チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

ひとりであるく

2011年12月16日 | どこかへでかける

 

 久しぶりに矢野顕子のライブに名古屋までゆく。

 

ライブにいくのはもちろん単独行動。

最初は電車で行こうと思ってたらお昼に東濃で震度4の地震があり中央本線がストップ。

なのでしょうがなく車ひっさげてゆく。

 

まずは橋本美術でやってるキム・ホノさんの個展。

 

 

キムさんの個展もビエンナーレで12月、橋本のとりをかざる。

飯碗をひとついただきました。

 

そこからロフトに入り紀伊国屋書店へ。

ついでにビームスなどのおされなショップをざっと見てすぐに駐車場代が気になり

ちゃっちゃと車を出す。つぎは名駅。

ZeppNagoyaのよこにある駐車場に車を停めて、そこから歩いて高島屋、東急ハンズへ。

5時過ぎたので買い物客がごった返してる。

 

 

こんなにひとりで歩くのって何年ぶりだろう。

ひとりで歩くのは大好きなんだけど、うまくペースがつかめない。

行き交うひとをいちいち観察しちゃうし、店員さんの応対に敏感になったり。

いつもは流されて感じないことにしてることをアタマの中で文章にしている。

高校の頃はひとりでこうやってプーラプーラしていた。

午前中古本屋行って遅刻し、早引きして古着屋をめぐり、輸入文房具を見てまわる。

あの頃はものすごいたくさんのことがアタマをめぐっていて、ショートしそうだった気がする。

街に暮らしていなくて、今のように山に住んでいたらどうだっただろう。

 

さてライブ自体。

今年は矢野顕子に上原ひろみが組んでいる。

前から3列目どまんなか。二人の手が激しく動くのが見えるくらい。

ピアノって打楽器だったのね。圧倒されてカラダがしびれて帰宅。

そして日常に帰るのでした。


アーティザンクラブ体験!

2011年01月25日 | どこかへでかける

 

土曜日はすかすかさんが講師を勤める造形教室アーティザンクラブに息子一日体験。

私もいちおう着いて行く。

さてアーティザンクラブとは?(アーティザンクラブHP より)

1回6時間。制約のない中で、それぞれのペースで、 創作活動を行います。

課題も成績もありません。自分の手で作りたいものを自由に作る、本来の創作活動に打ち込むことができます。

工作キットなどで安易にゴールを獲得するのではなく、「何を」「どうやって」作るかを自分で考え、

自ら工夫してこしらえることによって、創造性の面白さや奥深さに気付くことができます。

 

教室(@尾張旭のルカ教会)に着くと年齢もまちまちの子どもたちが慣れたカンジで自分の作業へと入っていく。

息子は慣れない場所に緊張しなかなかとりかかれないまま・・・それを放っておきわたしも造形させていただきました。

ここにあるものはなんでも使っていい、木も針金も布も紙もいろいろある。

そんな場所でじっとなんてしてらんない。

ハギレの山の中から幅の狭いツィードを発見

こんなかわいいチロリアンテープもあるし!

 

糸と針でちくちくちく。マフラーを作りました。あ~たのしい!

  その間息子ちっさいほうは道具入れの空き箱の上に放置

ここではおやつも作る。この日は炒り豆とべっこうあめでした

 

このまくらが息子の作品。

この日のうちにできなかったけど、うちに帰ってちくちく縫いたいって言い始め

うんうんうなりつつ、途中泣きながら完成。

しかし何でも作っていいっていわれてまくら作るところが昼寝好きな息子らしい。

 

あ~あっという間の6時間。わたしを入会させてほしいです。


 


森のおみせやさんopen!

2010年12月06日 | どこかへでかける

 

 森のおみせやさん、好評のうちに終わりました。

来てくださった方々、本当にありがとうございます。。。

 

天気にもめぐまれ暖かい日差しの中、お客さんも出店者もとても気持ちいい一日でした。

 

もとsaisai&cinnamonがあったカフェではsaisaiが復活。

焼きたてピザを景色のいい高台のテラスでの景色も楽しみながら・・・

 

お客さんは地元の方が多くて、出店者も地元近辺。

「あらあ~あなたも来てたの~」てな会話もそこここで。

fuka*fukaさんのフェルト小物も冬らしくクリスマスの雰囲気いっぱい。

 

早川さんの無農薬有機栽培野菜は香り高いニンジンやしょうが、大根などとともに

どくだみ、ヤーコン、よもぎなどのお茶の葉、みそなども。

その横では阿木の天然酵母パン屋さんキルティバトゥールがたくさんパンを並べてましたが、すぐに売り切れ!

工房あさのさんのシュウマイ・杏仁豆腐も昼過ぎには完売。(このほろほろシュウマイは絶品!)

 

蛭川の竹かご職人大鹿さんのものもここで手に入ります。

わたしはオントルポで靴下を購入。

 

うちは息子作の「チャイ」ののぼりのもと、陶器や木のトレイ、椅子も並べてみました。

わたしのよこではふじこさんのハーブグッズとピアットウーニコさんのクッキーやスコーン。

本部受付では赤米とローレルの葉も売ってます、無農薬栽培モノでお買い得です。

 

場所を提供してくださった品村さんのこのお庭の雰囲気のよさが手伝って、

とてもすてきな空間ができあがり、お客さんもそれを楽しんでおられたようです。

(品村さん、ありがとうございました!)

 

わたしは今回自分たちが住む地域に、とても素敵で、おいしくて、魅力的なものをつくってるひとがこれだけいるんだ、と思ったら

とてもうれしくなりました。

日本中でもっとこんなカンジのものが増えたらいいな、そしたらなにか少しずつ変わっていくんじゃないかな・・・。

 

 

また次の「森のおみせやさん」いつになるか未定ですが楽しみにしてくださいね。

今後ともよろしくおねがいします。


「森のおみせやさん」もうすぐです

2010年12月03日 | どこかへでかける

 

あったらいいね、って友人のあいだで話していた市(いち)を

ようやく開くことに。

 

 

「その土地でとれたもの、つくったものを

 

その土地で手渡す 手に入れる」

 

 

日時 12月5日(日) am10:00~pm3:00

 

場所 中津川市福岡2290-30 品村ガーデン(旧 sai sai+cinnamon)

 

参加者  sai sai +cinnamon     コーヒー ジンジャーエール ピザ

工房あさの  シュウマイ 杏仁豆腐  紙布織

fuka*fuka 羊毛フェルト雑貨

はぁ~ぶふぁ~むFujiko  ハーブティー バス用ハーブ 小物

早川 均 自然栽培野菜

キルティーバトゥール 天然酵母パン

オントルポ 靴下 竹かご みつろうそく お茶

ピアットウーニコ 焼き菓子

湯山組  チャイ 陶器 木製品 木っ端

 

 

どれも作り手の気持ちがこもったものばかり。

ウフフ、出店はするけどわたし自身も買い食いが楽しみ!

 

場所を提供してくださった品村ガーデンさんも、ハーブや山野草がたくさん植えられてるとても素敵な空間です。

お時間ありましたらぜひお立ち寄り下さい。

 

 


坂折棚田とおべんとう

2010年08月10日 | どこかへでかける

 東濃の銀行やJAのカレンダーにだいたい写真が載せられる坂折棚田。
友人といっしょに、車に乗っけてもらって初めて行きました。

 思ったよりも坂がなだらか。


 近くにある不動滝の産直。

 これこれ、これが今回のおたのしみ~。

すごい人気があって売り切れることがよくある不動滝のランチ。
もともとおべんとうだったらしいんですが
好評につきお店でこうやって食べられるようになったようです。
こんなに地の野菜がならんで580円。
平日なのに次々とお客さんが食べにやってくる。




さてうちのお父ちゃんはいまここで山仕事しております。
不動滝の近く、山の上の林の中。



伐採してある手前は太陽に光がさして地に当たっている。
奥の方は暗~い。ちょっと怖さも感じる。
地温もかなり違うようだし、風の抜けぐあいも当然異なる。

日本の山はどんどん荒廃していく一方。
農業も衰退していく一方。
このさきどうなっていくのかな。
奥の方の暗い山林のようにになって行かなきゃいいけど・・・。



茶房ギャラリー すいか-suika-

2010年04月26日 | どこかへでかける

 ポットやフラ皿を納品させていただいたお店がオープン間近となりました。



すいか、誰何、いえいえ、くだもののすいかがお店の名まえ。

とてもカンジのある内装です。
家具作家さんが手がけられたそうで。
(うちのお父ちゃんもこういうセンスがあったらいいのに・・・)



DMもとてもすてき。
このドアノブ、うちの玄関のと似てるし
なんだかすでに行ったことがあるようなデジャブを感じてしまう。


すいか -suika-
   静岡県浜松市中区東伊場1-29-23
 http://bunntyann.hamazo.tv/    4/28open




今回の買い出しpick up

2010年02月15日 | どこかへでかける

 1~2カ月に一度、山を下りて(っていうほど標高が高いわけではないけど)
買い出しにゆく。
それまで必要なものを少しずつ紙に書き出しておいて一気にすませる。
名古屋の実家にこどもを預けまわるまわる~行けるだけまわる~

さて今回の買い出し・・・。


2/12(金)午後3時に家を出発
この日は重いものばかりに買い物が集中。
  瀬戸・ヤマダ窯業原料にて土180k(陶板土、駄鉢土)

    瀬戸・村上金物店にて石膏、かんななど

  名古屋に入り藤が丘・やまやにてパスタ、トマト缶


13日(土)
朝から実家の両親とともに三越、ラシックまわり

 最終バーゲン50%オフ!ダブルガーゼパンツ

 本山・MUJIホホバオイル(うちについたら白く固まったー)

 本山・cholon 頼んでおいたアルミのパンチングボウル
             安いから4つも買ってしまった~
             これはうちの台所の生ゴミ受けなのだ。

 星ヶ丘・AIDA 空き缶利用した蚊取り線香
             こういうの好きなんだなあー

 この日の〆は梅森坂のギャラリー芽楽さんで、常滑の作家、角掛さんの個展を見つつ在庫を受け取りに。今日の予定はこれにて終了~。


14日(日)
午前10時実家出発。
今日の目的は大須。



コメ兵量り売り古着コーナーにて
短パン200円、MARINE FRANCAISEのボタンダウンシャツ400円。
うーん探せば掘り出しもんがあるから量り売りはやめられない。
(ものすごいいきおいで山積みの衣類をひっくり返しては品定めし
ものすごいいきおいで去って行くオンナがいたらそれはわたしです)

ここから走って11時、The shop十二カ月に移動 。
そして夫と合流。
4月にやる二人展の打ち合わせ。
話しているうちにアタマの中がまとまってくる。
いただいた大須のたいやきがうまい~。

ついでに大須の味噌に込みうどんでお昼とし、マツヤコーヒーで豆買う。

実家に戻り帰宅の準備して今回の買い出しの〆、一社・ゾンネガルテンへ。

 フェアトレードグッズの茶こし

友人の贈り物やお料理本、パンなど買って満足して帰途につく。

しかし回りに回ってくたくた。
しばらくは家で仕事と家事に従事します。

加藤登紀子 ほろ酔いコンサート

2009年12月23日 | どこかへでかける
 樽酒が積まれるコンサート会場

この飲酒運転取り締まりのきびしいさなか、コンサートで酒が振る舞われるのは、ほーんとめずらしいことだろうなあ。


12/22、中日劇場での加藤登紀子・ほろ酔いコンサートはわたしが母の誕生日に贈ったプレゼントだった。
ほろ酔いってどのくらい?と思ってたら「ねのひ」の樽酒が紙コップに注がれて配られる配られる(昔は一合升だったらしい)。
どれだけ飲んでも大丈夫、というカンジでビックリ。

会場の中日劇場も名古屋臭がむんむんしてよいムード。
売店にはサンドイッチの「コンパル」が入ってるし
来てるおっさんおばさん(客の年齢層がえらい高い)は
コテコテの名古屋弁だし。
久しぶりにこういうにおいを嗅いだ。




さて会場に入ると、なんと座席が一番前の一番ど真ん中。
こんなの初めて~!!母もビックリ。
今回チケットは知人のくみちゃんにお願いして取ってもらってたんだけど
こんなよい席とは!くみちゃん感謝!
コンサートが始まると、なんだか加藤登紀子さんと目が合うようで
ハズカシイ。

わたしはシャンソン大好きだからもうちょっと歌ってほしかったけど
フォーク系の曲も多く充分楽しめた。
森繁久彌さんにささぐ「知床旅情」もあったし。
アタマの中は団塊の世代といわれてるわたしなので、あまり違和感なく会場にそまっていたのでした。


Mrs Kitchen ルームシューズ展

2009年12月12日 | どこかへでかける

Mrs Kitchenさんのルームシューズ展にいく

 12/10からはじまってこの日二日目

なんですが、すでに初日の午後にはほとんどのルームシューズに赤丸がついてしまっていたらしい。
初日午前中かけつけたTちゃんはどうにか買えたようで
Mちゃんは3時に行ってもうだめだったらしい。

赤丸はついているものの、見るだけでもわくわくどきどきしてくるのでひとつひとつをじーっと見る。

 ひとつひとつがゼツミョーな色合わせ

 ディスプレイにも愛がこもってます


まちあわせたすかすかさんらむねさんののちゃんと
とびいり参加のうちの母も一緒にお茶とケーキをいただく。

すかすかさんらむねさんとは短い時間だったけど
やはり会えてよかった。
それもこのモノヅクリには何かを喚起させられるMrs Kitchenで!

Mrs Kitchenの山本さんはココロからモノツクリを楽しんで作ってる。
店のディスプレイも、ルームシューズや人形や鍋つかみなどの作品も。
それだから刺激される。
「もともと手でなにかを作るのが好きなんでしょ、だから始めたんだよね、この仕事」ってことをじんじん思い出させてくれて
わたしはいつもたまった澱を流してもらうような気持ち。

すかすかさんらむねさんも、わたしにとってそういう存在。
昨日は大事な一日でした。


百草~古今東西暮らしの道具展 Ⅰ

2009年09月15日 | どこかへでかける

  フッフッフ、ギャラリー百草に行ってきました・・・。

                                                                    

 土岐にある石膏型屋さんにモノを受け取りに行き
そこから山道に入り、迷い迷いながら開店と同時に到着
(正規のルートではなく裏からの道)。



開店時はいなかったお客さんが10分もすると来る来る、すごい。
有名人であるここの店主安藤さんの奥さんが展示を整えてる
(おお~ホンモノだ~)。

今回の「古今東西暮らしの道具展 Ⅰ」の出展は

     幾一里(古道具・日本)
     倉敷意匠(手仕事)
     こいずみ道具店(プロダクト製品)
     boncoin(古道具・フランス)


個人的にほしいものはあまりなくて
古道具から柿渋塗りのずだぶくろを購入。

 抽象画のような縫い目と油絵の具のような質感


ふとまったく関係ないことを考える。
ももぐさの百草ってあの霊峰御岳山の妙薬「百草丸」の百草?