水徒然

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インフルエンザウィルス感染と全国放射能濃度との関係(要因考察)

2012-02-16 | 日記

'12-02-15(02-16更新)
  既報にて、 日本の自然放射線量とインフルエンザウィルス感染との関係
を調べました。
((引用:http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map


    引用:日本地質学会(2011出典)

この自然放射能とは
「・・・もともと宇宙線や大地、建物、食品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる
・・・、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができる・・・
 ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。
詳細要着目
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/)。

 
既報のインフルエンザウィルス感染と自然放射能との比較から、
「自然放射線量が高い新潟県、島根県、群馬県
はインフルエンザウィルス感染しにくいのか?」
という非常に興味ある結果。

というのは、放射能の数値(シーベルト)は核種の放射線係数にて換算補正される曖昧な数値と個人的には思っています

放射線種ウランとトリウム(アルファ線)とカリウム(ベータ線、ガンマ線あり

全国放射能濃度一覧 
(地上高1mを可搬型サーベイメーターを用いて測定した主にセシウム(ガンマ線の空間線量率のデータ(μGy/h(マイクログレイ毎時)≒1μSv/h(マイクロシーベルト毎時)) と違います。

 そこで、今回は既報の「インフルエンザ流行レベルマップ」において、
インフルエンザウィルスに感染しにくく
自然放射線量が高かった新潟県、島根県、
群馬県
全国放射能濃度
の推移を他県と比較してみました。
(群馬県の放射能記載は割愛しました。)

結果>
1)インフルエンザウィルス感染と
ガンマ線の空間線量率と対応はない。

2)インフルエンザウィルス感染し難い新潟県、島根県
                
感染し易い高知県、福島
                            
  (三重県には測定点なしにつき割愛)

その空間線量率(μGy/h、1月16日~1月22日)値の日推移比較から、
          新潟        島根      高知  福島
                                (参考) 
1月16日   0.047         0.040        0.035  0.94
1月17日   0.047         0.038        0.029  0.94
1月18日   0.061         0.063        0.028  0.95
1月19日   0.050         0.048        0.043  0.95
1月20日   0.047         0.068        0.030  0.94
1月21日   0.055         0.067        0.030  0.92
1月22日   0.047         0.068        0.030  0.85

 平均          0.051           0.056           0.032  0.92

自然放射能   0.109     0.109      0.036  0.036
計算値)  ー0.127<    ー0.127<     -0.054 -0.054

(上図参照)

という結果。

 積雪、放射能の測定/算定方法などの違いの影響があったとしても、
新潟、島根地区の放射能の質の違い(アルファ線/ガンマ線 )、ばらつきの大きさは地下からのニュートリノなど崩壊粒子線ウィルス(微生物)活性影響しているのか?
妄想しました。


 別途、気象条件(突風、降雪など)に影響すると推察している地質(電荷、磁性)、周辺環境(崩壊粒子線の多さ)詳細な違いを調べて、メカニズムを考察したい。

*なお、新潟の昨夏、島根の今冬にたまたま突風発生が報道されており、
上記要因との関連が推察されます。

(地震の発生し易さとも関係するのか)

<要因考察>
 わが国の突風災害昨夏、新潟県中越地区)
「・・・何らかの原因その地域に偏在している放射性物質からの崩壊放射線福島原発など、地球内部からの影響として、
(仮説)
突風発生時、柏市の事例からが鳴り響き、空の色も黒やになって気持ち悪かった。・・・」とのことから、

   (google画像検索から引用)

 偏在した大量な放射性物質のエアロゾルからの崩壊放射線が大気中に共存している自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどをオーロラ現象のようなメカニズムで、放射化もしくは励起して、紫外光(波長約380nm)~赤色光(波長約700nm)を発生させていることから、突風が発生する周辺に放射性物質が大量に偏在している可能性が推察されます。
 また、雷、積乱雲も併行して発生していることから、ゲリラ豪(雷)雨が発生する地域の周辺で突風が発生しやすいと想われます。
 *
励起という現象 
 既報では、波長の短い紫外線を発生する自然蛍光物質の有無を調べましたが、
今回のような波長の長い可視光線(緑色、黄色)を発生する物質は参考文献に記載されている蛍光性鉱物からなる砂塵(微粒子)とも考えられます。
参考文献:蛍光性鉱物Fluorescent Minerals
http://www.h5.dion.ne.jp/~nspicnic/mine/d/61fluorescent.htm

しかしながら、放射能は半減期に応じて質量不変なので、いつまでも、さまざまな姿(組成)で陸海空を輪廻・変遷しているので対策はより発生源に近い所で効率的な回収を持続することが必要かと個人的には思っています。・・・」

参考投稿:
異常気象など天変地異の要因に係る記載の整理

環境中の放射線量測定値のばらつきに係る記載('11-06-12~)

・環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載
(今後、自然放射線との識別をどのように?)



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