メジャーリーグベースボールのビデオ判定。2014年からチャレンジ方式が採用された。
監督には試合開始から6回までに1度、7回から試合終了までに2度、判定に異議を申し立てビデオ判定を要求できる権利が与えられる。ボール、ストライクの判定は(異議申し立ての)対象にならない。
ビデオ判定をすること自体の評価はともかく、監督が審判にビデオ判定を要求する、つまり判定に異議申し立てするとを、Challenge(チャレンジ)という。これは面白いと思った。
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あくまでもアメリカのテレビ(ドラマ)で見た範囲だが、裁判で被告側弁護士が、『裁判長、異議あり。』と言う(叫ぶ)シーンがある。この部分は英語だと、Objection, your Honor.になる。恥ずかしながら、『異議がある』を主張する場合、これしか知らなかった。
今回辞書を引いてみたら、上記チャレンジも同様の意味があり、動詞でも名詞でも使えることがわかった。
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田中将大投手初登板でイチロー選手の内野ゴロアウトがビデオ判定の結果、アウトからヒットになった。このことを含めて、田中投手のデビュー戦をニューヨークポスト紙はこんなタイトルの記事にしている。
Challenge helps Yanks
(異議申し立て、ヤンキースを助ける)
By George A. King III (April 5, 2014)
スポーツニュースは英語の勉強になるのだ。