江戸期、ニシンを運んできた北前船は
その多くを敦賀に揚げて
海浜に並ぶ倉庫に入れた
今でも敦賀のニシン倉というのは
━幕末、天狗党事件の終末の現場になったためでもあるが━
文化財として保存されている
敦賀は京都の外港のようなものであった
京都人は敦賀から来る昆布や椎茸かつお雑魚など
出汁をとってうどんそばの汁を作ったが
その汁に甘煮処理をした身欠きニシンを入れるかぎり
京都にかぎるようである
幕の内弁当に入っている昆布巻きも江戸期の蝦夷地との
交易が生んだ不思議な食品である。
菜の花の沖(Ⅳ)司馬 遼太郎
敦賀は良い町だ
今、両親が暮す町
港が眼前に広がる湾口は
まるで大きな壺!
敦賀トンネル温泉から眺める
敦賀港は実に素晴らしい眺めだ
桜が咲く今の季節
お盆の花火大会
吹雪舞い散る頃といい
素晴らしい情景で人の心を
癒してくれる。
司馬遼太郎の菜の花の沖を読んで
敦賀の栄華がなんとも
心に残った
素晴らしい町、敦賀…!
がんばれ…!早起き鳥
私も敦賀の生まれでして、なつかしいですね。
今年も桜はきれいでしたか?