信長にとって官位の昇進に
それほどの意味はなかった。
いまだ四方を敵に囲まれている以上、
官位が昇進したところで
戦いに勝てるわけではない。
軍事的な実力が
ものを言うこの時代において、
朝廷の持つ官位という人事制度は
朝廷が実力者に
高位官位を与えることによって
自らの保護者とさせるという
役割を果たすようになっていた。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
朝廷の持つ人事制度「官位」
とはよく分からないけれど、
出世することは嬉しいことであり、
朝廷から賜った高位官位、
さぞや名誉な事と思う。
しかし、相撲の世界で考えると
出世とは番付のこと
戦国の世、まさに相撲の世界のように
強く無ければ意味がない。
信長もただただ強くなって
覇権あるのみだったのだろう。
全国制覇、全国統一を実現した暁に、
天下人にふさわしい
官位を得たかったのかもしれない。
早起き鳥
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早起き鳥
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