早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

長生きは長い息なり...!

2014年12月26日 04時47分40秒 | 読書








徳川期の禅僧白隠は

「独り按摩」という健康法を説いているが、

その「最後の一訣」でずばり、

「長生きとは長い息なり」と書いている。


七十七の長寿を生きた

妙心寺の古川大航管長は

人から長生きの秘訣を聞かれて

「ただ息をし続けてきただけだ」

と言われた。


まことに人生の根本は、

この一息から始まるということだ。

だから一息一息が決して

疎かな一息であってはならないのだ。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







「長生きは長い息なり」

なんと素晴らしい言葉

心が震え上がる想いがする


一息一息心をこめて大自然の空気を

身体中に行き渡るように呼吸すれば

どれだけ素晴らしい自分になっていたことか

そして逆に自分はただただ

なんの意識も無く呼吸していることか


あらためて一息の大切さを考えてみた

瞑想で重要視されている深い腹式呼吸

運動をする時

レース前の集中もまさにこの呼吸勝負

なんどもなんども練習した腹式呼吸


でもついつい日常の暮らしの中で

おろそかにしている呼吸

改めて考え直し

常に一息一息

心をこめて自分でコントロールしてみたい

「長生きは長い息なり...!」


     早起き鳥






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決して伝えられない聖人の生き様...!

2014年12月25日 05時16分11秒 | 読書








仏陀であれキリストであれ

はたまた孔子にせよ、

人類の教師と仰がれる人たちは、

弟子たちにむかって多くの教えを説かれた。


しかし彼らにもまた、

自分以外の者に対して、

これだけは伝えられないという部分があったはず。

それはいったい何か。


それは彼自身の存在である。

彼らが食べた食事の味、

彼らが実感した大小便放出の開放感。

それらをどうして他人が知り得ようか。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







人類の教師

と仰がれる人たちはまさに神様

その神様の教えは今の自分達でさえ

書物などで学ぶ事ができる。


立派な人が噛み砕いてくれた

解説書などもちまたにあふれている

でもその書物に関心はもっても

通読して自分のものにできたことなど

何一つとして無い


でもその神様たち自身の日常や生き様

神様たちの大小便放出の開放感などというと

まるで三面記事をみるような興味本位で

知りたくなる

なんと低俗なこと


はてさて、師の教えを学ぶなどと

大それた事を考えるのもおこがましいが

師匠のしたことをそっくりそのまま真似て

その内容ととことん探求研究すること

これが学ぶということなのだと思っている

その上で自分の知識や能力が

向上すればそれだけで十分である


     早起き鳥






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必ず上位の者に勝ってこそ...!

2014年12月24日 05時01分18秒 | 読書








日本の国技である相撲の世界には

実に厳しい掟がのこされている。


上位番付の力士と対等の勝負では昇進はない。

何番取っても必ず上位の者に勝ってこそ

初めて昇進が許されるようだ。


何かにつけ伝統を受け継ぐということは

容易なことではないであろう。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
    










何とも分かり易い競技,相撲

相撲が始まるといつも気になる

お目当て力士の星勘定


関西出身の豪栄道に栃乃若がお気に入り

でも豪栄道は大関に昇進してからつまずき

来場所はカド番の憂き目

栃乃若は惜しくも引退


それにひきかえ着実に力を付け

上位に行けばその力を遺憾なく発揮する

モンゴル出身力士


相撲に対する姿勢と自覚

それはまさに日本人がむねとする相撲道

日本人力士の奮起に期待したい


常に行動をともにする相撲一座

そして常に命がけ、厳しい対戦の相撲リーグ

何とも不思議な競技ではあるが

そんななかで毎場所見せ場をつくる

大横綱、白鵬は実にすごい人である


この白鵬の強さを引き継ぐ力士は現れるのだろうか

現れない限り白鵬の覇権は続く...!


     早起き鳥






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免許皆伝とは...?

2014年12月23日 05時24分46秒 | 読書








何事であれ、

ものを伝えるときには

弟子の実力が

師匠をしのいでいてこそ免許皆伝

ということになる。


さもなければただ

師匠の顔を汚すだけであるということ。

どうかすると、

実力がようやく同等になった者や

実力がまだ十分でない者に

指導を任せようとする

現代の師の心すべきところか。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







師匠をしのいでこその免許皆伝

厳しい考え方である。

そこそこ実力が確認できれば免許皆伝と思っていた


師匠を超えるなど、

そもそも可能なのだろうか...!

でもそれを実現できる者だけが

弟子としてその道を極める技を会得してこそ

師匠の後継者なり得る

ということなのだろう


さて親と子の関係で言えば

鳶が鷹をを産んだという想い

親を超えるなど到底ありえないなどと

いろいろな想いがある


とはいえ親から子へ時が流れていく

家業や伝統を受け継ぐ家の戸主にとって

頭の痛いバトンの引き継ぎ


子が家を捨てても世間の荒波で鍛えられ

立派に生き抜く子もあれば

家を出ただけで社会貢献もできなければ

親の顔を汚すだけで

親の積み上げて来た一生の徳を

食いつぶす不肖の子ということもある。


免許皆伝に親から子への伝承とは

なんと厳しいものだろう...!


     早起き鳥






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川に落とした剣を悔しがる愚か者

2014年12月22日 05時33分15秒 | 読書








川を流れる舟が常に動いていることは、

岸を見さえすればすぐ分かることだ。


にもかかわらず岸の変化に眼を背け

剣を落としたのはここだと船べりに印をつけて

悔しがっている人の愚かさは

現代の親にも共通しているようだ。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







流れる川を進む舟の中で

川に落とした剣を舟のこの位置で落としたと

悔しがっている人の愚かさは相当なもの


流れの速さがどうだろうと

川に剣を落とすこと事態が

大バカものと言わざるを得ない

そんな愚かな人がこの世には多すぎる


僕なんかまさにその典型

そんなに食べ過ぎたら身体に悪いと知りながら

なくなるまで食べてしまい

胸焼けがすると反省する大バカもの


そんなに呑んだら次の日がこたえると知りながら

日が変わる頃まで呑んで泥酔状態

翌朝、天井が回るほどの二日酔い

とことん馬鹿な大バカもの


なんと情けない愚かものか

今の子供達への反面教師

こんな大人にだけはなるなよ...!


     早起き鳥






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