을 위해 노동자를 기계처럼 다루기도 했습니다. 그렇지만, 일하는 환경이 바뀌었던 현재에서는, 유연성이 없는 상의하달의 조직에서는 성장할 수 없게 되고 있는 것 같습니다. 현재 기업에서 요구하는 것은 획일적인 작업이 아니라 눈앞에 나타난 과제를 적절히 해결하고 사회적 가치를 창출하는 것 같습니다. 사회의 방식이 바뀌면 학교에서 가르치는 내용도 바뀝니다. 학교 교육도, 시대 변화를 극복해, 활약할 수 있는 아이들을 육성하는 것이 요구되고 있습니다.
 현대교육에서 세계화와 고도정보화의 현대사회를 살아가는 데 중요한 세 가지가 있습니다. 하나는 자율적으로 활동할 기회를 마련하는 것입니다. 두 가지는 디지털 기기를 상호작용적으로 다루는 것입니다. 세 가지는 이질성이 높은 집단 속에서 역할을 하는 능력입니다. 산업의 현대화에서 사회는 매뉴얼에 따라 정확하게 작업하는 균질한 인력이 필요했습니다. 정확하게 작업하는 균질한 인재의 육성에는 학교에서의 획일적인 교육이 효율적이었습니다. 이런 의미에서 일본의 교육은 우수했습니다. 하지만 앞서 볼 수 없는 시대에는 기업가치의 원천이 사람의 창조력으로 이행하게 됩니다. 이 창조력의 육성에 관해서, 일본의 교육에는 불충분한 점이 있는 것 같습니다.
 앞으로의 교육에는 젊은 세대가 미래에 적응할 수 있는 능력을 키우는 중요한 역할이 있습니다. 앞으로의 교육은 아이들에게 제공되는 지적 호기심과 탐구심을 늘릴 것입니다. 아이들이 스스로 과제에 도전해 나가는 힘을 요구되고 있는 것입니다. 이 아이들을 더 잘 지원하기 위해서는 교사의 능력도 중요합니다. 아이들을 가르칠 뿐만 아니라 스스로가 배우는 전문가로서 계속 배우는 자세가 요구됩니다. 학교 교육은 교사 중심의 수업에서부터 아이의 배우기 중심으로 변화하고 있습니다. 사회의 변화에 대응하지 않고 교사는 직무를 수행할 수 없게 되었습니다. 앞으로의 교육은 시대의 변화에 대응할 수 있는 인재의 육성이 요구됩니다. 그 시대에 대응할 수 있는 선생님의 육성도 매우 중요한 정책이 됩니다. 학교는 사회의 축도입니다. 사회가 바뀌면 학교도 그에 따라 바뀌게 됩니다. 그 선도역으로서 선생님의 활약을 기대하고 싶은 것입니다.







対話型AIと読書の融合が創造力を豊かにする アイデア広場 その1246

2023-03-29 17:27:12 | 日記


 米のオープンAIが開発した「ChatGPT (チャットGPT)」は、時代の寵児になっているようです。このチャットGPTの利用者は、異例の早さで利用者を伸ばし、1月のアクテイブユーザー数が推定で1億人を突破しました。これは、AIが膨大な情報を読み込み、パターンを認識していきます。そのパターンを認識し、質問に対して分かりやすく回答しています。その斬新さは、今までにないものです。一方、苦手なものもあるようです。苦手なものに対しては、多くの質問にそれらしい回答をしています。最新の時事問題や計算問題、「西と東の違い」といった言葉の意味を答えることは苦手のようです。日本の企業でも、この対話AIの特性を把握したうえで、利用する機運が出てきています。その企業の一つに、パナソニックがあります。活用する視点は、以下の5点になります。①対話AIは、回答する情報が最新ではないこと。②AIのモデル生成時期に依存する回答が正しいとは限らず、最後は人が判断し確認すること、③対話AIは、学習データの量が異なるため、日本語に関することは英語ほど得意ではないこと、④対話AIは、公開情報で学習しており、社内固有の質問には回答できないこと。⑤、利用する対話AIにより異なることの5点を考慮しながら使うことを薦めています
 チャットGPT利用の先進的教育現場では、人の指示に応じて画像を生成したりする自動プログラムに賛否両論とその見極めに時間をかける人たちがいるようです。人の指示に応じて自然な文章で質問に答えるChatGPTが、米国の教育現場に波紋を広げているのです。米国の教育関係者は、GPTが子どもの思考力や学習意欲に悪影響を及ぼしかねない心配している教師も多いのです。便利なチャットボットに子どもたちが依存し思考力を奪うとして、規制する動きが出始めてもいます。特に、懸念を強めるニューヨーク市は、公立学校のChatGPTの使用を禁止しています。西部カリフォルニア州や東部メリーランド州の一部の学区でも、同様の動きが広がっています。テキサス大学の先生も、GPTが文章の読み書きや批判的に考える力の育成を脅かすと話しています。この対話AIを使うと、大学の授業レベルのレポートは、合格になるようです。以前まではオンラインで実施してきた中間テストを、紙とペンを使う教室での様式に変更する変化も出てきています。ChatGPTを初等・中等教育に今すぐ導入することは、時期尚早だとする意見も多いようです。
 新しいイノベーションが起きた時には、過激な反応が起きるものです。有名な所では、1800年代の初頭に、イギリスで「機械打ち壊し運動」(ラッダイト運動)が起きました。織物機ができて、熟練工の方が職を失い、失業する社会現象が生まれました。職を失ったのは、機械のせいだとして機械を壊したわけです。でも、イギリスの産業社会は機械を受け入れ、利用する方向で流れていきます。今回も、ChatGPTに対して後ろ向きの人と前向きな人達もいます。新しいテクノロジーが出てきた時、安全な使い方を子どもたちに教えるのも教師の役目だと考える人たちもいます。米国では、実際にChatGPTを活用する教師も出てきています。南部ケンタッキー州の小学5年生に対して、2022年12月、これを使った英語の授業を行っています。彼は、生徒が考えた物語のあらすじをChatGPTに打ち込み、演劇用の台本を生成するように指示します。子どもたちで編集を重ね、最後に発表するという授業形式です。普段は作文が苦手な生徒も、積極的に参加していた姿が印象的だと彼は述べています。演劇用の台本を生成には、今までにないほど盛り上がったとも話しています。ChatGPTの新たな技術を取り入れることで、より効果的に生徒たちの学習意欲を高める事例もあるようです。教育先進国のシンガポールも、こうした新たな技術を教育に取り入れていく方針です。シンガポールは、このようなAIを使った技術が今後普及すると見ているわけです。
 そこで、この便利なツールの利用方法を、読書の視点から見てみました。読む行為の読書には、速読や精読があります。速読は、仕事とかのルーティンワークに向いています。速読は便利な技術です。でも、速読に慣れてしまった頭は、精読に切り替えることが難しくなります。この技術には、一定の配慮をしながら使うことも必要のようです。精読は読んだ内容を頭に入れ、創造的な活動に結びつける要素を持っています。精読の質を高めるには、自動化された読書を非自動化にして能動的な読書にする必要があるようです。ChatGPTの内容は、最近のソーシャルメディアの情報をパターン化して作られたものです。ソーシャルメディアの情報は、玉石混交です。本物もありますが、フェイクも含まれています。機械学習の学習データは、前処理をしてから使うことが一般的です。現在のChatGPTでも、人間が前処理をして利用する知恵が必要になるようです。人間が行う前処理は、一次情報に近いものを選ぶ作業になります。もしくは、信頼できる二次情報ということになります。ギリシャ哲学や聖書、そして論語などは、一次情報になるかもしれません。世界で活躍するビジネスマンが最前線で得る情報は、一次情報のコアのというものかもしれません。新聞情報は新聞記事になっている段階で、手あかのついた二次情報だと断言する方もいます。翻訳書なども、二次情報ということになります。でも、新聞は一定の人々の目を通して情報が吟味されているので、信頼ができると考える人も多いのです。翻訳書についても、翻訳する前の本を選ぶ段階と翻訳された時点で出版社によって内容が吟味されており、信頼性が高いという見方をする人もいます。
 話は飛びますが、米国で「リアル書籍の人気が復活しています。2021年に米国市場での紙の書籍販売は、8億2800万冊と、2004年の調査開始以来で過去最高を記録しているのです。書店には、週末には書店巡りを楽しむ若者の姿が目立ようになりました。ひところ、急激に伸びてきた電子書籍に異変が起きています。書籍販売全体に占める電子書籍のシェアは、2013年(28%)をピークに下落傾向が続いています。また、本をネットで買う人が、非常に増えて、書店にはほとんど行かず、アマゾンで本を購入するという人も増えました。米国では、書籍を一般の書店よりも安く郵送して販売する米アマゾンが台頭しました。街から本屋が消える「書店砂漠」の拡大は、社会問題として取り上げられることもありました。アマゾンを利用してきた若者世代が、書店巡りを楽しむ新たな光景を生み出しています。アマゾンが台頭を受け、年に当時書店チェーン2位だったボーダーズが経営破綻しました。「デジタル世代」は、パソコンやスマホと常にデジタルデバイス漬けの生活を送っています。この「デジタル世代」と呼ばれる若年層ほど、紙を好む傾向があるというのです。高度情報化社会は、玉石混交の情報を浴び続けていると能力が低下します。高度情報化社会では、触れる情報を厳選する必要があります。目の前の情報は、独立した点として捉えずに、流れや構成の中の要素であると捉えることが知恵になります。厳選した知識で考える力は、生きていく力に直結します。このような当たり前のことを、若者が感じ始めたようです。
 人間の創造力は、高度な言語運用能力から生まれます。新たな解釈を生み出す力は、異なる社会や文化的立場に、自分自身を置くことによって得られます。読書は、異なる立場に人々を容易に導く道具です。そこにおいて、否定的な感情を持つこともありますし、肯定的な感情を持つこともあります。これらの相反する感情をなだめながら、肯定的な方向に進めることが生産的な生き方になるようです。言語運用能力を高めながら、知識欲を満たしていくわけです。読書により、自分の知識欲を満たしていきます。そこには、快感が生まれます。知識欲を満たし、快感を覚えることが、世界観を広げることにつながります。知識欲の充足と快感、そして世界観の広がりが螺旋階段のように継続していくことが、読書のだいご味なのでしょう。この螺旋階段に、対話AIが加わり、より広く深い創造力をもたらすかもしれません。



A system to make distribution in Japan a little more convenient Idea Plaza Summary968 

2023-03-28 17:54:46 | 日記

 JR West has realized "electronic connection" that connects up to 4 buses by communication. This will be a technology for platooning self-driving buses. JR West has been focusing on the practical application of the Bus Rapid Transit System (BRT), which runs autonomously in platoons. BRT stands for Bus Rapid Transit and is a bus-based mass transit system. From 2021, they have been conducting driving tests with Softbank and others on a test course in Yasu City, Shiga Prefecture. There are an increasing number of cases that local railroads are being discontinued and converted to bus transportation. The disadvantage of switching from railway to bus was that it was difficult to operate on time due to road congestion. However, unlike regular route buses, BRTs often run on dedicated bus routes, which has the advantage of making it easier to introduce self-driving technology.
 Currently, the discontinuation of local railways is becoming a reality. As an alternative transportation for local railroads, we have no choice but to take bus transportation. BRT runs in platoons on main roads, and can be disarmed and run by individual vehicles on branch lines. Another advantage of bus platooning is that it can be operated flexibly according to the transport volume. Autonomous driving generally uses the Global Positioning Satellite System (GNSS). Another method for automated driving is to install a magnetic marker on a dedicated road and drive on it. If BRT becomes a reality, fewer drivers will be able to carry the right number of passengers and luggage. This is a system that has great expectations not only for passengers but also for logistics.
 It is important to maintain and improve the convenience of basic national infrastructure such as highways. Electrification of passenger cars and trucks is essential to achieving carbon zero, which is a global issue. In 2018, the world's passenger cars and trucks emitted 6 billion tons of carbon dioxide, accounting for 18% of total emissions. Automakers around the world are forced to announce their full transition to EVs one after another. With the spread of EVs, EV buses and EV trucks will also be subject to the development of bases for self-driving vehicles. If that is the case, the idea of a truck high-speed transportation system that platoons with automatic operation of trucks emerges in the same way as the bus high-speed transportation system (BRT) that platoons with automatic operation. The distribution business would be more enjoyable if we could create a specification that allows cars to run on main roads in congested platoons, leave the platoon when they enter branch lines, and deliver to convenience stores and homes by autonomous driving.


싱글 마더의 육아가 용이해지는 구조  아이디어 광장 158 

2023-03-27 18:11:55 | 日記


 일본에서의 전국 학력 테스트 분석에서는 가구 수입이 낮은 가정의 아이의 정답률이 20%나 낮다는 결과가 나왔습니다. 가정의 경제 격차가 학력 격차를 낳고 있는 것입니다. 빈곤한 상태가 계속되면 아이들은 다양한 핸디를 계속 하게 됩니다. 일정한 소득을 얻으려면 일정한 비즈니스 기술을 가져야 합니다. 비즈니스 스킬이 없으면 부모와 자녀 모두 충분한 교육 기회를 얻을 수 없고 경제 격차나 빈곤이 재생산되는 악순환이 되는 경우가 많아집니다. 현재의 일본에는 일정의 스킬을 기다린 여성의 인재를 배출하는 구조가 필요합니다. 혼자 부모가 안심하고 일할 수 있는 환경을 갖추고 경제적인 자립을 지원하는 구조가 요구되고 있다고 할 수 있습니다.
 왜, 한 부모 가구는 가난한 상황이 되어 가는 것일까요? 이혼해도 두 부모에게는 어린이의 부양 의무가 있습니다. 그렇지만, 이혼해도 아이의 양육비를 지불하지 않는 아버지가 매우 많습니다. 2016년도에 전국에서 양육비를 받고 있는 모자 가정은 전체의 20% 정도입니다. 양육비를 지불하는 비율은 미국이 70%로 일본은 불과 20%라는 숫자가 됩니다. 일본에서는, 양육비를 체납했을 경우의 벌칙 규정이 없습니다. 미국에서는 친권자가 양육비를 지불하지 않는 경우, 면허증이나 여권을 발행하지 않습니다. 자동차 사회의 미국에서는 면허증이 없으면 생활할 수 없습니다. 어느 면에서 강제적으로 양육비를 지불하는 구조가 되어 있습니다. 일본에는 이 벌칙 규정이 없는 것입니다. 벌칙 규정이 없기 때문에 모자들이 빈곤 속에서의 생활을 강요당해 가는 구도를 볼 수 있습니다. 아이의 양육비를 확실히 담는 구조를 정비하는 것이, 빈곤을 없애고 학력 향상으로 연결된다고 합니다.
 일본에도 믿음직한 지자체가 나타났습니다. 효고현 아카시시가, 대담한 발상으로 「혼자 부모 가정」의 지원에 나섰습니다. 아이를 놓은 부모가 인수한 부모에게 양육비를 지불하지 않는 경우, 시가 바꾸는 것입니다. 또한 아카시시는, 아이를 수방한 부모로부터 징수하는 제도를, 2021년에도 마련했습니다. 명령에 따르지 않고 재산 숨김 등의 악질성이 있으면 행정벌의 과료를 부과한다는 엄격함입니다. 일본에서도 늦어지면서, 2019년 5월에 개정 민사 집행법이 성립했습니다. 이혼 상대의 근무처나 예금 계좌 등의 정보가 법원을 통해 입수하기 쉬워졌습니다. 불불로 고민하는 싱글 마더가 강제 집행을 주장하기 쉬워지는 상황이 희귀하고 있습니다.





紙おむつの上手な処理が地域を豊かにする  アイデア広場 その1245

2023-03-26 17:49:59 | 日記


 2022年における日本国民のごみ総排出量は、4,167万トンでした。2018年における日本国民のごみ総排出量は4,300万トンでしたから、1人1日当たりのごみ排出量ともに減少したことになります。最終処分量は、年々減少し、リサイクル率が増加していることが分かります。環境意識の高まりや人口減少にともなって、排出量は、2030年度に3700万トンと2015年度比16%減る見込みになっています。その減少するゴミの中で、確実に増えるものが紙おむつといわれています。2021年の乳幼児用の紙おむつの生産量は、110億枚になります。出生率の急激な低下で、乳幼児用の紙おむつは減少していきます。大人用の国内生産量は、2021年で88億になりました。こちらは、高齢者の増加にともない増加することが確実になります。乳児用と大人用を合わせた国内生産枚数は、2011年から2019年かけて6割も増えています。使用済み紙おむつは水分が多く、焼却に使うエネルギーが多くなります。この紙おむつ焼却処理される際に、二酸化炭素の排出や焼却コストが高齢者施設や自治体の新たな課題となってきました。
 その高齢者施設を、覗いてみました。東京都の国立市にある「国立あおやぎ会」には、約250人がいます。入居者の平均年齢は80歳を超え、約4割が紙おむつを使用しています。近年は紙おむつの機能性も向上し、介護現場では欠かせない衛生用品になっています。し尿を含んだ紙おむつは、衛生上、小まめな回収が欠かせません。人件費の上昇などで、使用済み紙おむつの収集業者の処理費用も上がっている実情があります。紙おむつのごみは、この施設で1日当たり計500キロになります。施設側は、少しでも負担を減らそうと5年ほど前に炭化炉を導入したのです。使用済みの紙おむつを専用の処分設備は、「炭化炉」と呼ばれています。「炭化炉」は、800度の高温で12時間ほど熱して紙おむつを灰にすることになります。施設の職員の方が、し尿を含んだ紙おむつが詰まったごみ袋を炭化炉に入れるわけです。でも、この袋はずっしりと重く、片手では持ち上げられないほどの重量になるそうです。もっとも、500㎏のうち、処分できる量には限界があり、全体の約2割にとどまるという実情です。
 課題があれば、それを解決する人たちが現れます。メタウォーターは、水処理技術を使って紙おむつをリサイクルする研究を始めました。この企業は、水や環境事業に携わる企業として、機械技術、電気技術、ICT、運転・維持管理ノウハウを融合し、国内外の水道、下水道、資源環境の各分野で事業を行っています。メタウォーターは、水道向けのオゾン処理設備で約3割の国内シェアを握る企業でもあります。狙いは、浄水場で使うオゾン処理により使用済み紙おむつの汚れや臭いをとる仕組みを作ることです。浄水場で使うオゾン処理を活用し、使用済み紙おむつのパルプから汚れや臭いを取り除く研究を行っています。砕いた使用済みの紙おむつを、水に入れてオゾンを吹きかける手法を取ります。オゾン処理は、強い酸化力を持つオゾンを当てて、臭いや色のもとになる有機物を分解するわけです。有名なユニ・チャームでも、オゾン処理技術を開発していました。でも、ユニ・チャームの技術では、処理に時間がかかり消費電力量が多くなる点が課題でした。そこで、メタウォーターとタッグを組んで、メタウォーターが取り出したパルプや樹脂を再利用する仕組みにしました。おむつメーカーは、殺菌や漂白処理して、パルプなどの素材別に分けた後、紙おむつに再生する道を選んだわけです。
 ユニ・チャームや花王も、紙おむつの再利用に着手しています。P&Gは、日本で使用済み紙おむつの再利用を始めると発表しました。日本国内の紙おむつのシェアは、この3社で7割を占めています。もし、すべての使用済み紙おむつを回収できれば、メーカーには再利用で材料費を減らすことができます。これらのメーカーが想定していることは、おむつから材料の5割を占めるパルプを取り出し、オゾンで滅菌して再利用することになります。余談ですが、ごみを燃やす際に出る余熱を活用することで、二酸化炭素の排出を抑えことできます。日本のごみ処理施設は環境影響が生じることのないように建設され、運転されています。国内のゴミ処理施設では、その30%がゴミ燃焼による発電を行っています。その一つである新潟県十日町市のごみ焼却施設では、ごみを燃やす際に出る余熱を有効活用しています。ごみ焼却場の余熱を使って、使用済み紙おむつをペレットに加工する装置を稼働させているのです。高齢者施設や保育園から、使用済み紙おむつを回収します。これをペレットにした後に、回収元の一つである高齢者施設の給湯用ボイラーの燃料にしています。夏は高齢者施設で使う全てを、冬は平均7~8割の給湯を、紙おむつペレットでまかなっているそうです。おむつのリサイクル利用は、これからも求められる事業になるようです。
 余談の発想を、さらに進めてきます。高齢者施設での課題は、おむつ交換になります。介護士の方も高齢化が進み、体力が低下してきています。その場合、要介護の方のおむつ交換や入浴、そして移動には困難が伴うようになります。その解決策が、ロボットの導入になります。大人用の紙オムツ交換の負担は大きいと考え、ロボットに代用できないかと思考してみました。AI(人工知能)は、汎用AIと特化型AIがあります。オムツ換え専用のロボットも、特化型AIが使われることになります。開発の視点は、現在の介護士が行っているパターンでオムツ交換をする方式が一つです。もう一つは、要介護者の快適な状態を大前提として、ロボットが交換しやすい方式です。現在の介護体制で行えば、確実に介護士の不足を招き、負担はますます増加します。要介護度5の自力で食事や排泄ができない100人が、生活する介護施設を想定してみました。カメラやセンサーを使い100人の要介護者の状態を、コンピュータに学習させます。心拍数や血圧、表情や動作により排泄時における前後の特徴量を調べます。各自の特徴量が把握されれば、その状況になる直前にオムツの交換ができることになります。交換は、ロボットがやります。でも、ロボットは人型でなくとも良いわけです。快適な状態で交換できるロボットは、ベッドそのものでも良いことになります。寝た状態のまま、服を脱がせ(着脱の容易な形状の衣服を開発)、足を上げたり、腰を持ち上げたりするアームをベッドに取り付けておくことになります。
 最後になりますが、おむつビジネスは、日本では斜陽産業になります。新生児は年間80万人弱が誕生し、高齢者は150万人以上が死亡する現在の日本の姿があります。日本以外の別天地が、これらの企業のターゲットになります。そのターゲット地域は、中国や東南アジアになります。 中国国内には、30年後シルバー市場は360兆円になるという中国の試算があります。国連では、東南アジアの高齢者医療費が、2030年には現在の6.5倍になるという試算をしています。今後シルバービジネスとか介護事業は、成長産業として発展していくことになるようです。大王製紙が中国に紙オムツ工場を増設して、月2億枚以上(年間24億枚以上)のオムツを生産する体制を整えています。日本の強みは、要介護認定者数を600万人抱えていることです。日本は、質の高い介護のノウハウを世界のどの国より持っているのです。このノウハウと、介護用具の質で、海外で活躍できる下地があるようです。高齢者にやさしく、環境に優しい介護を世界に広めたいものです。



昆虫が食料になり、そして飼料にもなる仕組み アイデア広場 その1244

2023-03-25 12:44:15 | 日記


 世界的な人口増大と新興国の経済成長で、食料不足への懸念が深まっています。将来的な世界の人口増に対応し、持続可能な食料の増産が必要になります。その中の一つに、漁業の漁獲があります。世界の漁業(天然)生産産量は、1980年代後半以降ほぼ横ばいになっています。むしろ、健闘しているのは養殖漁業なのです。すでに、養殖魚の生産は、天然物の生産量を上回っています。世界の魚の需要は、拡大しています。と同時に養殖魚の生産も増大しています。問題は、養殖に使うエサの価格が不安定なことにあります。養殖に使われる魚粉では、ペルーのカタクチイワシが有名です。でも、このペルー産は、好不漁が激しく、国際魚粉相場を左右してきました。近年は、エサ代の高騰が養殖業者の経営を圧迫してきたのです。魚の資源状況を長期的に見ると、魚粉価格は高い水準で持続するという見方が一般的です。もし、この養殖漁業に使うエサが、安定的にしかも安価に供給する企業が現れれば、その企業は優位にビジネスと進めることができます。
 現在、そのエサの有力な候補がコオロギやミズアブなどの昆虫になっています。もちろん、食用としての昆虫食の市場も広がりつつあります。昆虫食や飼料を含め、昆虫タンパク質市場は、2027年までに33億ドル(4500億円) に達すると見られています。昆虫食だけで見ても、219年度に70億円だった世界市場は、2025年度に1000億円にまで成長すると試算されています。欧州では、昆虫が食用のほか豚や鳥などの畜産用として市場が広がりつつあります。特に、ペット用の餌や家畜の飼料、そしてサーモンやエビの養殖用飼料として普及しているのです。EUでは、ミールワームやトノサマバッタが食品として域内販売が認可されるようになりました。ミールワームとは、ゴミムシダマシ科の幼虫のことで、イネ科の植物を好んで食べる虫として知られています。一方、アメリカでは、ミズアブやバッタなどが注目されています。昆虫の飼料の市場が大きくなれば、食糧資源の減少や価格高騰を回避する解決策になる期待されています。
 地球のいろいろな地域で食べられている昆虫は、1900種になります。人間による昆虫食には長い歴史があります。一般的に人気がある昆虫食は、カイコ、イモムシ、アリ、イナゴ、コオロギ、セミなどがあります。アミノ酸組成の豊富なカイコの蛹は、良質なタンパク質と脂質の摂取源として優れています。世界保健機構(WHO)も、カイコが人間の食用に適するタンパク質だと認めています。カイコの栄養成分は、炭水化物の吸収を遅らせて食後の高血糖を緩和する作用もあります。昆虫は、鉄や亜鉛のような「造血」ミネラルが豊富です。ミツバチやシロアリは、鉄欠乏症に有効な食物源としての可能性を持っています。ある面で、女性の強い味方になる食材に可能性を持っているともいえます。コオロギとミールワームは亜鉛が多いのです。これらの昆虫を組み合わせた昆虫食を、サプリメントとして製品化できれば、優れた鉄欠乏症の予防食品になるかもしれません。危機があれば、それに備えるのが人類です。コオロギ養殖場が、2014年に米国オハイオ州のヤングスタウンに創立されました。それ以降、次々に欧米では、食用コオロギやハエ(幼虫)の養殖が各地で行われているようになりました。コオロギ粉入りパンがヨーロッパで好評を博すなど、昆虫食は徐々に家庭に浸透しつつあります。
 ここで、お話を魚の養殖に戻します。魚の養殖で使う飼料は、天然のイワシなどを細かく砕いて丸めた魚粉などが主体になります。もう一つは、油を絞ったあとの大豆かす(大豆ミール)になります。飼料代は、養殖業のコストの7~8割を占めているのです。2022年の魚粉価格は、1キログラムあたり209円と21年に比べて32%も高騰しています。カタクチイワシなどを原料とする養殖飼料の魚粉は、価格が高騰しているというわけです。もちろん、大豆の価格も不安定な動きをしています。魚の養殖で使う飼料の魚粉や大豆かすの輸入価格は、上昇していくことが予想されています。さらに、カタクチイワシなどの飼料魚は、ニシンやイワシのように激減すると懸念されています。懸念やリスクがあれば、それを避ける発想が求められます。そこに現れた救世主が、昆虫になります。イワシなどと比べて安定調達できる昆虫を、代替飼料として活用する動きが世界的に広がってきたということです。
 日本でも、徳島大学発のスタートアップのダグラスが自社でコオロギ養殖しています。このダリラスは、自社で養殖するコオロギを加工した粉末を混ぜた食品の販売を手掛けているのです。この起業は徳島県内に複数の養殖場を持っていますが、2023年内にも新たに大型設備を設置する計画になっています。また、長崎大学は、養殖魚の飼料になる昆虫「ミールワーム」の育成装置を開発すると発表しています。長崎大学の小林透教授らが、ITを活用して画像による生産システムを構築しました。「ミールワーム」の育成装置を、長崎大学発スタートアップと共同で開発すると発表しました。海洋水産に詳しい長崎大学の知見を取り込み、「ミールワーム」を大量に、そして効率的に育てる生産を目指しています。面白いことは、長崎大学生活協同組合と連携して弁当の食べ残しで、ミールワームのエサに使うという仕組みでした。
 このように、食べ残しをエサなどに変換する仕組みの実用化は、カナダのバンクーバーですでに行われています。2014年、バンクーバー市は、すべての野菜廃棄物のリサイクルを義務づける法律を可決しました。多くの企業は、リサイクルを義務づけるこの法律が現実性をもたないと非難したのです。でも、困った企業が多ければ、それを解決した企業にはビジネスチャンスが訪れることになります。そして、このチャンスを待ち構えていた会社があったのです。カナダのエンテラ社は、野菜の廃棄物を利用する仕掛けを作っていました。この会社は、グローバルな問題である食品廃棄物と人類の栄養不足という2つの課題の解決策を用意していたのです。そして、廃棄物を受け入れることで、この会社は確実に稼いでいます。
 バンクーバーで活動する企業には、食品ロスを大量に吐き出している大手食料品店があります。ここには、大量の売れ残り、古くなった野菜やサラダなどを廃棄する大手食料品店があったのです。これらの企業は、食品ロスの削減に、コストをかけながら取り組んでいました。これらの企業は、リサイクルを義務化されたバンクーバーの条例に苦慮していたわけです。この野菜の廃棄物を、有料で受け入れる施設ができたのです。古い果物や野菜など甘酸っぽい匂いのするゴミの山が、ダンプカーに積まれて有料の施設に入ってきます。野菜廃棄物を満載したダンプの重量を計ると、積荷を下ろし、あとで空車の重さを計ります。その重量差によって、廃棄物の重量を把握するわけです。エンテラ社は料金を取って、「廃棄物」を受け取ります。それを、ミキサーにかけてドロドロのジュースにします。このジュースを、アメリカミズアブの幼虫に食べさせるのです。驚くべきことですが、5 kgのアブの幼虫が100トンのくず野菜を餌として食べてしまうのです。この5kgのアブの幼虫は、6トンの肥料と6トンのタンパク質の豊富な幼虫を作ります。幼虫の糞と蛹の抜け殻が、6トンの肥料になります。アブの糞から作られた肥料は、地元の農家や家庭菜園に利用されています。タンパク質の豊富な幼虫は、ニワトリや魚の高品質の飼料になります。
 昆虫を育て、そこからたんぱく質を作り出すことは、日本でも実現しています。次の課題は、昆虫に餌をやりながら、継続的にたんぱく質を市場に供給する仕組みを構築することになります。そして、できれば昆虫の餌が、フードロスを減少させるものであれば、楽しい生産工程を作り出すことができます。そのヒントは、日本の福岡市にもありました。福岡市で2016年創業したムスカは、ハエを使って飼料や肥料を作っています。ムスカは、畜産農家から出る家畜の糞や食品工場から出る残りカスを利用して、飼料や肥料を作る仕組みを開発しました。ムスカのイエバエを活用すれば、家畜の糞などが1週間程度で飼料や肥料になります。有機廃棄物1トンに対して、300gのイエバエの卵で、飼料や肥料を生産することができるのです。イエバエの卵で作った飼料や肥料は、畜産農家や魚の養殖業者に供給されています。もし、このハエの作ったたんぱく質が、コオロギなどの餌になるならば、無限の飼料供給が可能になることを示しています。昆虫食が、人類のたんぱく源を提供します。その過程で、養殖魚の餌と農業用の肥料を作るわけです。昆虫食が、地球にやさしい環境を作り出すことに貢献することになります。
 世界の人口は、発展途上国を中心に増加を続けています。国連の予測では、世界人口が2050年段階で97億人と、2019年より25%増えると報告されています。2028年の牛肉の世界消費量は、2015~17年の平均を17%上回る7200万トンになるとも予測しています。家畜は全世界の半分以上の穀物を消費し、けた外れの量の水を消費しています。気候温暖化の進行は、人類が使用する水の供給を減少させることを示唆しています。食糧危機や水不足が迫るなか、牛や豚、鶏に代わるたんぱく源として注目を集めるのが昆虫なのです。昆虫は、実は良質なたんぱく源です。牛肉100gは、約20gのたんぱく質を含みますが、コオロギもこれに等しいたんぱく質を持っています。牛肉1kgの生産には、10kgの飼料が必要になります。コオロギは1.7kgの飼料で、1kgのタンパク質を作れるのです。国連でなくとも、昆虫食に関心をもつことがお判りでしょう。昆虫は、人口増加とそれに伴う食糧不足を補う未来の食と期待されているわけです。
 最後になりますが、徳島大学発のスタートアップのダグラスも、特徴があります。この起業は、30年前から育ててきた系統のコオロギを30万匹ほど飼育しています。コオロギは、卵から約1カ月で3センチに育ち、食べられるようになるのです。30万匹のコオロギは、密集した状態でも健康を損なわずに育てられる特徴があります。東南アジア原産のフタホシコオロギという品種を、大量に育てているのです。このコオロギを乾燥させると、煎りソラマメのようなサクサクした食感になります。徳島大ではゲノム編集技術も確立しており、筋肉を増やすなどの品種改良もできるようです。徳島県内の高校では、グリラスが提供したコオロギの粉末を調理して給食に取り入れました。ところが、コオロギの粉末を調理して給食に取り入れたところSNSなどで批判の声が上がったのです。虫を食用に展開することには、一部の消費者からは根強い抵抗感もあるようです。今は、養殖などに昆虫のタンパク質を多用する時期なのかもしれません。人間のタンパク質源として有用なものと理解されるためには、もう少し時間が必要なのかもしれません。



Have fun with your dog  Idea Plaza Summary  967 

2023-03-24 17:57:40 | 日記


 An increasing number of dog lovers want their dogs to be part of the family and enjoy traveling and outings together. There is a tendency to spare no effort in spending money and time on pets. More and more people are looking forward to taking pictures of their trips and posting their dogs on their blogs. Pet tourism is currently booming, with many couples in their 30s to 50s using it. This tourism is characterized by many repeaters. We want people and dogs to live happy lives. Dogs and humans have lifespans. I'm thinking about how to have them fulfill their life expectancy in good health.
 Dogs will be happier if they have an environment where they can exercise freely. For example, Hokkaido has a vast land area. One of the problems in Hokkaido is the damage caused by deer. Some towns have vast nets to prevent this harm. The town has 300 kilometers of deer fences. Instead of thinking of this fence as a deer repellent, what would happen if we changed our mindset and thought of it as a fence? A huge playground will appear there. Dogs running around freely on a huge playground may be a fun sight for dog lovers. It might be fun to run around together on an electric unicycle such as Segway. Preparing such an environment will also be an option for tourism in the future.
 I have some interesting data. China has overtaken the United States as the world's largest number of people with a net worth of over $100,000. As of 2019, China had 113 million adults with a net worth of over $100,000. There are 103 million adults in America with a net worth of over $100,000. Incredibly, Japan has 55 million adults earning over $100,000. One in two people in Japan is in this layer, and one in ten people in China. However, as of June 2020, there are 20.27 million adults in the United States with a net worth of over $1 million. Among the million-dollar group, Japanese are among the largest in the world. There are tens of thousands of dog lovers in Japan and hundreds of thousands around the world. Pet tourism targeting these people may also be the aim of tourism business in the future.


작업을 잘 사용하여 생산성 향상  아이디어 광장157 

2023-03-23 18:09:09 | 日記


 일본에서도 2010년대 이후에, 워케이션이라는 말이 사용되게 되었습니다. 「워크」와 「휴가」를 조합한 조어가 됩니다. 2020년 6월에 한 연구소가 오키나와에서 실시한 실증 실험에서는 좋은 결과가 보고되었습니다. 3일간의 워케션을 체험한 사람의 생산성은 평균 20% 상승해, 스트레스는 37% 저하했다고 합니다. 또한 리프레시 효과를 35%의 참가자가 인정하고 있습니다. 흥미로운 보고서는 "지금과 다른 환경에서 새로운 아이디어와 기획이 태어났다"는 목소리도 14%에 달합니다.
 신형 코로나를 받아, 워케이션이나 텔레워크 등의 새로운 일하는 방법이 퍼지고 있습니다. 도심부에 살면서, 지방이나 리조트지의 물건을 선택해 거주해, 일을 즐겁고, 효율적으로 실시하는 사람들도 늘고 있습니다. 사람이 요구하는 경우, 거기에 사업이 태어납니다. 거주지에 대한 의식과 일이 다양해지고, 워케이션의 수요가 늘어나면, 거기에 비즈니스 기회가 탄생합니다. 도쿄의 맨션 구입자가 삿포로에서 워케이션을 하는 서비스도 가능하게 되어 있습니다. 게다가, 지방이나 리조트지에서는, 주거뿐만 아니라 농업 체험등의 서비스도 있는 것 같습니다. 이 발상의 연장상에는, 가족과의 워케이션도 나옵니다. 온라인 교육이 진행되면 고급 교육이 지방에서도 받을 수 있습니다. 어린이 동반에서의 「work ・education ・vacation」이 하나의 트렌드가 될지도 모릅니다.
 기업은 정해진 상품만을 생산하고 있는 것은 아닙니다. 기업은 소비자의 요구에 맞는 상품을 개발합니다. 또한, 보다 적극책으로서 소비자의 요구를 높이는 부가가치가 높은 상품을 개발해 나갈 것입니다. 소비자의 요구를 파악하고 그 상품을 개발하기 위해서는, 그 상당한 높은 스킬과 그 스킬을 브러싱할 여유가 있어야 합니다. 일을 평준화하고, 자신의 페이스로 실시하면, 상품 개발의 아이디어가 나옵니다. 아이디어를 지속적으로 만들어 나가기 위해서는 심신 모두 충실해야 합니다. 피로는 적이됩니다. 피로를 축적하지 않기 위해서는, 자신의 에너지 소모와 충전에 대해서, 센서를 가지게 됩니다. 센서로 소모가 심하다는 신호가 나오면, 워케이션으로 충전하는 체제도 선택사항이 됩니다. 그 소모를 줄이고 충전을 즐겁게 할 수 있는 환경이 갖추어지고 있는 것 같습니다.







変化の時代に求められる新たな教育の知恵  アイデア広場 その1243

2023-03-22 06:40:22 | 日記


 今現在、将来予測が困難なVUCA(ブーカ)の時代に入ったと言われています。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という頭文字を取った言葉になります。変化が激しく、自然や社会の環境が複雑性を増し、想定外の事象が発生し、将来を予測することが困難な状況を示すことのようです。ブーカの時代は、自ら考え不確実な社会を生き抜くことが求められます。そして、この生き抜く力を育て身に付けていくことになります。先進的な組織は、このブーカ時代を先取りする教育を行い始めました。一つの事例に、幼児教育があります。保育園など幼児教育の現場も、急速に変わりつつあるのです。進んだ保育園では、「自分の意見を言える」といった非認知能力の育成に力を入れています。この能力は、一般的な知能指数や受験学力とは異なる 意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーションなどの測定しにくいものになります。たとえば、プログラミングを導入する保育園が増えています。プログラミング教室では、少人数で各自が関心のある題材やツールで学べる環境を整えつつあります。その中で、プログラミング技術だけでなく、ものづくりの経験から自分で解決策を考える力を育てることを支援する保育園があります。ものづくりの経験を通じて、自分で解決策を考え、主体的に物事に取り組む能力の育成を支援するわけです。ある意味で、一般的学習に非認知的要素を加えた手法を取り入れていくわけです。
 そのモデルとして、キッズスマイルホールディングス(Kids Smile Holdings)があります。キッズスマイルホールディングスは、東京の錦糸町に日本語と英語で教育するバイリンガル保育園を開きました。ここでは、子どもの自発性を育てる「モンテッソーリ教育」を取り入れています。日本語はもちろん、「聞く」「話す」「読む」「書く」といった一般的な英語授業を行なっています。さらに、日本語や英語で教育するバイリンガルだけでなく、理科の実験や運動などのレツスンも英語で実施するという徹底ぶりです。そして、ここでも学カテストでは評価できない「非認知能力」に力がそそがれているようです。キッズスマイルホールディングスとは別の形態になりますが、乳幼児を対象にしたスポーツ教室も進化してきました。スポーツ教室というと、体操やサッカー、野球といった一つの種目を教える傾向がありました。一方、ある先進的スポーツ教室は、7種類以上のスポーツを取り入れています。多種目の運動を通して、バランスや反応など能力を育てることを主眼にしています。ここでも重視されていることは、コミュニケーション力や課題解決力に関する「非認知能力」になります。スポーツ教室も進化し、幼少期の運動経験が、今後のVUCA(ブーカ)時代を克服する糧となるように支援する組織になってきたようです。
 近年、欧州の名門校の日本進出が相次いでいます。三井不動産は、千葉県柏市若柴にある柏の葉キャンパスに英パブリックスクールのラグビー校の日本校を誘致しました。この学校は、2023年8月下旬に開校をする予定になっています。ラグビー校は、ラグビー発祥の地としても知られるイギリスの名門パブリックスクールです。ラグビー校に限らず、イギリスの有名パブリックスクールからは、有能な人材が数多く輩出されています。その伝統は、現在も続いているわけです。ラグビー校の進出は、日本から世界で活躍する人材の輩出が期待できます。さらに、イギリスの名門校のマルバーン・カレッジも、東京都小平市に東京校を開校します。このマルバーン東京校は、「国際バカロレア(IB)」に沿ったカリキュラムを一貫して受けられることが特徴です。国際バカロレアは、世界共通の大学入学資格につながるものです。卒業生は国際的な大学入学資格「Aレベル」が取得でき、英米の名門大学への進学が可能になります。治安のよい日本で、子どもを学ばせたいというアジアの富裕層も増えているようです。
 日本でも、海外大学で広く認められている入学資格「国際バカロレア」(IB)に、注目が集まっています。大学も企業も優秀な人材を獲得しようとしています。国際バカロレアは、国内にあるインタ一ナショナルスクールを中心に導入が進んできた経緯があります。でも、最近は文科省の計らいで、国際バカロレアと日本の高校卒業資格の両方を獲得できる学校も現れているのです。国際バカロレアのカリキュラムが、学習指導要領に沿ったカリキユラムと両立して受けられる国内の高校が増えてきました。生徒にとって、授業時間が増える大変さはあるようです。でも、卒業後の選択肢が世界の大学に広がるメリットがあります。余談ですが、国際バカロレアの誘致は、高度人材の獲得にもつながります。 多く優秀な高度人材が、シンガポールで研究開発に従事しています。その優秀な人材が、安心して働ける環境の一つが、国際バカロレアの充実です。高い研究能力を持っている高度人材は、親として自分の子どもが、自分と同じ境遇で学問や研究に挑戦してもらいたいと考えています。高度人材を海外から呼び寄せるためには、お金や研究施設の充実だけはなく、子弟の教育環境が大切なのです。
 2022年8月には岩手県八幡平市でも、英国の名門私立校のハロウインターナショナルスクール安比ジャパン日本校が開校しました。この安比ジャパンは、11才から18才の7年生から13年生(日本の小学校6年生から高校3年生)の920名の生徒を対象にしています。在住外国の方には、金融リテラシーや起業家教育に関心のある人たちも多いのです。その在住外国人の子ども達が、この安比ジャパンの主なターゲットになるようです。この学校は、年間の学費(寮費を含む)が800万~900万円と高額になります。ここには、日本のほか中国や韓国などの13国や地域から180人が入学しています。安比ジャパンは、リーダーシップを養う英国式の「全人教育」を掲げています。もちろん、国際バカロレアの資格もカリキュラムに組まれており、卒業後は世界の大学に進むことができるようです。海外富裕層の子息が主な対象としていますが、国際教育を重視する日本の富裕層も引き付ける学校になっています。
 実は、ハロウ安比校を誘致したのは、岩手県の不動産企業になります。この企業は、ハロウ安比校を拠点に2000人規模の学園都市をつくる計画を進めているのです。安比ジャパン校は、音楽や絵画などの表現芸術、ディベートや演説もカリキュラムに組み込んでいます。また、安比の自然を生かして、ゴルフやスキーなどのスポーツのカリキュラム行っています。夏休みなどには入寮している子どもに会うために、宿泊する保護者もいます。驚くべきことは、子どもに会うために、1泊100万円のスイートルームに宿泊する保護者も出てきているのです。不動産会社が海外名門校を誘致することで、自社で開発する「街」の魅力を高めているともいえます。名門校の日本誘致は、海外富裕層のマネー流入を呼び込むドル箱になる可能性もあります。海外名門校の開設は、経済の起爆剤になりうるということです。
 ブーカの時代は、自ら考え不確実な社会を生き抜くことが求められます。そのための教育支援が、多様に用意されている環境が整いつつあります。社会の不確実性とその中で必要な能力を予測して、子どもの能力を高める支援を行うことになります。では、どうすれば良いのでしょうか。そのヒントが、MaaS (マース)になります。MaaS (マース)は、Mobility as a Serviceの略になります。マースは、フィンランドで生まれた移動サービスのコンセプトで、大まかな定義はAIを活用した移動サービスになります。これまでは、飛行機、電車、ライドシェアなどをバラバラに予約することが普通でした。それが、別々に利用する乗りモノを一括予約できる優れものです。さらに、プランに含まれるホテル、レストラン、観光施設などの予約や決済もAIが自動的に行ってくれるのです。さらに、「飛行機や電車の振動や座り心地などの快適性」、「人間のエネルギー消費量や疲労度」の配慮も、個人の好みにより配慮されるのです。AIが学習して、マースを個々のユーザに好みや快適性に合わせてパーソナライズしていくわけです。このような仕組みを、新しい教育に取り入れれば面白いことになります。名門校で学習しながら、これからの社会に必要な知識や問題可決能力を高めていきます。その中で、自分の得意な能力が、これからの不確実な社会で役立つ分野をいくつか教えてもらうわけです。成長途上の自分の見合った能力で、どんな進路があるのかをPath development as a Service(進路開拓サービス)に支援してもらう発想も楽しいかもしれません。