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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

即席薫製

2006年11月13日 | 今日のメニュー
 うちには今大根が10本以上ある。
白菜は大きいの小さいのあわせて4玉くらい、
ピーマン30コ以上、他にカブ、ほうれん草、里芋、サツマイモなど。
もらうときは同じものがどどっとつづく。
たべものを腐らせたり捨てたりすることに異常なほど
抵抗があるわたしは、短期間にこれらを食べきることを断念し
保存食などすることにした。が、それがけっこうたいへんな
作業で、けっきょく「毎日調理してできるだけ食べる」を
している。おかげで家族のおつうじはみなベリグーである。


今回は養殖されて卵をとられたあとのかわいそうなイワナを
もらったので、薫製にすることにした。

まず内臓をとって塩でもんでぬめりをとった。
ここまでしたけど、あとはいつ薫製にできるかわからないので
一旦冷凍庫へ。

一週間後、解凍しつつそのまま網に乗せて
外で乾燥。この過程を経ないと、薫製中に困ったことになるらしい。
(by親戚の魚屋のおじさん)


 さて七輪に火をおこし、鉄板をのせ
            鉄板の上に桜のおがくずをおく。

 その鉄板の上に段ボールを逆さにして
          かぶせる。
 段ボールの中にはローズマリーや
            タイムを挟んださかなが吊るしてある。

さてあとは煙に巻かせてお昼ごはんでも食べていよう、
としていた矢先、庭先から黒い煙がもうもうと立っているのに
気がついた。「ああ!段ボールが燃えている!」
そう、火力が強すぎて段ボールに火がついたのでした。
あわてて火の中からさかなを探し取り出す。


 結果は炭ちょっと手前の薫製。
             ネコらもまたぐかしら、と思ったら
             夕方くわえて食べようとしていた。
             炭をのかせばいいカンジの薫製なん
             だけど‥‥。
             でも捨てられないわたしは結局食べる
             だろう。白ワインでも開けて
             汗かきながら炭をとって食べる。


追補 さかなをさばいて乾燥させハーブを挟むところまでは
わたしの作業、後の火をおこしていぶす作業はすべて
お父ちゃんの作業でした。