早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

パンダは笹、コアラはユーカリ、しか食べない…?

2012年11月21日 03時16分26秒 | 読書





野生の動物には、
ガンも肥満も糖尿病も脳卒中もない。
うつ病も、ノイローゼもない。
かれらの生きる姿は優美である。

かれらは、何をいつどれだけ
食べたらよいかを熟知している。
食べて良いもの、
悪いものを直感的に判断する。

たとえば野生のパンダは笹しか食べない。
コアラはユーカリの葉しかたべない。

かれらは、その食の知恵を
どうして得たのか?
それは本能により体得している。
本能とはなにか?

それは大自然が授けてくれた叡智である。
大自然とは宇宙であり、
直観にいえば「神」である。

宇宙の叡智とは、即、
「神」の叡智に他ならない。

 「長生きしたければ食べてはいけない!?」
        著 船瀬 俊介


     
     









野生の動物が最初に
身につける能力は狩り
当然ながらそれは
生命を維持するための知恵

遺伝子にしっかりとそのテクニックが
明記されているに違いない
我々人間といえども同じであり
その狩りの技は遺伝子に
書き込まれているはずである

原始の時代ならいざ知らず
この文明のすすんだ社会において
狩りは必要がなく
食べたいものを食べたいだけ
口にすることができ
狩りの能力など必要がない

でも採るや獲るという技は
一部の人には代々継承され
それに調理や加工とかいう技も
身につけた人もいる
そういう仕事に汗をかく人がうらやましい

さて、野生の動物は必然的に
常に飢餓状態と背中あわせ
我々人間も生き伸びるためには
意識してその飢餓状態を
作ってやることも大切なのかも

     早起き鳥





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◆◆現在 5位◆◆

何を食うべきか?食わざるべきか?

2012年11月20日 03時44分35秒 | 読書




子規は病床で、
ときに業苦に悶え、
呻吟し、絶叫する。
その頬をつたう涙は、
その無知から生じたものであった。

しかし、遂に、絶命するその時まで、
若き文豪はその自らの
無知に気づくことはなった。

その無知とは栄養学に対する
無知そのものである。

何を食うべきか?
食わざるべきか?
どれだけ食うか?
食わないか?

彼は生涯にわたって
とんと無知であった。

 「長生きしたければ食べてはいけない!?」
        著 船瀬 俊介


     
     










生死に影響するような
大病と食事との関係
今なら、入院して
病院に任せることとなる
無知な素人考えでの
食事療養などとてもできない

でも私が入院を経験して思うことは
内視鏡での早期胃癌細胞切除手術、
2、3日の絶食しての
治療とその回復療養

絶食した時から全粥にもどるまでの
4、5日間ずっと点滴していた
だから、体重はほとんど変わらず
入院して痩せるだろうとの期待ははずれ

私の素人ながらの感想としては
点滴など必要ないのでは
そんな気がする。

今まだ退院後しばらくは胃潰瘍状態、
安静に医師の指示に従って
安静、静養はしているが
食事に関しては良く噛んで
ゆっくり味わっていただいている

そんな本来の食に対する生活習慣
腹八分と良く噛むこと
忘れないようにしたい

     早起き鳥





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◆◆現在 7位◆◆

正岡子規の食欲、一度に柿を11個…!

2012年11月19日 04時12分17秒 | 読書





柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺

あまりにも有名な子規の句である。

わたしは最初に
この句を知った子供の頃は、
のどかさから達観した
老境の俳人を想像していた。
しかし予想外に正岡子規なる俳人が
若いことに驚いた。

その早熟な秀才は、
いっぽうで無類の大食漢であった
痩身なれど暴食。
その食欲は異様というより、
もはや病的である。
そうして若くして吐血。結核である。

一度に柿を11個!そしてカリエスに
これは「脊椎の結核」とよばれる。
脊椎骨が侵され、破壊され、変形する。
さらに、膿が身体の各部に溜まり、漏れる

 「長生きしたければ食べてはいけない!?」
        著 船瀬 俊介


     
     









正岡子規といえば
3年間続いた年末特集ドラマ
「坂の上の雲」の主人公の一人

病に苦しむシーンが痛々しかった
母や妹の献身的な看護と介護には
とうてい真似のできない
苦労が描かれていた

その陰におそるべき新事実
常識では考えられないような短命で
そのカリエスという病の悲痛な症状
それは過激すぎる
過食に原因があったのかもしれない

一時期、テレビで競って
大食いをネタにした番組もあったが
そんな大食いは
きっと寿命を縮めてしまう

私自身も若いころ、挑戦したことがある
餃子、カレーなど

大皿を全部食べたら無料になるお店
店の店員が
「お兄さん止めておきな!絶対に無理だから」
姿や顔を見ただけでわかるようだ
痩せの大食い、

そういえば痩せていて
糖尿の人がいるのには驚いた
いろんな人がいて
いろんなことで苦労しておられるが

なんと言っても腹八分が基本のようだ

     早起き鳥





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飽食は心身を狂わせる…!

2012年11月18日 03時05分21秒 | 読書





昨日からのつづき
チリの落盤事故は地下700mの断食道場…!

逆の場合を想定してみましょう。
700mの地下に巨大食料倉庫があって

砂糖、パン、バター、チーズ、清涼飲料、
お菓子、肉、卵、ハム、ソーセージ、
ワイン、ビール、ウイスキーなど

食べ放題、飲み放題だったら、
彼らの運命をどうなっていたでしょう。

私は想像するだに戦慄します。
おそらくかれらの対立は
掴みあいから殴りあい
殺しあいにまで、
発展したかもしれません。

なぜなら、これら「豊かな食事」の
飽食は心身を狂わせるからです

「食いまちがい」は「生きまちがい」です。

 「長生きしたければ食べてはいけない!?」
        著 船瀬 俊介


     
     









なんと恐ろしい、
今、自分は飽食に生きている

子供のころは貧しかったけれど、
今はどんな人も飽食
意識しなければどんどん食べ物が
体内に入ってくる

でも、私は不幸中の幸い
人間ドックで胃癌が早期に見つかり
おかげで、飽食にストップがかかった

たったの二日の絶食ではあったが
食事の有り難さを痛感

喫茶店のモーニングサービスに
トースト、卵、野菜サラダ、
コンソメスープがつく豪華版
休日は自分のお気に入りの席で暫し読書
憩いの時間である

退院してからその喫茶店に行く
モーニングとコーヒーを注文
マーガリンの塗ったトーストが喉を通らず
パンの量の多さに途中でギブアップ
ゆで卵は食べられたがお腹いっぱい
コンソメは味が濃すぎて
濃縮スープのようでとても飲めない

食生活の習慣とは恐ろしい

今までちょっと遅く店に入ると
野菜サラダやスープがない時がある
湧きあがる激しい怒り

飽食とはやはり
恐ろしいことが良くわかった

食べられないのではなく
食べられるけれど、食べないステータスと快感

     早起き鳥





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チリの落盤事故は地下700mの断食道場…!

2012年11月17日 03時05分37秒 | 読書





あらゆる宗教は「少食」「菜食」を
「正食」として推奨しています。

それは、このような食のスタイルが、
もっとも人間にとって理想であるからです。

チリ、サンホセ鉱山の33人の作業員たちは、
偶然の落盤事故で、
はからずも地下700メートルの
静かな落ち着いた「道場」で
17日間の断食修業を行ったのです。

リーダーのウルスァさんは、
さしずめ指導僧のような
存在であったのでしょう。

こうして「断食」により、
かれらの体内では
生命力、治癒力、排毒力、精神力は
格段に高まりました。

だから、かれらは心身の平安を保って
救助を待つことができたのです。

          明日につづく 

 「長生きしたければ食べてはいけない!?」
        著 船瀬 俊介


     
     









ウルスラさんのリーダーシップが凄い
緊迫した地下で33人の生命を預かる
なみの統率力ではない

そしてほんの僅かの食糧をみんなで
舐めるようにわけあって
飢えをしのぐというよりは
精神修養、いわゆる断食を
本当に意識して行ったのかも

リーダーが断食の経験があって
最高40日間以上の断食も行われており、
それまでには必ず救助が来ると、

リーダー自ら率先して精神集中をして
瞑想状態を維持したのだろうか

いや、もし断食の経験がなかったとしたら
どう統率をしたのだろう
気になるところ
なにかみんなでしていたのだろうか
そんなエネルギーを使うことはしないかも

いやはや、閉所恐怖症の私としては
まちがいなく乱心発狂するにちがいない
万一の被災時に備えて
断食経験を急がねば
標準コースの20日に挑戦!
いやとても自信はない

一週間も断食したら、口から胃が出てきそうだ

     早起き鳥





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