水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

放射化現象に係る投稿(その6:地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説)

2013-01-15 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-01-15投稿

 既報、地震および津波に係る記載(その27:地震雲予兆から首都圏10日以内に震度6予測に係る雑感)地震雲による的中率が高いという大地震予測に関心をもつとともに、

 
既報(その1その2)に記載したように、環境放射能がもたらす「放射化現象」は生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気象など天変地異」に影響を与えていると思っています。

 昨日の関東地区の大風雪も相俟って、環境放射能の影響を強く感じる次第です。
「水徒然2」に引継いで、調べていこうと思っています。

 
関連投稿:
放射化現象に係る記載(その10:地震予兆現象と環境放射能との関係)
(2012-03-11:旧ブログ「水徒然」)
地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載(爆縮現象よる予知の可能性は大)
(2012-02-20:旧ブログ「水徒然」)

 


 基本的には、地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目

して、
地震と環境
放射能との係わるをさまざまな要因・現象を整理してきました。

・地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」とはどのようにして起るのか?

既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の影響はどのようになっているのか?

 

・地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射能はどのように作用しているのか?

 

・発光現象と
 「[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?
 の砂鉄鉱床との関係はどのようになっているのか?
 
・花崗岩に多く含まれるという地殻中のウランからの壊変ラドンの増加
 と爆縮現象、
ならびに
 電磁波ノイズ
との関連はどのようになっているのだろうか?

 メカニズムについて個人的には現状不詳ですが、

 

 今回は
 地震雲の形成、爆縮現象の発生と関連があると想われる
 既報異常発光現象を系統的に見直して修正・追加して異常発光メカニズムと環境中のどのような地殻成分が発光現象に寄与しているのか?を下記の観点で着目して文末に仮説しました。

  可視光線(赤色、緑色、黄色など)を発生する物質は参考文献に記載されている蛍光性鉱物からなる砂塵(微粒子)のオーロラ現象のようなメカニズムによる蛍光発光と考えていましたが、もしくは、風化した大気中の黄砂などのエアロゾルのように、そのもの自体の体色が示す色かもしれません。
 極端に空が暗くなっていなければ発光現象と想われますが、実際見たことがないので、両方とも注目する。


以下、参考までに、関連用語について系統的に整理しました。


爆縮現象(詳しくはクリック)とは?
東海アマ
(一部割愛しました。)
「・・・A7HOQ提唱だが清瀬コスモスさんが過去4年間の計測レポートで的中率10割近い前兆現象。震源地や規模までは不明だが、概ねM6以上の地震の2日前くらいから起きる現象」という。<<詳しく

放射線とは?
 環境放射能(残留放射性物質による放射化によって、2次、3次的に物質を励起発光して、最終的には熱となると思われる。詳しく見る>>


励起という現象
(詳しくはクリック)とは?
(紫外線など励起効果を有する電磁波、および電子線、ニュートリノなどによって励起されて蛍光発光する現象

 巨大なエネルギー(アルファ線、ベータ線、中性子線)によって、周辺物質を放射化(もしくは励起)して、より短波長のガンマ線、紫外線、を発生させている可能性があります。
詳しく見る>>

環境放射線はどこから?
 環境放射線は地殻自然放射能、太陽・宇宙放射能および原発事故漏洩放射能(含む法定内常時排出)から崩壊放射線として放出されています。これらの放射能量・比率(含む組成)、および壊変放射線強度については個人的には不詳。
関連投稿:
大気圏での放射性物質分布 (放射性物質の正体は?)
(2011-08-28)

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10 )

 放射化現象に係る投稿(その1:事例紹介'11-05-19~'12-01-23)
(2012-05-14)


異常発光現象とは?
爆縮現象環境放射能の低下現象)が発生する過程において、大気圏で観察される様々な異常発光現象。
 竜巻・突風も随伴して、放射能からの崩壊放射線による励起?によって雲底が赤く染まる。

 また、異常気象に係る記載(その13:08-22更新わが国の突風災害)
(2011-08-22) 突風発生時、柏市の事例
鳴り響き、空の色も黒やになって気持ち悪かった。・・・」とのこと。
 雷、積乱雲も併行して発生していることから、ゲリラ豪(雷)雨)が発生する地域の周辺で突風(強風)が発生しやすいと想われます。

 自然環境蛍光物質(微粒子エアロゾル)と環境放射能からの放射線との相互作用よって発生する蛍光発光?
もしくは空に舞い上がり浮遊しているエアロゾルそのものの色?とも推察されます。

       (google画像検索から引用)

オーロラ現象とは?
大気中の酸素原子や窒素原子などの物質に高速で電子が衝突して発光しているという。

                (google画像検索から引用)

蛍光発光物質とは?
例えば、
赤色発光する蛍光物質として、
ウルツ鉱 (長UV励起,赤)灰クロム柘榴石 (UV励起,赤)鋼玉 (+CrのものはUV励起,赤)
スピネル (場合によりUV励起,赤)直閃石 (UV励起,赤)バスタム石 (UV励起,赤)などが
挙げられます。

環境放射能と蛍光発光物質との相互作用とは?
atomica
放射線と物質の相互作用(08-01-02-05)によれば、
(一部抽出しました。)
「放射線の蛍光作用 物質に外部から何らかのエネルギーが加えられたとき、光が放出される現象をルミネセンスという。・・・
 
 物質に入射した放射線(電離放射線)のエネルギーによって、原子・分子の電子状態は励起状態(興奮状態)に変化する。これが基になって電磁波の放出が起こる。放射線を蛍光体に入射させると、可視領域の波長の光(ルミネセンス)が放出される。この現象をシンチレーションと称しており、シンチレータとは蛍光体の別名である。シンチレータは放射線の測定やX線による医療診断の現場でしばしば利用されている(表1)。

1.シンチレーション検出器
 表2に放射線の測定に用いられている主なシンチレータを示す。放射線がシンチレータを通過するさいに発生するシンチレーション光は、発光量が小さく、減衰時間は短い。放射線測定用として求められるシンチレータは、放射線が衝撃した瞬間に可視光(300~600nm)を放出(即発発光という)し、発光効率が高く、透明で透光性に優れていなくてはならない。
 少量のタリウム(Tl)を不純物として含むNaI(Tl)あるいはCsIのような無機シンチレータは、ガンマ線に対する発光効率が高いシンチレータである。・・・ 」
引用本文詳しく見る>>

(仮説)
 
環境放射能の励起作用によって、大気中に共存している自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどを放射化もしくは励起して、紫外光(波長約380nm)~赤色光(波長約700nm)を発生させているか?または、風によって大気中に舞い上がった環境放射能を含んだ?風化したエアロゾルの色なのか?

次報にて、異常発光現象と蛍光性鉱物によるものか?風化した大気中のエアロゾルの体色によるものか?修正および追加を含めて調べる予定です。

関連投稿(メモ):

放射化現象に係る投稿(その5:地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介)
(2012-12-26)

放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)

(2012-12-11)

 


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