水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

火山帯活動の活性化に係る記載(その1:大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係について)

2013-04-14 | 火山活動の活性化

'13-04-13投稿

 既報地異に係る記載(その23:富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生 したという。)にて記載しましたように、3.11後に発生した3.15静岡県東部
地震(M6 '11-03-15)以来、富士山周辺では地殻変動?によって、富士宮市の湧き水、山梨県側の富士山5合目にある小御嶽神社近くの小さな地割れ、河口湖の水位低下など異常現象が発生しているようです。

 既報の引例
伊豆半島をめぐる現在の地学的状況」によれば、富士山周辺の地殻は
伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動している.駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きている.・・・」とも言われ、3.15以降、何らかの亀裂が顕在化してきたのか?と推察されます。
大陸移動のストレス ⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化
という図式で
いずれ地震が発生するのは致し方がないので、
予兆現象を解明して発生時期が的確に予測されることを期待しています。
関連投稿:
「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待

参考情報:
<火山帯とプレートの位置関係 >  


(google画像検索から引用)

msn産経ニュースによれば、
河口湖で水位低下 富士山活動とは無関係 気象庁2013.4.8 19:11 http://sankei.jp.msn.com/science/news/130408/scn13040819120004-n1.htm

「気象庁は8日、富士五湖の一つ、河口湖(山梨県)の水位低下について「富士山の火山活動とは関係ないのではないか」との見方を示した。国内外の地震や火山活動を解説する月例の記者会見で質問に答えた。

 同庁は、地震計や山体の膨張・沈降などの地殻変動を測る傾斜計など、富士山の火山活動を監視している観測データに異常はないと指摘。担当者は「(富士山の火山活動では)河口湖の水位だけに影響が表れるのは説明ができない」と述べた。

 河口湖は昨年から水位が低下し、陸続きになった浮島にある六角堂が壊されるなどした。」という。

 上記の物理的な計測手段では、今回の亀裂については富士山大噴火、M8クラスの大地震の予兆という心配は現時点ではないようですが、

地殻変動によって亀裂が発生すれば、火山活動の活性化に伴い、さまざまな火山性のガス、イオンが地上に漏出する可能性もあるということから、

 (google画像検索から引用)

 今回は地震の予兆として知られる大気イオン、火山性ガスの異常と地震との関係に係る記載を調べました。 
関連投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオンとはhttp://www.e-pisco.jp/ion.html
(一部抽出しました。)
大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。例えば2000年の鳥取県西部地震では3ヶ月前に普段の約10倍、2001年の芸予地震では1週間前に約3倍が計測されました。阪神・淡路大震災の際にも数日前から神戸市内で計測された報告があります。私たちは全国各地の大気イオン濃度(プラスイオン濃度)を24時間365日計測します。
 大気イオン濃度グラフの見方については、こちらからになります。・・・

大気イオン濃度グラフについて
大気イオン濃度が通常の場合

 

      2011年12月の大気イオン濃度

通常の場合は、常に大気イオン濃度が1万を下回る値を示しており、あまり大きな変動は見られません。

大気イオン濃度に異常が見られた例


       2011年4月の大気イオン濃度 
異常が見られた場合は、大気イオン濃度が2万を超えて大きく乱れています。
この時は、4月19日に福島県沖でM 5.1の地震が発生しました。」

 次に、具体的な応用例として、

既報の引例Livedoor Blog 天下泰平 によれば、

「この感じだと、フィリピン海プレートを巻き込んだ、東海、関西方面を中心の南海トラフあたりがポイントになってくるかと思います。
引き続き大気イオンの濃度を確認してますが、やはり関西方面の値だけが非常に高いものが出ています。

002

ただ、トリガー日は、正直わかりづらい状態になっています。

一番危険なのは、再三伝えているように、満月(17日)の前後です。さらに今月は、15日が月が地球に近づくタイミングで、16日は彗星近日点でもあります。これらの影響も考えると、15日~22日の1週間がトリガー期間といえると思います。

では、直近は大丈夫かといえば、そうとも限りません。先ほどのバヌアツとの関係でいえば、同日や翌日に日本で地震が発生しているケースもあります。

また、このタイミングで台風が日本に近づいてきたのも気になっていはいます。
これも以前から伝えてますが、台風は地震エネルギーが溜まっている地域に向かう傾向があり、台風から温帯低気圧に変わる(台風が崩れる)地域が特に要注意となります。」という。

音霊地震予知研究所の記載によれば、
富士火山帯活性化か?
 2012/05/04
http://d.hatena.ne.jp/ontama-hanabi/20120504/1336149514

「5月4日神奈川県南足柄市二酸化硫黄濃度異常が発生しました。同様に長野県安茂里市と諏訪市でも異常値が発生しています。
グラフ5月4日神奈川県南足柄市観測点二酸化硫黄濃度:

不安定な大イオン値、欠損の多い衛星画像、5月になってから多いスポラデックE層、富士火山帯エリアの二酸化硫黄濃度異常など大きな地震が発生する要因は多いのですが、何も起こりません。それはそれで良いのですが、何か変です!。
これら異常は硫黄島から伸びる富士火山帯を捉えているのでしょうか。火山活動の前兆は良く分かりませんが、活動が活発になっているので有れば心配です。直ぐにと言うわけではないのでしょうが富士火山帯エリア要観察です。」という。

長野の大イオン異常は火山活動? 2012/05/03
http://d.hatena.ne.jp/ontama-hanabi/20120502/1335980327

「・・・それよりも、長野の大イオン5月2日も異常値である。

この値に僅かに同調しているのが 東京都羽村測定点(八王子の隣)。先ずはシンプルにこの間の山梨長野を疑ってみるのが正しい選択だろう。2日は柿岡の地磁気は僅かに乱れてはきているが、北海道の方が多少乱れているので、東北の余震を捉えたのだろう。
地震計を見ても山梨長野は大きな決めては無い。

二酸化硫黄値は、長野市安茂里で異常値である。メタン異常も伴うので何らかの地震活動状態にあると想定するが、周りは活火山地帯でも有ることで火山活動も疑っても良いだろう。・・・

富士山伊豆大島傾斜計も2日は僅かに動いている。心配するレベルでは無いが観察を強化したい。」という。

⇒大気イオン、ガスは火山帯活動の活性化が原因であるようです。
その中身については、いろいろあると思われますが、一般には公開はされていないようです。
測定方法が不詳なので、プラスイオンに放射能など超微細なエアロゾルが含まれているかどうか?
 また、火山活動を活性化する要因および付随して発生する放射能については、別途、整理したいと思っています。 
 


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