山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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エベレスト街道(2-16)

2009-12-22 | 海外の旅
マンダラスクール

次に向かったのが「マンダラスクール」でした。
ここで学生達が「曼荼羅(マンダラ)」を描いているそうです。
特別に見せて貰いました。


作業風景

床に薄い座布団を敷いて描いています。
曼荼羅は一定の方式に基づいて仏や菩薩、神々を
1枚の絵にしたものだそうです。
細い筆で何色もの色を使って描いていました。




これは隣の教室です。
6~7人の学生がいます。
女生徒もいました。
ここではキャンバスに金色を塗ってその上に
墨を塗り、先が細い道具で掻き出しています。


曼荼羅(マンダラ)

まだ製作中の絵です。
塔を上から見た構図になっているそうです。
鮮やかな色彩でとてもきれいでした。




金色で周囲のぼかしを描いています。
完成まで1ヶ月以上かかるそうです。
ここの学生達は寄宿舎に寝泊りして勉強して
いるそうです。


曼荼羅(マンダラ)

完成した絵が立てかけてありました。
直径は50cmくらいです。
色はたくさん使っていませんが、見ていて吸い込まれそうでした。
四隅に仏様が描かれていました。




掻き出し技法により絵です。
マスターと呼ばれるようになるには15年以上かかるそうです。
精神力が強くないと描けないようです。
マスターが描いた絵になると数十万から百万円以上するそうです。
この学生達が描いた絵も売られていました。


農家

学校を出て車に向かいます。
稲藁が積んであります。
この家は農家のようです。
素朴さを感じました。


農作業

脱穀したお米をザルに入れて頭上高く上げ、
少しずつ落としています。
風を利用してゴミを振り分けているようです。
日本の農家でも昔は普通に見られた光景です。
女性の服装は農作業らしからぬ服装でした。

天日干し作業

今が収穫期のようです。
ここでは道路一杯にお米が干してありました。
ここのお米は粘り気が少なく我々日本人の口には
合わないそうです。
日本のお米はかなり贅沢品のようでした。


みやげ物屋

いろんな物を売っています。
ここには帽子が多かったです。
歩きながらの見物なので素通りしました。
1人なら近くに行ってじっくり見たかったです。



憩いの場

老人達の憩いの場です。
ここに集まって世間話をしているそうです。
ネパールでは男性より女性のほうがよく働くそうです。
男性天国のように思えますが、このようすをみると
何となく寂しさを感じました。
やはり元気なうちは飛び歩いたほうがよさそうです。


エベレストビール

約4時間の「古都バクタプル」観光を終えてカトマンズに
帰ってきました。
時間は午後1時くらいでした。
午後は夕方までフリータイムです。
とりあえずスーパーに行ってビールを買ってきました。
「エベレストビール」です。
シャワーを浴び、さっぱりしてからビールを飲みました。
乾いた喉に美味しかったです。
再びマーケットに行って買い物を楽しみました。


チベット料理

カトマンズ最後の夜はチベット料理です。
有志だけで行きました。
レストランはホテルから歩いてすぐのところでした。
チベット料理といっても日本の鍋のようです。
天ぷらのようなものや肉団子のようなものが煮込んであります。
これをご飯の上に乗せて食べます。
味は食べた人しかわからない味でした。

ホテル

カトマンズで泊まったホテルです。
昨年もこのホテルでした。
なかなか設備もしっかりしています。
カトマンズに着いた時1泊、帰りに2泊しました。
いよいよ来た時と同じルートで日本に帰ります。
今回はカトマンズでゆっくりできてよかったです。
これから空港に向かいます。