水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

「地震と水」に係る防災メモ

2011-04-04 | 日記

'11-03-13投稿、強調
 未曾有の東日本大震災。
「被災死亡者を含む多くの方に哀悼の意を表します」。
 

 第二次世界大戦時の空襲以上の太平洋沖からの津波による瞬時の大海襲。その規模はマグニチュード9.0(修正後)を筆頭に群発は周知のとおり。 津波高さは10m以上といわれていましたが、
・明治29年の三陸沖津波地震の38.2m(震度3とのこと)
参考情報:、「しばやんの日々」
http://blog.zaq.ne.jp/shibayan/
震度3で2万人以上の犠牲者が出た明治三陸大津波
・4月15日のgooニュースによれば、宮古市の 重茂 ( おもえ ) 半島
で38.9mで史上最大



           (google画像検索から引用)

  極めつけは、原子爆弾に匹敵するかもしれない原子炉からの漏洩放射能。(周辺地区への放射能の影響は原爆以上であることが後日判明)

  戦争を知らない多くの世代が経験したことがない筆舌をこえる大惨事。
 国民の眼が宇宙に対する夢と希望に向き過ぎて、海の猛威を忘れて油断していたためか?
 現代文明では対処できなかった地震、津波であり、末恐ろしい。
 同じような地震発生が深夜であったら?東南海沖、駿河湾沖であったらどうなるのか?・・・の想いが走馬灯のように駆け巡ります。
 加えて、突発的な大地震に対して地震予知が科学的に的中できない現状
小松左京のSF「日本沈没」では科学的な解析によって地震、火山噴火を予知していましたが、・・・。

 既報の「水中動物が係る地震占いを抜粋して記載しました。」で記載の「宏観異常現象(大規模な有感地震の前兆現象)」、「地震占い」など自然現象の変化に着目して、その予兆情報を収集して、広報化誤報があるのは前提としてできるようにして、せめて1日前に避難できれば、・・・。大空襲でも、防空壕があれば避難できるけど・・・。もし、夜半の突発的な大海襲ではどうしようもない・・・。
との想いであります。

 衆知の情報を集結した情報の広報化による
地震予知技術の確立」による
        海抜50m以上への早期避難が先ず一番。

⇒水が係る地震予知および対策の情報収集に着目します。

<抜本対策>
 
地震発生後の津波、土砂災害などの2次災害によって破壊されない要所を選定して、
非常時の2次災害を発生させない消火、冷却用水および飲料水、生活用水の供給システム(再生可能エネルギーを利用した海水もしくは河川、湖沼などの清浄化・淡水化装置を利用)、UPS(2次電池など)*を要所に整備することが必要か?
*
UPS(無停電電源装置)とはUninterruptible Power Supplyの略で、2次電池(いわるるバッテリー)や発電機によって、停電時にコンピューターや装置に電気を供給

 また、TVニュースによれば、地震による火災、橋梁の破損などによる陸路の分断。
救援物資の停滞、ATMなどの通信インフラのマヒによる障害が、1週間後でも完全には解消されていない。
 3週間後でも
放射性物質の大気中への拡散による物流阻害は長期化しています。

 「一日も早い復旧を祈念します。」

<参考資料として今回の地震状況>
2011年03月12日
 朝鮮日報
「東北地方太平洋沖地震:全地球的な大地震の前兆?(下)」によれば、
(一部を抽出しました。) 
<<詳しく読む>>
「■余震は地震の衝撃を解消する過程 
 今回の地震は、遠い海の底で起こった。もし陸地で起こっていたら、想像を絶するほどの大惨事になっていただろう。・・・今回の地震は全地球的な大地震の前兆なのではないかという懸念もある。 
・・・イ・ヒイル地震研究センター長も「今回の地震による余震も、マグニチュード5から7と規模が大きいが、これは蓄積されたストレス(衝撃)を解消する過程であって、別の地震が起こっているわけではない。少なくとも日本では、短期間のうちに再び同じ規模の地震が起こるとは考えにくい」と語った。
・・・
日本列島、東南アジアのように大陸と海洋のプレートがぶつかる場所では、大勢の人々が暮らしており、地震が発生すると被害が深刻なものにならざるを得ない。
・・・ 04年のインドネシア地震と同じく、今回の地震でも津波が押し寄せた。地震が発生した場所が、海の底だったからだ。断層にずれが生じ、すぐ上の海水を揺さぶり、これが波のようになって海岸へ津波として殺到した。地震エネルギーは、固体より液体の方が、より遠くまで伝わる。・・・」


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