水徒然

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地震(含む津波)予知・予兆に係る記載を調べました。(その2:予兆のアラカルト)

2011-04-16 | 日記

'11-04ー08投稿、強調
gooニュース「
漏水やガス漏れ多発、天井落下(朝日新聞)」
2011年04月08日 07時35分もによれば、
「7日午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、同県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測した。震源は宮城県・牡鹿(おしか)半島の東約40キロ、深さは約40キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.4。3月11日にあった東日本大震災の余震で、震度6強は最大。岩手、宮城両県を中心に東北4県でけが人が多数出ている。・・・」

 既報にて、大規模なマグニチュード7以上、震度5以上の地震、および30m余の大津波の予測・予知の確立が必要であると提案しました。
 その矢先の発生。 TVニュースによれば、3月11日の震災以来、大規模地震は5回目、小規模をふくめると数百回を超えることは衆知のこと。 大津波の発生がなく、なによりです。いままでの大小さまざまな地震に加えて、明治29年(1896)6月15日の三陸地方の岩手県綾里村の津浪は震度計の制度など問題があった?かもしれませんが、震度3にあるにもかかわらず、最大38.2m大津波が発生したとのこと。沿岸地区に居を構える人々にとっては息を抜くひまがなく、心身の疲労を髣髴させられます。
 地域毎の海抜レベル(m)の標識は至急とりつけて、日頃からの心構えが必要と思われます。安心できる海抜は50mか?

 地震直後の余震については、いろいろな解説を当然かと納得していましたが、今回の突発大地震をやはり予知することができませんでした。
 現状の問題点は①突発的な大規模地震・津波に係る予知学が確立していないこと、②予兆を直感した人々の思惑が衆知となるシステムがないこと と思われます。
 杞憂をいつまでも続けさせないようにしてもらえないものか? 今までの大規模地震(含む津波)に係る学問体系を根本的に見直して新たな出発点となることを望んでいます。
 
以下に、とりあえず大震災の予知・予兆に係る記載を列記しました。 いずれも、予知・予兆として広報化されていない結果論でありますが、参考にはなると想います。

1)「地震の予兆 いろはかるた」では、
  「・・・ こんな大漁はじめてだ・・・ 深海魚網にかかって大騒ぎ」など日頃経験したことがない珍事を取り上げている。
2)「関東大地震の前兆現象」によれば 、
「・・・伊東市で漁具がまったく売れなくなった。 相模湾でまるっきり魚が取れなくなったので漁具も不要になった。・・・伊豆半島で海女が海底から盛んに泡が立ってるのを見た。・・・2日前では、箱根堂ヶ島の大和屋の温泉が泥濁りとなり、入浴中体がみえない程で奇異に感じた。・・・」 
3)宏観異常現象に係る記載によれば、
 
「・・・ 地鳴り、地下水、温泉、海水の水位変動、水質の変化、動物の異常行動、天体や気象現象の異常通信機器、電磁波の異常など、大規模な有感地震の前兆現象として知覚されるとされている現象であり、・・・地震の起こる3ヶ月位前から異常な現象が現れ始め、10日位前から現象は急増することが多いとされる。 また地震の規模が大きい程、宏観異常現象が観測される範囲は広くなるという。・・・」詳しく見る>>
4)五大に皆響きあり:(Sat, March 05, 2011)によれば、  http://ameblo.jp/renshi/entry-10821456675.html
(1)「・・・地震と生物の迷走:ニュージーランドで2/20に鯨が打ち上げられ、2/22に地震が起きた・・・今はほぼ新月であり、3月6日、ないし、3月7日に茨城や千葉は地震の危険があると言えよう。・・・ゴンドウクジラが海岸に乗り上げてしまう理由は科学者にもはっきりとはつかめていない。周囲を把握するためクジラが発する音波が浅瀬で混乱したときや、病気の1頭が海岸に向かい、これに群れが追随してしまうときに起きるのではないかと考えられている。 〔AFP=時事〕(2011/02/21-23:33)」
(2)「イルカ 52頭が砂浜に 住民ら救出活動 茨城・鹿嶋(毎日新聞 3月5日(土)13時5分配信)

5)関連投稿記事(これはあくまで結果論に基づく個人的な見解
(1)生物多様性に係る記載
 「秋刀魚の不漁に想う海水温の上昇」詳しく見る>>
シラス漁の北限とされる福島県沿岸で豊漁。海水温上昇の影響か?」詳し見る>>
で見られる現象は「何らかの原因」で海の生態系のバランスの崩れることによって、半年後くらい後に何らかの天変地異が発生するかもしれない兆候としてとらえるべきだと想われる。油断して被災の怖さを忘れないようにというメッセージとして有効か?
 海のみでなく、陸における異変として、 「クマの出没。生物多様性の生態系の異変か?(なら枯れ、松枯れ)」 (サルなども含めて)詳しく見る>>
  
陸での生態系の乱れも同じような要因で生じているかも知れません。?
(2)天変地異に係る記載
 総論的な記載例として、主に、津波(大洪水)に関係すると思われますが、海水温の上昇の要因はCO2の増加による地球温暖化と一言で整理するのは危険であることを示唆しています。 
 わが国はチリ、インドネシア、ニュージランドと並んで、世界有数火山帯国。プレートの動きの測定のみならず、マグマの動きによる火山噴火由来の「エアロゾル」に着目した地震予知に係る記載もあります。詳しく見る>> 
□ 国際ニュース : AFPBB Newsによれば
 世界の海水温度、予想の1.5倍の速さで上昇(2008年06月20日)

・・・その結果、小さな島国は水没し始め、人口が密集する低地のデルタ地帯も世界各地で壊滅する恐れがある。
 専門家は警戒を強めているが、今回の研究結果も、海水温度の上昇が加速と、それに伴う海水位の上昇に警鐘を鳴らすものとなった。
・・・」 

<地殻変動、火山活動による火山灰、ガスの大気中への放出モデル>

         (google画像検索から引用)

上記の宏観異常現象を中心にTPOな予知に係る要因解析に基づく地震予知に係る記載を調べたいとは思っています


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