「一体君はどういう種類の鴨なのかね。」そう言って子家鴨の周りに集まってきました。
子家鴨はみんなに頭を下げ、
出来るだけうやうやしい様子をみせました
でもそう訊ねられた事に対しては
返答が出来ませんでした。
野鴨達は彼に向って
「君はずいぶんみっともない顔をしてるんだねえ。」
と、云い
「だがね、君が僕達の仲間を
お嫁にくれって、言いさえしなけりゃ、
まあ君の顔つきくらいどんなだって
こっちは構わないよ。」
とつけたしました。
「醜い家鴨の子」 アンデルセン 著
人気ブログランキングへ 子家鴨がお嫁さんのことなど考えているはずはなく
このひどい仕打ちは集団による
イジメ、パワーハラスメント
人間社会なら人権侵害、憲法違反
まだまだ子家鴨
お母さんが恋しい時期
お母さんや兄弟からのイジメ
加えて、社会全体からの仕打ち
これは受けた者にしかわからない
虐げられる苦痛
「僕は何のために生まれて来たのか？」
言葉では受け入れてくれたとしても
本心は絶対に受け入れられていないのは
漂う空気でわかるモノ
親兄弟から虐げれられ
居場所を無くした子家鴨
生きてゆけるのだろうか…
後は、神様の御加護にすがるだけ
そして社会の人たちよ
子家鴨に対して
武士の情けな無いものか...！
早起き鳥
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