モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

スイートマジョラム(Sweet marjoram)の葉と花

2008-05-29 08:13:29 | その他のハーブ

(写真)スイートマジョラムの花


スイートマジョラムは、小潅木であり40cm程度に育ったが
今はヒョロッとした弱々しい枝であり、
この枝の先に
“こぶ”のような“結び目”のような白緑色の丸いつぼみがついた。

“結び目”の様から“knotted marjoram”という英名がついているが、
この結び目に、ほころびが生じたかと思ったら、
なんと、拡大してみると4枚の花びらからなる白い花だった。
これがいくつも咲き始め、多少いい香りがし始めた。

(写真)花のアップ


イタリア料理のエッセンス
イタリア料理に欠かせないハーブ。スイートマジョラム。
乾燥したものをニンニク、トマト、タマネギ、ワインなどと一緒にいれ、香味を利かせたスパイスとして利用する。

しかし、スイートマジョラムは、
乾燥よりも生を利用し、料理の最後に加えるのがよいという。
葉と花のついた小枝を肉料理、トマトソース、パスタ、スープなどに加えると
独特の苦味が味を引き締めるという。

今年初めて栽培に挑戦し、肉料理で使ってみようと思っているが、
栽培上は意外とひ弱なところがありそうだ。
肉料理の薬味としてのライバルであるタイムの生命力の強さに勝るうまさがあるのだろうか?
これにチャレンジだ!

オレガノ属(Origanum)は、多年草と亜潅木36種がヨーロッパ全土に分布し、
属名は、ギリシャ語のoriganon“苦いハーブ”に由来する。

通称オレガノと呼ばれるオリガヌム・ウルガレ(Origanum vulgare)もこの属であり、
マジョラム同様にイタリア料理に欠かせないハーブだが、
乾燥ではオレガノ、生ではマジョラムといわれている。

スイートマジョラムの育て方
ということは、大事に育てる価値ありということだが、
耐暑性、耐寒性とも弱いようであり、
夏場は半日陰で西日をあてないようにし、かつ、乾燥させないようにする。
陽射が強いところでは、敷き藁などのマスキングをする必要がありそうだ。
しかも、1年目は、株を作るために、枝葉を大事に成長させるということで
あまり食べてはいけないようだ。

冬場は、霜に当てないように屋根下か室内取り込みの必要があり、
根元を5cm程度残してカットし敷き藁・腐葉土などでマスキングすると良さそうだ。

花に格別魅力があるわけではないので、
うまければ許せそうだがどうだろうか?

Get knotted!! 
ということにならなければよいが??
(オット失礼!!汚い言葉で・・・・)

(写真)スイートマジョラムのつぼみと葉


スイートマジョラム(Sweet marjoram)
・シソ科オレガノ属(和名ハナハッカ属)の耐寒性がない多年性潅木。関知では1年草扱い。
・学名はOriganum majorana(オリガヌム・マヨラナ)、英名は Sweet marjoram(スイートマジョラム)、knotted marjoram(ノッテドマジョラム)。
・原産地は、地中海沿岸。
・草丈は30~50cm
・開花期は夏場で、1年目は7月下旬と遅めに白い花が咲く。
・根が浅いので暑さに弱く、こまめな水遣りとマルチングで直射日光を避ける。
・乾燥を好むので梅雨時は軒下に避難させる。


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