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【再掲】2019年8月5日(月)雪の聖母の大聖堂の奉献のミサ ミサの前のお話

2020年08月05日 | お説教・霊的講話
2019年8月5日(月)雪の聖母の大聖堂の奉献のミサ ミサの前のお話 
聖ピオ十世会司祭 小野田神父



教皇リベリウスの在位の時、あるローマの貴族は子供が無く、遺産を聖母に与えようと望みました。彼らは何をするのが聖母を喜ばせるかを知ろうと、熱烈な祈りを捧げました。

聖母は、彼らの祈りを聞き入れ、奇跡を持って「私の為の御聖堂が欲しい」という夢を見せました。

その当時8月5日、ローマは暑くて暑くて、鉄の溶けるほどと思わせるほどの暑さだったのですけれども、マリア様が、「私の教会を建ててほしい」という所には、その夜、雪を降らせました。聖母は、夫婦のそれぞれに、自分の望むところには雪が積もっていると夢で教えました。

夢を見た通りを教皇に報告しに、行ってみると、教皇も「あぁ、実は私も夢を見た」と答えます。教皇は、聖職者を連れて、その場所に行ってみると、そこに、マリア様が欲しいと言った所に、雪が降り積もっていました。

今でも教会が建っています。“サンタ・マリア・マッジョーレ Santa Maria Maggiore”『聖マリア大聖堂』です。

ファチマの聖母の会100周年でローマに行った時に、私たちもそこの教会に行きました。これはマリア様に捧げられた最初の、世界最初の教会でした。

マリア様は教会を建てる事によって「さぁ、私はここにいますよ。困った時があったら、私にお祈りしに来なさい」と、待っています。

そのマリア様に、雪の大聖堂のマリア様にたくさんお祈りしましょう、「私たちにも、教会を与えて下さい。」



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