相撲は大名同士の
ガス抜きになって、
「俺のところに強いのがいるぞ、
ひとつ相撲をやらせてみよう」
となって、力自慢を飼って
取り組みをさせた。
それが大名相撲で、
その真似をして、
町人も「ひとつやるか」
と始めたのが町相撲で、
全国各地に広がった。
今でこそ相撲は
日本相撲協会という団体が
すべての興行を取り仕切っているが、
江戸時代は各地に
相撲の集団があって、
それぞれの力士たちは
薄給で酷使されていた。
「あと3年で、世界は江戸になる!」
著 日下 公人
相撲は本当に
日本人には馴染み深い娯楽
僕たちが幼いころは
チャンバラと相撲が双璧
二人兄弟の僕にとって
子供のころの遊びといったら
チャンバラか相撲
二つ違いの年の差は
弟が勝つことはない
兄の僕はいつも
技の稽古に弟を使っていた
当の弟もまるで嫌がらず
泥だらけになって投げられていた
さして強くもないが
なんにも遊ぶものがなかった頃
父と兄弟、男同士の娯楽が相撲
それを飯のタネにしている関取衆
隣家のテレビでしか見たことがないが
薄給で酷使されていた
とは知らなかった
早起き鳥
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