モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

冬至のかぼちゃ料理

2007-12-24 10:02:28 | 男の料理



12月22日は冬至。
Βカロチンが豊富なかぼちゃは風邪に効き、冬を乗り切るための食慣習として
“冬至の日はかぼちゃ料理”という連関が定着しつつあるが

『ん』の付くものを食べると幸運に恵まれるという言い伝えがあり、
なんきんかぼちゃ、レンコン、ニンジン、ぎんなんなど
『ん』が2つ付くくせのある旬の野菜を食べろということだろう。

かぼちゃ、レンコン、ニンジンなど子供に好かれそうではなく、
先々消えていく食材の路線を進んでいる感がある。

でも、身体にいいものが一杯ある食材であり、生き延びてほしいものだ。

かぼちゃの煮込みといえば、煮物になってしまうが、
おばあちゃんのお茶請けにでもしないと食べきれない。
煮物はやめて、南欧プロヴァンスのラタトゥイユとすることにした。

相方に、セロリ、赤・黄ピーマン、ズッキーニ、ニンジンをいれ、
『ん』が2個もはいった大幸運を呼ぶ野菜の煮込みとなった。

これら素材の味を引き出すために、調味料は、バジルと塩だけ。

にんじんは甘みが出、ピーマンは肉厚のところがジューシーになり、
セロリはシャキシャキとした苦味、ズッキーニがこの苦味を中和する。
そして、かぼちゃがこれらを強烈に包み、甘さと独特のエグさで刺激する。

少量の塩は、素材の味を引き出す。
ほんのちょっとのバジルが、料理に仕上げる。

材料(4人分)
鳥もも肉          500g
かぼちゃ          1/4
ジャンボピーマン(黄)     1個
赤ピーマン         5個
セロリ           2本
ニンジン          1本
ズッキーニ         2本
バジル           小さじ1杯
塩             小さじ1杯
水             400cc
A:つけ汁
しょうゆ          大さじ1杯
酒             大さじ1杯
みりん           大さじ1杯

作り方
1.鶏肉は皮・筋を取り一口大に切る。これをしょうゆ、酒、みりんをあわせたつけ汁につけておく。
2.野菜は、一口大に全てきる。
3.かぼちゃは、煮崩れしやすいので、電子レンジでくしがとおる程度にチンする。
4.ニンジン、セロリ、ピーマン、ズッキーニなどの野菜をフライパンで炒める。かるく油がとおったら鍋に移す。
5.鶏肉を炒め、別の器に取っておく。
6.野菜に水400ccと、塩・バジルを入れ10分中火で煮込む。
7.10分たったら、鶏肉とかぼちゃを入れ、5分中火で煮込む。
8.味を見て、塩・黒コショウで整える。(多分必要ないと思いますが・・・)

※ 野菜スープでないので、水を多くしない。

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