モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ローズマリー・ディープブルー(Rosmary "Deep Blue")の花

2009-01-27 09:26:37 | ローズマリー&ラベンダー

(写真)ローズマリーディープブルーの花


ローズマリー・ディープブルーの花が咲き始めた。
ローズマリーは気まぐれなところがあり、なかなか咲かない場合がある。
この花も久しぶりに咲いたという感じがする。

ローズマリーの中では、 「モーツアルトブルー」が最も鮮やかな青色の花を咲かせるが、
この「ディープブルー」の方が青色が濃いようだ。

ローズマリーの花びらは、上が二枚で下に3枚あり、その真ん中の花びらに昆虫達が乗ると長い雄しべと短い雌しべが昆虫の背中に降りてきて花粉をつける仕掛けになっているが、見較べてみると、品種での違いがだいぶありそうだ。

「モーツアルトブルー」は、均整が取れた形をしていてシャープな感じがするが
「ディープブルー」は、やや太めのずんぐりむっくりしたところがあり雪だるまの体型みたいだ。そして、航空母艦の甲板に飛行機の着陸を誘導するようなブルーのラインが蜜のあり場所に鮮明に誘導している。

(写真)これは“モーツアルトブルー”の花です


この2年間を振り返ってみると、ラベンダーからローズマリーに軸足を移している。
両方とも日本の高温多湿の夏が苦手で、一昨年の暑い夏にラベンダーが相当なダメージを受けてしまった。
それ以来、ラベンダーを増やすのを止めローズマリーにシフトした。

ローズマリーは成長が遅く、開花も完全ではないが、ある程度耐寒性もあり夏にも耐えている。
そして、葉に触れたときに手に残る香りが素晴らしい。
さらに花が少ないこの時期に咲いてくれるのもうれしい。
さらにさらにだが、ローズマリーには老化予防効果があるのも後押しいている。

ローズマリー・ディープブルー(Rosmary"Deep Blue")
・シソ科マンネンロウ属の耐寒性が強い常緑小低木で半匍匐性。
・学名は、Rosmarinus officinalis ‘Deep Blue’。属名のRosmarinusは、ラテン語で「海のしずく」という意味で、海岸近くに咲きそのブルーがしずくに見えるところからつけられた。
・原産地は地中海地方。乾燥したアルカリ性土壌を好む。
・耐寒性は-10℃までと強い、耐暑性もあり。
・草丈は20~60cmの立ち性。
・肉厚で濃い緑色の小さく短い葉。
・開花期は、秋から春と6~7月。冬場の花として貴重。成長が遅いので苗から開花まで2~3年かかることもある。
・濃い青紫の花色は、名前のとおり深いブルー。咲き終わった花がらを取り除くと長期間咲く。
・乾燥気味に育て、湿気がない風通しの良いところで育てる。
・花が終わった頃に軽く剪定し形を整える。
・植え込み・植え替え時には苦土石灰を土に混ぜ込んであげる。
・薬用や香料用、料理用に広く利用され、若返りや、老化防止、脳の活性化に効能がある。
・ローズマリーが日本に伝わったのは、江戸時代末の文政年間(1818~1830)に渡来したという。



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