山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

エベレスト街道(1-18)

2009-12-04 | 海外の旅

昼食後、再び歩き出します。
しばらくは川に沿って登ります。
時々、心地よい風が吹いてきます。
紫外線が強いので、サングラス着用です。
ネパールは意外と昼間は暖かいです。

板を運ぶポーター

前を板が歩いています。
よく見ると下から足が出ています。
ポーターが大きな板を運んでいるのです。
建築資材のようです。



途中で追い越しました。
若いポーターです。
どこまで運ぶのでしょうか?
かなり重そうです。
これは幅があり過ぎて、ゾッキョでは運べないようです。
何度も休みながら運んでいました。



遠くに吊り橋が見えます。
これが最後の吊り橋のようです。
かなり高いところにあります。
渡り切った左はかなり大きな下りになっているようです。
ゾッキョが躊躇すると渋滞になるところだそうです。




ポーターが休む時の状態です。
ベンチがないところではこのように棒を使って休みます。
このポーターの荷物はかなり重そうでした。




急な上りがでてきました。
あの吊り橋はかなり高いところにあります。
かなり高いところまで登らなければなりません。




また別の板を運んでいるポーターに会いました。
同じところに運ぶようです。
強い風が吹いたら、このまま吹き飛ばされて
しまいそうです。
天気がよい時だけの仕事のようです。
それにしてもうまく縛っていました。

吊り橋

最後の吊り橋です。
先ほどの板を運んでいるポーターは幅が一杯のようです。
ここを渡るだけでもたいへんだと思います。




かなり長い吊り橋です。
下にはゾッキョの足が挟まれないように細かく板が
敷き詰めてあります。
人にも動物にも優しい吊り橋でした。



途中で下を覗いてみました。
吸い込まれそうな感じです。
下から冷たい風が吹き上げてきます。
ここには紅葉する木は少ないようでした。




突き当りを大きく左に下りるようです。
吊り橋の両側にはたくさんの布が縛り付けて
あります。
風に吹かれて旅の無事を祈っているようです。




吊り橋を渡り終えると今度は上りが待っていました。
こんな道のほうが歩きやすいです。
ゾッキョやポーターにとってはたいへんだと思います。
日差しはかなり強かったです。


トレッキング道

しばらくはこのような上りが続きます。
標高差800mです。
このくらいの上りがあってもおかしくありません。
昔からたくさんの人が歩いた道です。
歴史を感じながら歩きました。