消しゴムで消したい「過去」

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■「消しゴムで消したい」
比喩として、ひとは忘れたい過去をこう表現したりする。
まさにそれを実現した。が、
目を背けておのれに甘く書いたりしたら
それはかつて、関わりを持った人々と、
今を支えてくれる家族への裏切り行為だ。
さりとて事実を脚色無く記したモノは
書かれている内容が自慢できるものでは無いだけに
書く当人も読む家族も楽ではない。
これを書き直すことができたことこそ
家族力の証だと思っている。
「家族力」山本 一力著



■小説ってホントのようなウソの物語
ウソのようなホントの物語…？
ものがたりは夢を与え、心を和ませてくれる。
一力さんの魂を削るような想いが伝わってくる。
彼の家族を思う心は、
江戸情緒の中でふんだんに盛り込まれているように想う。
あと三年すれば江戸文化が復活するとも言われている！
でも変わらぬ家族力、絆の原点
消しゴムで消すなんて…！
　早起き鳥