早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

苦しみに負けない真理!

2007年10月21日 03時48分50秒 | 読書
■無拍子の動き
 蜂と相対する場合には「強く早く打たなければならない…!」
という心理的な条件があるために、動作の前に一瞬、ためらいが生ずる。
そのためらいが動作の反応時間にほんの僅かだが
「抵抗」として作用してしまう。
 それに対し、蝿が相手の場合、手は最短距離を最短時間で
かつ最小エネルギー消費で動く。
 つまり、蝿を相手にした動きの方が早く、
短くしなやかな動きになっていることになる。
とすれば武道的な意味ではこちらの方が「厳しい」動きだといういことになる。
だから、本当に危険な敵と相対し戦う時には
あくびをしながら蝿を追い払うようなつもりで相手を打たなければいけない。
「私の身体は頭がいい」内田 樹著



■今日の菜根譚は「天意に打ち勝つ」!
僕の大好きな一節
苦しい時も悲しい時もどんな苦戦を強いられている時にも絶対に負けない
強い気持ちでいられる絶対的な真理として位置づけている。
宿命、運命がどんなに不幸な出来事を招こうと
気持を安らかにただひたすらその苦しみに耐えて、心を安らかにいていれば
例え神さまといえど手も足もでないだろう。
神さまの一歩先を行くすごい一節…!
この強い精神力こそ、自分が学んだ最大の武器だと
そう信じている…!
 早起き鳥


■天意に打ち勝つ
 天が我に福を与えることが薄ければ、我は徳行を厚く積んで
福が厚く与えられるように迎えよう。
天が我に肉体を苦しめさせるならば、我は心を安楽にして
その苦しみを補うようにしよう。
天が我に困難な境遇に陥れようとするならば、我はわが道をを貫いて
ふさがっている道を通れるようにしよう。
そのようにすれば、天でも我をどうすることもできないであろう
 「菜根譚」洪 自誠著



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