山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

香港の山旅・Ⅱ(その6)

2013-02-27 | 海外の旅
遠望(1)

ガレ場がだいぶ近くなってきました。
これから登るピークもぼんやりと見えます。


注意書き

こんな注意書きがありました。
往から的に挟まれた3文字がこの山の名前です。
「シャープピーク」と呼んでいます。
最初の字はパソコンではでてきません。

「ここから先は非常に危険です。貴方の安全のため進まないでください。」
と警告しています。
「閣下」とは「貴方(あなた)」という意味です。

登山道(1)

このくらいのガレ場なら日本の山にもたくさんあります。
今回のメンバーは山慣れた人ばかりだったので、問題はなさそうです。


登山道(2)

最初のピークを超えます。
この先にも幾つかのピークがあるとうです。


岩場(1)

ここはかなりの急登です。
ストックを持っていない人は体でバランスをとって
登っています。


ウスベニニガナ

直径2cmくらい小さな花です。
岩陰にヒッソリと咲いていました。
ニガナといわれても日本で見る花とは花びらや色が違います。
別名:一点紅と呼ぶそうです。



登山道(3)

やや平らな尾根道にでました。
ガスがなかなかとれません。


岩場(2)

再び、急登が現れました。
ここは雨で濡れていると滑りやすそうです。


岩場(3)

ガスの中を黙々と登ります。
ここを登りきれば頂上のようです。


ハイタッチ!

現地山岳ガイドさんが一人ずつ出迎えてくれました。
左手でハイタッチ、右手でパチリです。
最高の笑顔でした。



シャープピークの三角点

大きな三角点です。
高さは1.2㍍くらいありました。
分岐から頂上まで約1時間の歩きでした。


シャープピーク

裏側にこの山の名前が中国語で書かれていました。
一般には「シャープピーク」と呼んでいます。


頂上全体

かなり広い頂上です。
現地の若者が座って休んでいました。
別ルートから登ってきたようです。


ヒョウモンチョウ

突然、蝶が舞い降りてきました。
私を歓迎してくれたようです。
香港で初めて出会った蝶でした。


登山道(4)

頂上で15分ほど遊んでから、降りることにしました。
下りも上りと同じルートです。


登山道(5)

下りは早いです。
浮石に乗ると危険です。
前の方で何人か転んでいました。
ここはゆっくりと降りたほうが無難です。