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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

名古屋といえば le petit marcheでしょ

2009年08月30日 | どこかへでかける

 名古屋の北欧系雑貨屋のはしりといえばここ、プチマルシェ。
前は栄の雑居ビルにあったのだけれど数年前東山公園近くの
古いビルに移転。
その後行けなくて、ずーっと行きたくて、今回常滑焼祭り終了後
息抜きかねてようやく足を運ぶことができた。




   

いまは企画展「Alice」。
イラストレーター藤本将の作品やその他の作家さんのバッグがならぶ。
その雰囲気が濃厚で、黒いベルベットのワンピース襟にレースつきの、
そしてコサージュ、編み上げブーツ・・・などアタマの中は70年代。




ちいさいグラスを購入。
これくらいしか買えなくて~。でもカワイイ。


ほかにもフランスの古着ワンピとかエプロンとかあってほしかったんだけど
今の自分とちょっとかけ離れ過ぎてるー。



次回の催し物のおしらせもいただいた。
すてき、すてきなんだけど自分のカラーじゃなくてそれがくやしいー。
歳とって白髪になったら、黒いタートルネックにこんなコサージュをさりげなく
つけたいですが。。。

ようやく帰省

2009年08月29日 | どこかへでかける
 
 静岡御殿場のおとうちゃんの実家に帰省。
ようやくその時間がとれた。



午前中くっきり見えていた富士山はすぐに雲にかくれる。
雲の向こうにあるのにその存在感がむーんと感じられる。


さてお昼、じいちゃんばあちゃんにドイツ家庭料理「リンデンバウム」につれていってもらった。

ビールは数種類ドイツビール。
残念なのは「レーベンブロイの生ビールが切れてまして・・・」
「ええ~っ!じゃあ黒とふつうのビールを頼んでハーフ&ハーフにしよう~」
正解。おいしい。(ビールの名まえ失念しました)

 ニンニクの利いたトマトスープ いいかおり

 なんとお子様ランチ!

お子様ランチ760円なのにこのボリューム!(デザート、ドリンクつき)
かりかりに揚がったシュニッツェルに粗挽きソーセージでむりむりタコさんが
作ってある。
つけあわせのジャガイモもサラダも酸味が抑えてあり食べやすくおいしい。


 豚肉の煮込み

 ひき肉とほうれん草のミートローフ

(すいません食べてしまってますが)
スパイスが効いていてドイツ料理ってこんなふうなんだ~。
あっさりしていてパクパク食べちゃう。

お店は一軒家を改装してあり、その改装がいかにもご主人ががんばりましたというカンジ。
その長身のドイツ人のご主人がいそいそと調理をこなし、身重の奥さんが給仕する。
とてもおいしいしお安くてお客さんがひっきりなしにやってくる。
いいお店です。
ぜひ末永くつづいてほしい一軒。ごちそーさま。



さて富士山周辺にてこんなものを発見。

 なんと富士山ナンバー!

静岡と山梨の、富士山を囲むエリアで春から交付されてるらしい。
いいねえ~。
「富士山  32-30」(←フジサン)とかきっと取ってるひといるだろーなー。

ハンドメイド and 雑貨屋 in nagoya ,gogo!

2009年06月13日 | どこかへでかける

 今日はともだちfさんと名古屋へ「女子の買い出しツアー」に出る。
本日のお題目は「ハンドメイド」。
朝8時半にうちを出発!
出発直後、財布を忘れてきたのに気がつき、fさんにお金を借りることに。
ああ~!なにやってんだ~。はりきって出てきたのに~。


午前10時  熱田・紙の温度。 ここはほんとすごい品揃え。
日本各地、世界各地の紙が揃う。
とくにわたしは東南アジアの紙に惹かれ、タイの「ウロコ文様ガーゼ漉き込み」の紺を購入

 すごい質感
 こんなお札も


つぎは栄・LOFTの近くの東宝商事
ここはアクセサリーのパーツやビーズの問屋さん。
女子が小さいカゴを片手に、いろんなキラキラをいれてく。
安い安い!わたしは革ひも購入。チョーカー作りたい。

 150/m


正午、空腹を抱えて久屋通りに移動しAnnex東急ハンズへ。
fさんは2Fにビーズパーツがたくさんあるのでそちらにも。
わたしはソニープラザとMUJIが目的でブラブラ・・・ブラブラ好きだ~。
大中もはずせない。キッチンマット購入。
すごいビビッド・・・。

 ショッキングピンクに白の水玉。ギャルか・・・

ランチを軽くすませ次の目的地、大塚屋へむかう。いそがしいぞ~。
大塚屋は創業祭とかでオバチャン娘っこらが群がる。
駐車場もかるく行列、レジも行列。
280円/mの白い生地をあわただしく買ってさっさと出る。


つぎはMrs.kitchen。
ここはぜひfさんを連れて行きたかった。
しかーし!今日に限って満席に近く、オーナーの山本さんはてんてこまい。
ひととおり店を見学だけしてケーキは諦める。うう、残念。

 Mrs.kitchenはほんと参考になるー!

急遽、この近くに移転したパン屋kamiya bakeryへ行くことに。
名古屋のオサレスポットを巡ってるなあ~。


3時半、本山から場所は星ヶ丘に。
うちの実家の母の行きつけ雑貨屋AIDA。
すごい偶然星ヶ丘駅裏を歩く母と遭遇。母も一緒にAIDAへ。
この雑貨屋さんの洋服はすごいカワイイ。
しかしだいぶお金を使ってしまってるのでここでは何も買わずガマン。


母を実家に送り、本郷へと向かう。
名古屋は西日でじりじり暑い。
本郷の今風なカフェPECORIでお茶でもしよう~と行ったのにカフェは準備中。
しょうがないからこの並びのcouvert a la maison という食器屋さんと
BOBINEという生地&服屋を見学。
どうやらここは3軒とも瀬戸の食器メーカーがやってるみたい。
あんまりにも今風の雑貨屋にちょっとおなかイッパイになりつつ
今回のメインイベント布伝説へ!



fさん、はじめての布伝説にビックラ? そうだよね、この店内。
他のお客さんも店員さんと「いやー地震でもあったらあの布で圧死ですね」「でも店長は本望でしょうけど。それほど布が好きで。布が好きなのか仕入れが好きなのか」とか会話してる。横でうなずく。
さっき寄って来た大塚屋、BOBINEにくらべて圧倒する何かがある
(何かってそれは布だ)。
やっぱし個人的にここ、好きだなあ。

この時点で5時半。今日はこれで帰途につく。
ギッシリ実の詰まった一日。
fさんおつかれさまでした。
充実感とともに9時半過ぎには寝てしまいました。






常滑・栄町はわたしの原点

2009年05月29日 | どこかへでかける

先週のことですが常滑に行きました。
松下弘之さん 松下涼さん キム・ホノさんの三人展を見に。



キムさんはわたしが焼き物を始めるきっかけになった陶芸家。
いまでもこのひとがわたしの指針になってるとおもう。
及びもつかない存在なんだけど
目指す先の先にいつもこのひとの作品がある。
「こんなカンジのものを作りたい」のではなく「こんなふうに手が動くようになりたい」

松下弘之さんはぶれそうになるわたしに、いつも何かをくれる。
作品の表面だけでなく中にある何か。
わたしなりの手の動きを見つける何か。






むかしわたしたちが住んでいた家はすごくきれいになって「神田百貨店」というお店になっている。
この家に住んでいる間改造改装をいろいろして、いまの家を作る下地になった。
配線、排水、流し台の移動、ペンキ塗りしっくい塗り・・・中途に終わったものもあるし
試行錯誤の連続だったな。


さて、すみずみまで知り尽くしたこの栄町の路地を少し歩くことに。



古い工場跡。こういう壁がすき。残っていてくれてありがとう。
毎日この壁を見ていました。




U字溝かな。もちろん陶器製。このさびたカンジがいい。
すごい存在感で現代美術みたい~。
こういうのがいたるところに積んである(だからムカデも多い)。



こーんな狭い路地通って買い物とか行ったっけ。
でも私道かな。
路地の中は人の住む家と、陶器製造業などの作業場との境がない。
スゴイ作りだったりして目を見張る。



有名な土管坂じゃなくても土管坂はある。
常滑屋あたりから借りてた駐車場までの近道。ひとの気配はない。

 

建物と建物との境は猫の通り道。
ちょっと見えにくいけど、この壁もヨゴレ具合がたまらない。
潮風がよくあたるから傷みが早いんだろうな。

住んでいるころ常滑の旧市街はそれこそすみずみまで歩き尽くした。
メロンの皮のような模様の、まっすぐでない道。
この街の質感がわたしの焼き物の原点。
ひさしぶりに歩いて再認識。




ふじこさんのハーブガーデン

2009年04月14日 | どこかへでかける

 うちから6キロくらいのところにふじこさんのハーブガーデンがある。
ちょっと誘われておじゃましてきました。

見たことも聞いたこともないハーブがたくさん植わってる。
それも「植えておいたらこちらに飛んで来て増えちゃって」というくらい
元気なハーブたち。
うちは気候が合わないのか、なかなか育たないのでうらやましい。



 フラックス  繊維が強い。緑肥になる。花がとてもカワイイらしい。




ワイルドストロベリー    ランナーが出ないタイプ。
 この葉を乾燥させて友人がお茶を作ってくれたことがある。
妊娠中に飲むといいとかで。飲みやすいハーブ。



ミントかな。ミントだけでもいろんな種類が生えてる。
シソ科だから花粉症に効果あるらしい。飲まなきゃ。


  



名まえを聞いても覚えられない。
これからもっといっぱい花が咲くんだろうなあ。いいなあ。


 



さまざまなタイムがじゅうたんのように広がる。
踏んでしまうのでそこここで香りがふあ~っとなって。
花粉症だけど、マスクはずしてしまった。



小さい芽吹きってみてるとわくわくしてくる。
タネから発芽するってすごいすごい!



 

「あなたたちだーれ?」といってのぞきに来た。
田畑に猫はよく似合う。

鹿の湯ごしょうかい

2009年04月07日 | どこかへでかける

昨日は小学校の入学式でした。

 かわいいひよこみたいなコドモたち。

 

静岡からおとうちゃんの両親が来てくれたので
うちから車で10分くらいの場所にある「鹿の湯」を宿泊予約。

 

ここは常滑のパーカッショニスト・マーボの知り合いってことで
教えてもらってた。
でもちゃんとしたよい旅館です。
3部屋しかなくて落ち着いてます。
最初はお茶と手作りの桜餅がでてきた。
桜の葉の塩漬けも自家製。




お料理は地のものが中心。
たまごは放し飼い。
野菜は近くの自然農のもの。
この野菜中心のコース料理。

本日は掘ったばかりのタケノコ、山ウド、川エビなどからはじまった。
食前酒は自家製葡萄酒。これがうまみがぎゅーってかんじで。


 

おだしがじゅうぶん効いているしんじょ、やさしい味つけ。



桜の葉の塩漬けがよく使われていた。
山ウド、たらの芽、ふきのとうなどの天ぷら。

すいません、あとは食べるのに夢中で写真撮れていません。
ヤマメの塩焼き、タケノコご飯に桜の花の塩漬けなどなど・・・。
地の材料をうすい味つけで出してくれる。
だからもとの素材の甘味や苦みなどがよくわかる。
ひとつひとつの材料がとても丁寧に調理されている。


ここは本当におすすめのお宿。
ランチもあるのでぜひ予約を入れて食べてほしいところ。
恵那蛭川・鹿の湯です。


「KIM HONO 陶展 」蔵の中ギャラリー

2008年12月07日 | どこかへでかける
  

「KIM HONO  金 憲鎬  陶展 」 12.6~25
    愛知県足助町    蔵の中ギャラリー
http://kuranonakagallery.com/kikaku.html
   

  久しぶりにたーくさんのキムさんの作品に出会えた。
見ていてどきどきしてくる。

上の写真はDMなんだけど、実物はもっといい。
薄紫とえんじの線が、磁器土の釉がほとんどかかっていないような
かさりとした肌の上にのっている。

抹茶茶碗は夕暮れ時、日の沈む地平線と空の境目のような
青い空にまーるい雲が浮かんでるような
音のない海の深い底のような
ひとつひとつが古典的ででもやっぱり斬新で
キョーレツなひかりを放っている。


やっぱりこの作家さんがいちばんすきだ。
目が吸いついてはなれない。


  風合いのすてきなマンリン書房 
この奥に蔵の中ギャラリー。



むかし、名古屋本山駅前に木造の本屋があった。
がらがらとガラスの引き戸を開けるとかすかに香の薫りがする。
道に面したガラスのショウケースに季節の花や折り紙、そしておすすめの本が並べてある。
置いてある本は数が少なく、当時ミヒャエル・エンデのサーカス物語を
買ったような記憶があるんだけど、本は今手元にない。
高校の帰りに途中下車してよく寄ったこの本屋はそれから数年後
ケンタッキーになってしまい、その代わりといってはなんだけど
二階が小さい画廊になり、そこでキムさんが個展をしたのがもう15年以上前になる。


うちのまわりをぐるりする

2008年10月13日 | どこかへでかける

 散歩にでる。夕方4時半ごろ。

       
ここから出発 風がちょっとつめたい    お供をつれて



 

 

秋の花がぽつぽつ咲いている。
昔はこの時期、吾亦紅やりんどう、女郎花などがわーっと咲き乱れ
とても美しい秋の野原だったって。
今は所々にあるだけ。



 



赤い実もさかり。種類がいろいろあるみたいだけどよくわからない。ガマズミの仲間が多い。紅葉しててお花みたい。

 

  

うちの前はここ最近すごく道がよくなってて、ほとんど一日車が通らないところも上等な道がついてる。
まあ散歩するのにいいけれど。


「売地」って買う人いるのかな。クマ出そう。
          (いちおう出ませんが) 



 山の中を抜けて民家にでるとホッとする。
 すっかり陽も沈んで。

 見えるかな、下には木曽川が。
              お向かいは対岸。

このコース、子どもの足で45分。
ご近所さんではジョギングする人もいるし、早朝ご夫婦で散歩する人も。





帰ってきたら夕飯です(散歩まえに支度をすませていて正解)。 
今日は
 栗ごはん 抜き菜のごまあえ サツマイモ素揚げ 
 大根と厚揚げの煮物 ししゃも(おすししゃもで卵なし)

奈良へゆく

2008年09月15日 | どこかへでかける
 秋篠の森 (蚊だらけ…)

奈良に行きました。

奈良の榛原には以前瀬戸に住んでいた陶芸家の家族が住んでいて
桜井には知多半島で有機農業を営んでいた友人が最近移り住んだ。
この二家族が住むあたりは、お椀を逆さにしたような山がぽこぽこ続いていて日本むかし話に出てくる景色そのもの。陽が落ちるのも早い。
鹿、サル、イノシシなどもたくさん住んでて、今でも民話ができそう。


榛原にすむ一家に東大寺周辺を案内してもらう。
ここのご夫婦は関東出身だけど、イロイロ考えて奈良に住むことになった。
案内してもらっていて、奈良を愛してるんだなって感じた。
自分が居を構えるとき、その地を愛せるという事はとてもしあわせなことだとおもう。
わたしたちはどうかな。フフフ。


 東大寺の鹿 観光客が多すぎて鹿せんべいをもらいすぎ辟易しとる。
南大門に感動し大仏さまに鳥肌をたてた。
わたし初めての東大寺、「国銅」という大仏建立小説を前に読んでて、その苦労を想像し鳥肌が立つ。
2度も火災にあってそのつど作り直してるんだー。
つれあいは「顔があたらしっぽい」とか言ってる。ほんとかな。





「くるみの木」もちょこっと行く。
観光客だらけですれ違いも出来ない。
別棟ギャラリーでは小野哲平さん早川ユミさんの展示会。
こじゃれた雰囲気にちょっと引きつつみんなが順ぐりにトイレを借りまくって立ち去る。
あ、でもユミさんの服、素敵でしたよ。


全日本唐辛子ジャンボリー

2008年09月01日 | どこかへでかける
        
 きたる9月13日(土)、全日本唐辛子ジャンボリーが開催される。
どこでか、それは中津川市の北よりの集落「下野」でである。

会場となる「下野いきいき会館」っていうのは
この地区の集会所(りっぱな集会所ではある)。
しかし「全日本」なのである。


これを企画してるのは中津川では結構有名な「好辛倶楽部」、
「こうしんくらぶ」と読みます。
ここらでは「あじめこしょう」というかなり辛みの強い赤トウガラシ
をよく作る。
それを売り出すためいろんな企画をするんだけど、どれもやってるおじさんたちが楽しんでやってて、おそらく失敗だろうな、企画倒れかな、というものもあるんだけど、それがまたおもしろい。

地区の物産市ではピンクの「あじめこしょう入り豆腐」や
「あじめこしょう入りうどん」など様々な食品が並ぶこともあるけれど
それがいつもあるとは限らず、自然消滅してるものもありそう。

でもやってるおじさんたちはなぜか楽しそう。
それがこのポスターに出てる気がする(トウガラシ肩組んでるし)。
ポスターは公民館、野菜即売所、病院とかにでかでかと貼ってある。
「全日本」だけどこのあたりにしか貼ってなさそうだ。


がんばれ唐辛子ジャンボリー!がんばれあじめこしょう~!


(ジャンボリーってつけるところが中津川ですよね。)