チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

たくさんの野菜を刻んでカレー

2013年09月06日 | 今日のメニュー

 

               

 

 夏の野菜をたくさん入れて友だち夫婦が来る昼のためにカレー作る朝。

朝からコトコトととにかく刻む。。。

 

ニンニクを細かく刻んでオリーブオイルで炒める。

一個だけ残ってたタマネギを刻んで加える。

鶏挽肉を一緒に炒める。

ニンジンも細かくして加える。

ニンジンの葉、冷凍してあったのを加える。

ナス、ズッキーニをサイコロに切って炒める。

カボチャのマッシュ、トマトのザク切りも。

オクラを大きいまま投入。

 

つぎつぎと野菜を細かく刻んでコトコト入れていく。

荒井由美の「チャイニーズスープ」みたい。

食べる時のことをフフと笑って考えたりして。

 

 

わたしの大好きな脚本家に木皿泉さんがいる。

十数年前にラジオドラマを仕事場で聞いていて、「この脚本はすごい」と

ほれてしまったのが始まりで、それから読売のドラマ「すいか」「野ブタ。をプロデュース」など

一話にどれだけ言いたいことをいれるんだ!っていうくらいの濃さに見とれるというか。

 

カレーを作っててふと思ったのが、「Q10」の中のワンシーン。

両親が失踪してしまった高校生の男の子の荒れた家に、校長先生が勝手に入って

カレーを作って、その高校生(と小学生の弟)を待つ。

 

「汚れた服を洗濯したり、散らかった家をそうじして。

あとはあったかい食べ物を用意して。そんなことで人の心はつなぎとめられるんだよな」

 

というようなことを先生が言うの(細かい部分はちと違うかもしれんが)。

ああ、それはわかる。

それがすべてではないが、とても大きいって。

 

わたしができることはこれくらい、なんだと思う。

これくらいなんだけど、積み重ねていくと、結構大きくなるんじゃないかな。

 

わたしはこの先こうやってひとと関わっていきたいなと、思ったりする。

そんなカレーの時間。