水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その19:電磁波ノイズによる地震予知はなぜできるのか )

2012-12-13 | 地震・津波関連

 '12-12-13

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、

 基本的には環境放射能の変化⇔地殻の地質、地層の状態変化が交互に影響している過程において、「地震・津波規模に付随する現象」として、自然科学的な目に見えない1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドンの変化、3)地殻中からのオゾンの発生、4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノ)の増加、4)大気イオン濃度の増加 、5)電磁波ノイズの発生、また肉眼観察が可能な6)地震雲の発生、7)鯨など生命体の異常行動などが誘起されているようです。

 急に大地震・大津波が発生して被災することは避けたいものです。誰でもわかる的確な地震・津波予測が確立されて杞憂を払拭したいと常々思っています。

goo辞書によれば、
「杞憂」とは「懸念(けねん) 恐れ(おそれ) 憂慮(ゆうりょ) 取り越し苦労(とりこしぐろう) 危惧(きぐ) 」という概念でありますが、・・・。
 本来の杞憂、すなわち「中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事《中国古代の杞の人から》・・・」という。

 東日本大震災後に報道される地震予報に対していつも杞憂しても仕方ないことですが、既報天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その1:地震予知との関係)でも調べましたが、電磁波ノイズによる地震予知は数日前に予知可能な方法として現在活用されているようです。TPOに則した予測確率を更に上げてもらいたいものです。

 既報を読み直してみると

「~気候に大きな影響を与える微粒子〈エアロゾル〉の変動を読み解く~によれば、
・・・気候変動の要因には自然の要因と人為的な要因があり、自然の要因には、太陽活動の変化・海洋の変動・火山の噴火による大気中のエアロゾルの増加などがあります。・・・
 特に近年、成層圏オゾン層の破壊にエアロゾルが深く関与していることが注目されています。
  また、気候変動の予測を目的とするだけでなく、エアロゾルの変化を地震予知に活かす研究も進められています。・・・

「VHF帯電磁波散乱体探査法による地震予報の研究」によれば、
(一部抜粋しました。)
「・・・ VHF帯の電波伝播異常を起こすいろいろな原因には
(1)スポラディックE層の活動, (2)流星の活動(Meteor echo),(3)航空機からの反射(airplane echo),(4)地震発生前に起こる散乱(Eq echo)がある.
 このほかに異常な電波現象として太陽黒点の爆発や雷放電による電磁波がある(Flare and lightning).・・・」 本文を詳しく読む
 

地震予知情報配信サービスくるかも
「電磁波ノイズ地震予知システム」によれば、
(一部抽出しました。)
「・・・
●地震の予知ができると何がいいの?
日本は地震大国です。
世界の地震の20%は日本で起こっています。小さな地震まで含めると四六時中起こっている国ですから、過度に神経質になる必要はないと思います。
でも、大地震がいつくるかを知らないままで良いでしょうか?
皆さんは、天気予報を参考にして、雨が降ると思えば傘を持って出かけますよね?
気象庁の緊急地震速報をご存じですか?
これは、実際に発生した地震を地震計が感知し皆さんへ知らせるシステムです。
でも、自分の直ぐ近くで地震が起こった場合には
発生から通知までの時間は僅か数秒です。
この数秒で何ができますか?
起こる可能性が高いことを2~3日前から知っていれば、
何かできることもありますし、緊急地震速報を知った時に
スピーディに対応することもできます。
●ラジオの雑音で地震の前兆が分かるのです。Part2
大地震が発生する前には、ラジオの雑音(地下からの電磁波ノイズ)が大量に発生することが、まず最初のサインです。地震が起こる可能性が無い場合には、この大量の雑音すら発生しません。次に、大量の雑音は、徐々に少なくなっていきます。そして、ある時を境に、雑音はほとんど消えてしまいます。その数日後に、地震が起こります
なぜ、地震前に雑音が発生するのでしょうか?
物を強く押すと形が変わったり、割れたりします。岩石も同じです。地下深くで、岩石を押す力が発生し、もともとあった割れ目が大規模にすべったり、割れたりして雑音(電磁波ノイズ)が発生すると言われています。
細かく見ると、岩石には小さな割れ目が多数発生します。この割れ目が電気を帯び、岩石内を電流が走るという現象が起こります。この時同時に、ラジオの雑音の元となる電磁波ノイズが発生します。・・・大地震の前には毎日数十万個から百数十万個もの膨大な数の電磁波ノイズが数週間以上、土日なんか関係なく、ずっと発生することがわかっています。本文を詳しく読む」 という。」とのこと。

 別報に記載した地震雲の発生と同様に、人知可能な方法として、電磁波ノイズによる地震予知に係る記載を調べました。地震雲の形成メカニズムについては現状定かではありませんが、個人的には広義での大気圏に存在するさまざまな物質を放射化もしくは励起する放射性のエアロゾルの影響に着目しています。

 まえがきが長くなりましたが、

 地震雲と同様に、電磁波ノイズも電離層下の大気圏に存在する放射性のエアロゾルの関与があるのでは?と思っていますが、今回は別の角度から電磁波ノイズの発生メカニズムに係る記載を調べました。 

(転載開始)

地震予知情報配信サービスくるかも

「電磁波ノイズとは?」によれば、

http://www.kurukamo.com/wavenoise.aspx

「 地殻を構成する代表的な岩石として、花崗(かこう)岩があります。その花崗岩には、石英が多く含まれています。この石英は、圧力が加えられると、電気を発生するという性質を持っています。
元々存在していた割れ目が大規模にすべったり、割れたりすると電気を発生すると言われています。
この電気(エネルギー)が、電磁波として地上へ放射されます。放射されたこの電気(エネルギー)が、私たちが生活する地上においてノイズとして存在しているのです。

 ○電磁波ノイズが発生し、地震が起こるまで
 地中において地殻変動が起こり、石英に圧力がかかります。
  この時点において電磁波ノイズが発生します。
 圧力に耐えられなくなった石英は、破壊されます。
  石英が破壊されると、電磁波ノイズの発生は終息します。

【ポイント】石英へ圧力がかかったり、破壊されたりした時点において地震が発生する訳ではありません。
 地中において多くの石英が破壊されることにより、断層にまで強力な圧力が及び、
  断層面が破壊されて、断層のずれが生じます。これが地震です(断層がずれた時点)。
  この時の断層面の広さと、ずれとの大きさが、地震の規模に関連します。

上記からもご理解いただけるように、電磁波ノイズの発生が終息してから、実際に地震が起こるまでには、数日間の時差があります。この時差に着目したのが「くるかも」です。
地震が起こる予兆として、膨大な電磁波ノイズが数週間にわたり発生していることが、観測機器によって確認されています。

電磁波ノイズが終息してから数日後に地震が発生する可能性が高いのです。

    」

 (転載終了)

⇒既報地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?と思っていますが、

上記引例の記載で「地殻を構成する代表的な岩石として、花崗(かこう)岩があります。その花崗岩には、石英が多く含まれています。この石英は、圧力が加えられると、電気を発生するという性質を持っています。」と言われていますが、電波ノイズは圧電効果によって発生した電磁波と思われます。岩石には小さな割れ目が多数発生します。この割れ目が電気を帯び、岩石内を電流が走るという現象が起こります。この時同時に、ラジオの雑音の元となる電磁波ノイズが発生するようです。

 ラドンの発生源であるウラン鉱床、花崗岩、砂鉄鉱床の周辺地域の地殻の化学組成について、更に詳しく着目して整理する予定です。

関連投稿:

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(2012-11-01 23:54:25 | 地震・津波関連)

(補足資料)
 google画像検索から引用した「地震発生モデル」例
 
(図拡大クリック)
 






次に、google画像検索から引用した宇宙空間、電磁波の波長を参考のために記載しました。
・粒子線(素粒子)を除く電磁波(放射線)の波長   

             

                       

 

 

 

 

 

 

 

また、震源は海底が多いので電磁波の波長と水との透過吸収反応に係る資料(引用図)参考までに記載しました。
参考:
電磁波の波長と環境中の水に対する透過吸収反応

既報で記載の引用図
http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

γ線  X線  →紫外線←
     吸収ピーク
      ↓

 

           →透過力大←       

 

 

 

  


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