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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

窓からみる

2009年11月16日 | 日々のつれづれ
 

 うちの二階の寝室、ベッドに転がって見える窓。



山櫻はすでに落葉し、ヤマツツジの葉っぱが赤くなってて
コナラが黄色い。

春は山櫻の白い花が楽しみで
夏はセミの声とともに青々した葉がざわざわが楽しみで
冬は枯葉のカサカサと、たまに来る真っ白の景色。



できればここでこのどれかの景色を見ながら死にたい。

そう思った初めての場所かもしれない。

それは実現できるかどうかわからないけれど。


前にちょっと入院して麻酔したとき、麻酔がすごいヤツで
意識がなくなってる間、わたしは自分自身が誰であるのかがわからなくなった。
夢うつつの中、つれあいやこどもの顔がちらちら浮かぶけれど
誰だかわからない。
家の断片も見える、でもどこだかわからない。

これはどういうことなんだろう?

老化が進みアタマの中に霞がかかってくるようになり
「ぼけ」っていうのになるとこうなるのかな。
怖いことかもしれないけれど、麻酔がかかっていた最中のわたしは
怖いよりも霞が濃過ぎてなにも考えられなかった。
いつかそうなるときが来るのかもしれない。

それでもこの景色はなにかしらわたしを惹きつけるだろうな。






こちら、トイレの窓。

たまにヨソ猫、うちの猫が横切って
いろんな鳥がさーっと飛びさり
おそらく夜はタヌキ、イノシシなどががさごそ歩く。

わたしやつれあいがいなくなったあとも彼らはここを歩き、飛ぶ。

ニオウトイレ

2009年11月14日 | 日々のつれづれ

 うちのトイレはペーパーホールダーが二つある。
トイレに座ると右と左に。

 右がわ

 左がわ

どうしてかというと、生協でお徳用トイレットペーパーを買ったら

 芯の細いこういうのが来た。

これは右がわのトイレットホールダーには穴がせますぎて使えない。
それでワイヤーを曲げて急遽左がわのホールダーと作ったというわけ(以前のブログで紹介しましたが)。


最近トイレを使うたびにカメムシ臭がする。
いろいろ探してみてもカメムシは見つからず
ニオイはニオウまま。

それはここからニオッていた。



細い芯の方のトイレットペーパーの真ん中。

よく見てみるとこの細い穴の中に数匹はいるもよう。
そしてペーパーを巻き出すたびにカメ臭を吐き出していたのだ。
うーむ・・・。

カメムシを追い出したあともこのペーパーはニオウ。
ニオッていつまでもうちのトイレはカメ臭がする。
このペーパーで拭いたらかぶれるんじゃないか。
いまのところだいじょうぶ。

秋のクリスマスツリー

2009年11月02日 | 日々のつれづれ

今日から冷えるらしい。
来た来た、っていうかんじ。

ここのところ朝は濃い霧ではじまる。
時間が経つにつれて、見えなかった槐(えんじゅ)の木が
ぼんやりとうかんでくる。



この下に木曽川へ流れ込む天川というちいさい小川があって
そのあたりはよく白く煙る。
霧のでる日は昼はあったかくなる。




ハナノキがクリスマスツリーになってた。
クモの巣につくちいさいちいさい水滴。

吐く息はまっしろ。



新型インフルエンザ来る

2009年10月27日 | 日々のつれづれ
 
 うわさの新型インフルエンザが来た。
小1の息子にきた。



日曜日は朝から家族で山岡まで粘土を掘らせてもらいにいき(というか手伝わせて)
そのときはまだ元気で粘土掘りを手伝ってくれてたりしたのだけれど
午後になって微熱~高熱に。
夜は39℃を軽く越え、不安な一夜をすごす。
ホメオパシーもじゃんじゃん使う。


次の日の月曜、朝一番でいつもの内科に行くと
ばっちし陽性反応。
タミフルを処方され一日高熱(39℃越える)と闘う息子。


午後ふと起きて
 「おとうちゃんしずかにして」
 「なに言ってるの?静かじゃない」
 「ひとがうるさい、うるさい」

これが幻聴なのかな。
怖くなってしばらくようすをみていたけれど、とりあえずこれ以上はなかった。
しかし目が離せない。

新型インフルエンザは潜伏期間が2-3日。
わたしたち親が感染するとなるとおそらく明日か明後日、発症する。
ううう、うがい手洗いなんてこうなると無意味に思える。
来るなら来い!いややっぱり来ないで・・・。


窯の不具合

2009年10月21日 | 日々のつれづれ

窯のバーナーの調子は前からそんなによくはなかったんだけれど
今回決定的なことが起きた。



なんと灯油バーナーの燃焼筒が溶けてる・・・。
そして炎道が半分近くふさがってる。



酸化で焚く予定が半分還元かかってしまって
涙涙ー!
棚板も志野焼風。

う~む、これはけっこうやばい...。

おみせやさんごっこ---雑貨屋さんの巻

2009年10月16日 | 日々のつれづれ


 秋はずーっと外にいたくなるほど心地いい。

タマも気がつくとテラスのベンチで昼寝、あるいはお隣の家まで偵察。
子どもも外遊びが多くなる。

今回はいつものレストランごっこではなく雑貨屋さんらしい。
もしかしたら陶器市ごっこかもしれない。
でも売台のよこっちょに鍋がかけてある・・・。

学校から帰って来て時間がまだあると、さっさと外に出て
暗くなるまでこちょこちょやってる。
親のやってることよくみてるなあー。


赤い秋 ’09

2009年10月15日 | 日々のつれづれ


 これなんでしょう?
トマトなんです。ちいさーいトマト。
飾ってはいかがといただきました。秋のガマズミみたい。


           
これがうわさの(勝手にうわさにしてますが)「あじめこしょう」。
うちの近所の特産。
先日これを刻んでおしょうゆに漬けたものをいただいたけれど
シンプルで、とうがらしの香りがよく移っててよかった。
うちもやろう。

 白い粉、ではなく赤い粉

あじめこしょうの粉末。
昨晩はこれを焙った薄揚げにぱらりぱらりし、しょうゆたらしておつまみ。
うまい、うまい。



さて常滑のロータスワイズで開催中の二人展「秋のせいかつ」
来てくださっている方々、ありがとうございます!

展示会の写真をupしようと思って搬入の際にカメラを持っていったのですが
途中、産業道路で白いバイクに乗ったおにいさんに呼び止められ
なぜか盛り上がって一時間半も話し合いになってしまい
気がついたらこの人の上司や同僚がわらわら集まってきて
私のまわりは白バイだらけ。
そんなこんなで写真を撮ることがすっぱぬけてしまいました。
いたらないことだらけでもうしわけありません~!

二人展では家坂みあけさんのエプロン、バッグ(すごいほしい!)、Tシャツなどかわいいものがならび
わたしも黒板やカッティングボード(パンきりまないた)など
変わったものを出しております。
よろしければちょろっとのぞいてみてください。




夏休みの最後の日に掃除するやつ

2009年10月09日 | 日々のつれづれ
わたしばかよね~おばかさんよね~♪

ほんとにアタマの中でハナウタ歌いながら今朝、そうじをしていた。

 ぐちゃぐちゃですが・・・

仕事も佳境に入ってきてて、昨日も朝から強引に窯を焚いて
いちおう忙しいかなという毎日のはずなのに
今朝、気がつくと冷蔵庫を動かしてる自分がいた。

アホです。

べつに今日いまやらねばならないことではないのに
どーしてもやっちゃう。

 


冷蔵庫をどかすと冷蔵庫の裏にカビがはえてる→拭かなきゃ
冷蔵庫の下から出てきたほこり、猫の毛、柿の種(?)→掃除機で吸わなきゃ
冷蔵庫をどかしたらその上のものが落ちてきた→また仕事が増えた・・・
冷蔵庫の中もちょっくら気になってきた→なんとかこらえて野菜室だけ拭き掃除


ふだんやりゃあいいものをなぜ?なぜいまやる?

夏休みの最後の8月31日、宿題の絵や感想文などをやらねばならないのに
そういうときにぐっちゃぐちゃになった机の周辺をゆっくりかたづける。
そういうコドモだった。
現実逃避かな。


仕事が佳境に入ると、草むしりをするつれあいがいる。
みんなそうかな。


台風こわい

2009年10月08日 | 日々のつれづれ

 今回来る台風は過去十年で最大!

というはなしだったので、前日からうちは大わらわ。
窓の外には拾ってきた雨戸をうちつけ
ビニールシートで壁の一部を覆い



植え木や長靴入れを階段の下にしまい



勝手口外に置いてあった野菜を箱にしまい
段ボールで雨しのぎ

   

こどものおままごとセットをかたつけ



仕事場の壁のない部分に板を打ち付け(って今までパーパーだったってことです)


とにかくいろんなことをしたんだけれど
一晩明けてみてひょうしぬけ。
雨はまあたくさん降ったけれど風はびゅーっていうくらい。
ああ~よかった。

自分たちで建てた家というのはなにせ不安がつきまとう。
屋根が飛ばないか、壁から雨がしみだしてこないか、
ガラスが破れないか・・・。
ちょっと前まではみんな自然災害に対して
かなり警戒度が高かったんだろうけれど
マンションやしっかりした一軒家に住むようになって
感覚が違ってきている。

うちは昭和初期のままなんだなあー。