怒涛の10月が終わろうとしている。
「これが済んだら一息、これが済んだら・・・」という山をひとつひとつこなし
ようやくあったかいお茶が座って飲める時間が作れるようになった(大ゲサ)。
そう、お茶。
夏の間は刈り込んだよもぎやドクダミを麦茶に混ぜて煎じて飲んでいた。
たまに赤シソとか、適当なものを加えながら。
もう飲みものも冬に切り替えなくては、あと少しで11月なんだな。
この時期よもぎは背が高くなっていてまだ採れる。
そこへ父ちゃんが山仕事で行っている現場に生えてる「クロモジ」を混ぜる。
クロモジは和菓子を食べるときについてくる、あの楊枝。
香りが高く煎じて飲むだけでなく、香木の原料にもなるとか。
煎じてみると、とがったような高貴な香りがうっすら漂う。
紅茶にも似ているような。
これを単体で煎じるとそれはまた別格なんだけれど、そんなにないので少しずつ。
クロモジの実
こちらは友だちから分けてもらったマコモの葉。
手を切るくらい鋭くて、葉っぱの表面に細かい毛がある。
これを細かく切って、長いこと煎り、煮出したあとは茶漉しでこの毛を漉してのむ、
と教えてもらった。
長いこと煎るにはストーブ、なんだけど
こちらはまだ少し早いので、煎るのももう少しあと。
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