母から着なくなったジャケットをもらった。45rpmの綿のジャケット。
もらったけどポケット内部に大きく穴が開いてて、脇も一度ほどいてあったりする。
それを先日もそもそ手縫いで直したのだけれど。
直してみると造りがよくわかるもんだなあー。
細部にわたってきれいにミシン目がはしる。
「洗濯しようが、何年着ようがどうってことないし、わたしはいい歳のとり方するわよ」
というジャケットの意気込みというか、ブランドの方向が見て取れるような縫い目。
ほれぼれしてしまった。裏の処理。
以前45rmのショップに寄ってみたら店長さんが「45の新しい企画がありまして」って。
それはいままで買って着ていた45の洋服を、持ってきていただいたらリメイクしますよ
というもので。
ちゃんとパタンナー、デザイナーが入って工場で新品と同じように仕立て直すらしい。
それはいいですね~って店で叫んでまった。
安いものを短期間着てつぎつぎ消費するよりも、生地のいい、仕立てのいいものを
長いこと使っていくほうに惹かれる。
しかしまあ現実は財布事情もあって、古着屋ですでによれた「むかしいいもんだった服」などを
もそもそ買って直して着るくらいなんだけど。
大須・米兵の量り売り、掘り出しもん探しにそろそろいくかな。