チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

燃料はたんとある

2013年09月18日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 前から読んでいた、八ヶ岳で自給自足的生活を送っているひとのブログに

「ぬかくどストーブ」っていうのがあって、これをずっとやりたかった。

この時期薪ストーブを焚くにはまだ早く、煮炊きはガスになる。

でもジャムみたいにコトコト煮るのにガス代はかけたくない、それで「ぬかくどストーブ」。

 

ぬかくどストーブは本来もみがらを使う。

うちはもみがらはそんなにないから、お父ちゃんの仕事場から出るオガクズ。

これなら捨てるほどある。

 

さて。

まずこのひとのブログをお父ちゃんに見せる。

 「ねえ、おもしろいでしょ、このひとのブログ。楽しそうだよね~」

 「このぬかくどストーブいいよね、一日でできちゃうよ。すぐ使えるし、いいよいいよ」

と焚きつける(ストーブじゃなくてお父ちゃんの興味を焚きつけ)。

 

そして連休。チャンスです。

お父ちゃんは仕事場でギュウンギュウンとインパクトなんかを手にして作り始める。(しめしめ)

 

材料はすべて家にあったもの。使わなくなったガソリン缶、煙突、鉄管。

 

 

煙突にじゃかじゃか穴開けてあって、外から空気を入れる管がさしてある。

ほんとは3本ってブログにはあったけど、めんどくさくなったみたいで

とりあえず太めを1本。

 

 

オガクズを試しに缶の半分まで入れて、揚げものした後の食用油を染み込ませた新聞紙を少し

使って着火。

最初煙が出るのはこの油のせいで、あとはそんなに出ない。

5リットルの水がどれくらいで沸くのかな?

と思ったら30分くらいで火が弱くなってきた。オガクズ足りなかったな。

 

  

横でオガクズ野焼きもします。

レンガと棚板で適当に囲って、その中にオガクズ、新聞紙でできた断熱材を少し混ぜ

野焼き用粘土で作った小さい動物や虫たちをあいだに寝かして着火。

こちらは定期的にオガクズを足してやって3時間ちょっと。

たまにうちわであおってやると燃える燃える。

(燃え過ぎてはぜた、あおらなくてもよかった。。。)

 

ちいさい鳥が焼けました。けっこう焼き締まってます。

 

やったことないことをやってみるって楽しいなあ~