営業マンのAさんは
Bさんの家へ初めて訪ねていきます。
Aさん「この商品どうですか」
Bさん「そんなもの要らないですよ」
Aさん「そんなことないです。これいいですよ」
売り手と買い手が別々の存在
二人が違う空間にいることになるのです。
Aさん「この商品、どうですか」
Bさん「そんなもの要らないよ」
Aさん「そうですよね、いきなり来て
商品の説明をされても、ほしくないですよね」
そうなると相手と同じ周波数ですから
空間が一緒になるのです。
AさんとBさんが一体になって
一つの空間になったとき、
Aさん「この商品、こんなにおもしろいんですよ」
って言うとBさんは
自分の意見を聞いているのと同じことになるのです。
「都留さんが、心から伝えたかったこと。」
津留 晃一 著
営業の経験のない自分には
難しい仕事
とても自分には出来そうもない
でもどんな仕事も自分がいて相手がいる
そしてほとんどの場合が両者対岸にいる
営業であれ説得であれ交渉であれ
自分が対岸の相手の方に出向かない限り
仕事は成就しない
そのことはよく分かる
そして克服すべきは川を渡る術に頭を悩ませる
頭を悩ませるならまだしも
最初から無理と決めつけて
川の向こう岸から大きな声を出すだけの日々
声さえ出していればそれが仕事と
勘違いしてしまうことさえある
川を渡るには勇気もいるし
場合によっては経費がかかる
そして相手の側に着いてからが本番の仕事
でも川を渡ってきてくれた好意というか誠意は伝わる
川を渡って相手の岸まで足を運ぶということ
それは仕事なのか仕事する以前の話なのか
ちょっと難しいことを考えたりもしている
早起き鳥
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