継之助はすぐに
自分の昂奮に気づき、
声をしずめた。
議論は怒った方が負け、
と言うより、
怒ることによって
自分の敗勢をたてなおそう
というものであり、
みずから負けである事を
告白するようなものだった。
「峠」 著 司馬 遼太郎
自分の周囲を見渡すと、
怒る、威張る、怒鳴る…、
そんな人が上にも下にもなんと多いことか、
そして自分の事を振り返って見ると、
ホンの少しの感情の高ぶりが
部下には怒られたと
受け止めてしまう。
自分の立場を考えれば、
家族に言うような
ぞんざいな言葉遣いで
職場で接すればとんでもない
誤解を生むこともある。
ましてや怒るなんて…!
そう思うんだが、
怒る人のなんと多いことか…!
「怒った方が負け」
肝に銘じたい。
早起き鳥
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