山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

中禅寺湖畔歩き(その最終回)

2010-06-04 | 里山
トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジがシャワーのように降り注いで
います。
雨でなければもっと輝いていたと思います。
この先にもまだまだ咲いているようです。

シロヤシオ(1)

今度はシロヤシオが声をかけました。
花弁が5つに裂けています。
真っ白な花は雨に濡れると透き通ってみえます。
晴れている日には見られない姿です。


シロヤシオ(2)

歩いてきた方向を振り返って見ました。
シロヤシオの枝はなだらかな曲線を描いています。
もっとたくさん花をつけるのですが、今年は少ないようです。
たくさん咲かせるのは3~5年くらいの周期があるそうです。


中禅寺湖の説明

中禅寺湖についての説明がありました。
中禅寺湖は人造湖を除く4Km2以上の湖としては
日本一標高の高い場所にある湖だそうです。
現在、この図の阿世潟と八丁出島の中間あたりを
歩いています。

新緑

このあたりは自然が豊かなところです。
ミズナラの大木がたくさんありました。
新緑が雨に洗われてきれいでした。


シロヤシオ(3)

こちらは下を向いています。
雨を花の中に入れないようにしているようです。
白いベルが並んでいるようでした。
葉っぱが5枚で先端が少し色づくのも特長です。


中禅寺湖

湖が少し見える場所がありました。
雲が下りてきてもう男体山は見えません。
遠くに街並みがみえます。
あのあたりまで歩くようです。


アズマシャクナゲ

再びアズマシャクナゲがでてきました。
このあたりが最後のようです。
雨の中でも充分楽しませてくれました。

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジが鮮やかです。
もうこれ以上花が咲く場所がないくらい咲いていました。
この木は来年はお休みするようです。
花も毎年たくさん咲くとは限らないそうです。
疲れるからでしょうね。


落ち葉の道

落ち葉がたくさん積もっています。
足元がまったく見えません。
毎年たくさん落ちるので、腐る時間がないようです。
絨毯を敷き詰めたようでした。


中禅寺

中禅寺の前を通ります。
このお寺は日光の輪王寺の別院になっています。
日光を開山した勝道上人が桂の立ち木を手彫りした
千手観音がご本尊だそうです。
別名:立木観音とも呼ばれています。


雨の中禅寺湖

湖の向こうに街並みが見えます。
雲が低く垂れ込めています。
なかなか幻想的な風景でした。

中禅寺温泉

街に入ってきました。
ここは中禅寺温泉です。
雨のためか観光客は誰もいません。
大きなサクラの古木が印象的でした。

バス停

バス停に到着です。誰もいません。
ここからバスに乗ります。
時間は丁度17時でした。
10分後にきたバスで東武日光にでて解散しました。

千手ヶ浜バス停からここまで約15キロ、5時間の歩きでした。
最後の1時間はかなり飛ばしました。
このバスに間に合わすためだったようです。
雨の中の歩きでしたが、たくさんのアズマシャクナゲ、
トウゴクミツバツツジ、シロヤシオに出会えて満足しました。

なお、山林から亜高山に咲く花でセンジュガンピ(千手岩菲)という
花があります。
ナデシコ科の白い清楚な花で7月頃上高地でよく見かけます。
千手ヶ浜で最初に見つかったので、この名がついたそうです。
この花の生まれ故郷が確認できただけでもよかったです。

中禅寺湖畔歩き(その4)

2010-06-03 | 里山
遊歩道

遊歩道にはかなり狭いところもあります。
この左は湖です。
滑り落ちたらそのまま「ドボン!」です。
雨は相変わらず降っていました。

標識

こんな標識がありました。
まだ半分もきていません。
頑張って歩きましょう。


シャクナゲの見分け方

アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲの見分け方が
書いてあります。
葉っぱの裏の違い以外に葉の付け根の形状から見分けることも
できます。
またホンシャクナゲという種類もありますが、これは花の先端が
7つに分裂しているのですぐにわかります。
アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲは5つに分裂しています。

老木

大きな木にたくさんのコブができていました。
何か病気にでもなったのでしょうか?
不思議な光景でした。
なお、この木は枯れていいました。


シロヤシオ

白い花が現れました。
シロヤシオと呼ばれているツツジの仲間です。
雨のため下を向いています。
すぐ横に蕾がありました。

シロヤシオ

枝先にたくさんの花をつけています。
葉っぱが5枚なので「ゴヨウツツジ」とも呼ばれています。
愛子様の「お印」とされている花です。
丹沢の檜洞丸はシロヤシオがたくさん咲く山として有名です。
花が散ったあとは地面が真っ白になり、雪が積もったように
みえます。


岩場

大きな石がありました。
ここを乗り越えて次に進みます。
濡れていると厄介です。
傘をたたんで慎重に乗り越えました。

男体山の全貌

しばらく進むと展望台がありました。
そこから眺めた男体山です。
やっと全貌を現してくれました。
標高2486m、日本百名山の1つに数えられています。
まだ未踏峰なので、いつか登ってみたいと思います。

男体山から右の方

男体山から少し右のほうを眺めてみました。
この湖畔に沿ってまだまだ歩きます。
緑がかなり濃くなっています。
湖面に映る緑がきれいでした。


男体山から左の方

男体山から左のほうです。
遠くに見える山は奥白根山のようです。
雲がかかっていてよく見えません。
湖面の奥に光が横に走っています。
昨年7月に行ったカナダのレイクルイーズを思い出しました。


アズマシャクナゲ

アズマシャクナゲの開花の様子です。
蕾と花が同時に見られました。
蕾の時は真っ赤です。
こんな姿をみるのも楽しいです。


アズマシャクナゲと湖

湖面がみえる場所があります。
シャクナゲがたくさん咲いていました。
湖面からはまったく音がしません。
もう少し歩きます。





中禅寺湖畔歩き(その3)

2010-06-02 | 里山
ワチガイソウ

足元に小さな花が咲いていました。
花の直径は1cmもありません。
花びらが5枚で赤いヤクがよく目立っていました。
ナデシコ科の花です。
昔、名前がわからないので「輪違い」と印をつけておいたら、
そのまま花の名前になったそうです。

シャクナゲの木

シャクナゲの花がでてきました。
この湖畔にはシャクナゲが咲くことで有名です。
葉っぱの裏が茶色いので、アズマシャクナゲです。
名前の通り、東に多いシャクナゲです。

アズマシャクナゲ

近づいて撮ってみました。
きれいなピンク色をしています。
雨にしっとりと濡れていました。

アズマシャクナゲ(シロバナ)

こちらは色白です。
アズマシャクナゲにもこんな色があるようです。
白い花もなかなかきれいでした。


アズマシャクナゲとトウゴクミツバツツジ

アズマシャクナゲとトウゴクミツバツツジの競演です。
湖の色がブルーならもっとキレイだったと思いますが、
贅沢はいえません。


赤い蕾

蕾を見つけました。
真っ赤です。
この姿もなかなかよいものです。


湖畔の道

湖畔の道です。
落ち葉がそのまま残っています。
足元が滑りやすいので、慎重に歩きました。
新緑がやっと始まったばかりのようでした。


ギンリョウソウの目覚め

土の中から白い物がたくさんでていました。
ギンリョウソウが目覚めたようです。
いつも立ち上がっている姿をみていますが、このような
姿に出会ったのは初めてでした。
これから少しずつ顔を出してくるようです。

ハウチワカエデ

小さな赤い花がぶら下がっています。
葉っぱが傘の役目をしているようです。
かわいい花をつけるカエデの仲間です。

静かな湖面

左手に湖を見ながら歩いています。
時々このように湖面が顔をだしてくれます。
この時期は水鳥もいないようです。
物音一つしませんでした。


アズマシャクナゲ

蕾と花が同居しています。
咲く順番が決まっているようです。
花びらの淡いピンクが印象的でした。

アズマシャクナゲに花

こんな姿をみるとつい足が止まってしまいます。
秩父の奥にある十文字峠はアズマシャクナゲが群生する
ことで有名です。
昔、甲武信岳から縦走して十文字小屋に泊まったことがあります。
小屋の後ろにアズマシャクナゲがたくさん咲いていました。
雨の中の花も落ち着いた感じがしてよいものでした。



◎付 録(写真展)


昨日(1日)、写真展を見に行ってきました。
場所は上野の国立科学博物館の中です。
目黒駅近くにある「自然教育園」の自然を紹介しています。



ここには四季を通していろんな花もさくようです。
珍しい花の写真もありました。



自然教育園は都会とは思えないような自然がそのまま
残っているところです。
都会とは思えない自然の雰囲気が楽しめます。




野鳥もたくさんいるようです。
今回はブログ仲間のさんのご紹介です。
紅さんは鳥を追って日本全国を飛び回っている女性(ひと)です。
写真クラブに所属されていて、ここにも数点展示されていました。

この日は紅さんがご主人と一緒に立ち会っていました。
入り口で紅さんのほうから声をかけてくれました。
一目でわかったようです。
話をしていたら、横浜からnaoママさんが駆けつけてくれました。
naoママさんは山が大好きな女性(ひと)です。
みんな初対面でしたが、コーヒーを飲みながら楽しく話をしました。

この写真展は今月27日までやっているそうです。
時間は9:00~17:00までです。
但し、月曜日と22日~25日は休館です。
紅さんは火曜日に立ち会っているそうなので、その日に行けば
お会いできるかも知れません。

中禅寺湖畔歩き(その2)

2010-06-01 | 里山
中禅寺湖
中禅寺湖畔にでました。
雨で遠くの山はよく見えません。
中禅寺湖は日光を代表する湖です。
この水が流れ落ちて「華厳の滝」となっています。


千手ヶ浜の看板

こんな看板が立っていました。
文字の幾つかが消えかかっています。
自然が豊かな湖のようです。




橋を渡ります。
今回の参加者は男性4名、女性1名の合計5名でした。
天気がよければもっとたくさんの参加者があったと思います。
他の人は雨具をつけていますが、私は傘だけで歩きました。
風がなければ傘のほうが快適です。
雨具をつけると汗で中から濡れてきます。

男体山(なんたいさん)

晴れていればこの正面に男体山が見えるはずです。
残念ながら雲に覆われていました。
湖面は水音一つなく静かでした。

フッキソウ

歩いている左に花をつけた植物が群生していました。
フッキソウです。
まだ花は蕾が多いです。
平地ではもうとっくに終わっている花です。
これだけ群生している姿は珍しいと思いました。


吊り橋

吊り橋を現れました。
「乙次郎橋」と書いてあります。
しっかりした橋でほとんど揺れませんでした。

男体山

再度、男体山のほうを眺めました。
先ほどより少し雲がとれています。
もう少しすると全景をみせてくれるかも知れません。

ミズナラの大木

ミズナラの大木です。
樹齢は100年以上経っているようです。
ここにはこんな大木がたくさんあるそうです。
大きな木からは元気が貰えます。





黄色い服が今回のリーダーです。
後ろをピッタリとくっついているのが紅一点の女性です。
いつも元気一杯です。
新緑はまだ始まったばかりでした。


お堂跡

ここにお堂があったそうです。
お堂には千手観音が祀ってあったので、この一帯を「千手ヶ浜」と
呼ぶようになったそうです。

看板

こんな看板がありました。
随分昔に消滅してしまったようです。
ここにお堂を再建してもお参りにくるのはたいへんだと
思いました。


トウゴクミツバツツジ

ミツバツツジの仲間で「トウゴクミツバツツジ」といいます。
関東南部から中部地方の山地に多い花です。
ミツバツツジ同様、葉っぱが開く前に花が咲きます。
日光では特に有名です。
このあともたくさん出会えそうです。
雨にしっとりと濡れていました。









中禅寺湖畔歩き(その1)

2010-05-31 | 里山
東武日光駅

5月26日、中禅寺湖畔を歩いてきました。
東武日光駅です。
浅草から特急もでています。
ここからいろんなところに行けます。
外国からの観光客もたくさんきていました。


いろは坂の新緑

バスで中禅寺湖に向かいます。
いろは坂も新緑が始まっていました。
天気はよくなく雨が降ってきました。
気温も5月とは思えないくらい寒い日でした。

中禅寺温泉

中禅寺温泉です。
雨にしっとり濡れています。
寒いのか人の姿がみえません。
ここから更に奥に入ります。


赤沼

赤沼というバス停で下車しました。
ここからしばらく歩いて「低公害バス」に乗ります。
雨がかなり激しく降っていました。


赤沼車庫
低公害バス乗り場の前から男体山が正面にみえるハズです。
この天気ですから、ご覧の通りです。
カラマツが芽吹いていました。


地図

今回の歩くルートです。
千手ヶ浜から中禅寺温泉まで中禅寺湖南岸コースを歩きます。
多少のアップダウンはありそうですが、雨でも問題なさそうです。


樹林帯

低公害バスで千手ヶ浜に向かいます。
カラマツ林も寒そうでした。
野生の鹿が増えていてこの笹などを食べているそうです。


貴婦人

バスは小田代ヶ原を通ります。
遠くに見えるシラカバは「貴婦人」と呼ばれ、カメラマンの的に
なっています。
秋の紅葉の頃にはたくさんのカメラマンが押し寄せてくるそうです。

低公害バス

乗ってきた低公害バスです。
電気と組み合わせているエンジンを搭載しています。
料金は1律¥300でした。


千手ヶ浜バス停

千手ヶ浜バス停です。
ここにはきれいなトイレもあります。
東屋で簡単なランチを済ませました。
ここから歩き出します。



きれいな水が流れています。
風がないので傘を差して歩いています。
今回の参加者は5名です。
この天気なので他には誰もいませんでした。



関東ふれあいの道(経ヶ岳)

2010-05-29 | 里山
スズラン

スズランが咲き出しました。
例年より遅いようです。
葉っぱの上に顔を出しているので、ドイツスズランのようです。
日本固有のスズランは葉っぱの下に小さく花を咲かせます。
君影草という名に相応しい花です。

ツキヌキニンドウ

この時期よく見かける花です。
花が葉っぱの真ん中を突き抜けているように見えます。
ニンドウとはスイカズラのことです。
筒状の花がたくさん咲きます。


ズミ

コナシ、コリンゴなどたくさんの名前があります。
上高地に小梨平というところがあります。
ここにはたくさんの木があるので、このように呼ばれています。
花が終わると梨ににた小さな実をつけます。


シャクナゲ

シャクナゲがたくさん花をつけていました。
これは園芸種です。
ネパールのアンナプルナ街道には10mを越える木がたくさん
あります。
花の時期には山が燃えているように見えるそうです。
ブータンでもたくさん見ました。




今月22日に関東ふれあいの道を歩いてきました。
北条・武田合戦の道とも呼ばれています。
坂尻から半原を越えて経ヶ岳に登り、韮尾根(にうね)に降りました。
お時間がある時にご覧ください。






今日はこれから山の会の総会です。
紅葉台を散策して「休暇村富士」で総会をして泊まります。
明日は富士山五合目のお中道をワンでリングする予定です。
みなさんのところにもお伺いできなと思いますが、ご容赦ください。

菊花山(3)

2010-02-19 | 里山
植樹

植樹を保護するネットがありました。
雪の重みで倒れているのもあります。
鹿などの食害から護っているようです。
小さな苗はノウサギなどの餌にもなります。
小さな動物は普段は新芽に届かないのですが、雪が積もると
届くようになります。
子供の頃、捕獲して役場に耳だけ持って行くとお金が貰えました。
肉は食べていました。
鶏肉のような味だったと覚えています。



クマササの間を登ります。
太陽があたっているところは雪がありません。
春のような暖かさです。


富士山と三つ峠

富士山は普通にみるとこのくらいの大きさです。
一番右の台形の山は三つ峠です。
ここにはライブカメラがあり、いつも富士山の姿を映しています。
この日もきれいな映像を送っていたことと思います。

御前山

先ほど「厄王山」と書いてあったのはこの御前山のことでした。
標高730mです。
山には複数の名前を持つものもあります。
この御前山という名前もたくさんあります。
奥多摩の御前山はカタクリが群生することで有名です。
花の咲く頃にはたくさんの登山者が押しかけるようです。

富士山

御前山の頂上から眺めた富士山の勇姿です。
ここからの眺めも素晴らしかったです。
この日は雪と富士山が充分楽しめました。
昨日また雪が降りましたから、かなり真っ白になった
ことと思います。


雪の斜面

御前山を出ると雪が多い斜面になりました。
ここでアイゼンをつけました。
このくらいなら4本爪の軽アイゼンで大丈夫です。
やはりアイゼンをつけると安心して歩けます。
しばらくは長い下りが続きました。

神楽山

次に到着したのが神楽山です。
ここもそれほど広くはありません。
テレビアンテナが立っていました。
ここからの展望もよかったです。


三角点

ここには三角点がありました。
雪に埋もれていましたが、三等三角点でした。
菊花山頂上から3時間、御前山頂上から40分でした。
5分ほど休憩して次に向かいます。

雪の登山道

雪道の下りが続きます。
このあたりが一番雪が多かったです。
いつもは女性が何人かいるのですが、今回は1人だけです。
膝までの雪を掻き分けながら一生懸命降りていました。




雪がなければ何でもない尾根道です。
冷たい風が時々吹いてきます。
ここはほとんど歩く人がいないようです。
菊花山の頂上では数名の人に会ったのですが、
そのあとは誰にも会いませんでした。

下山口

やっと道路にでました。
ここでアイゼンを脱ぎました。
神楽山から約40分の歩きでした。
ここから猿橋まで歩きます。

扇山と百蔵山

途中で扇山と百蔵山がきれいにみえました。
右が扇(おうぎ)山、左が百蔵(ももくら)山です。
両方1日で歩けます。
春はたくさんの山野草が楽しめます。
手前に中央道が走っています。

猿橋駅

終点は猿橋駅でした。
猿橋駅は昔は小さな駅でした。
今はこんな立派な駅になっています。
ここから少し行ったところに日本三大奇橋といわれている
猿橋があります。
猿がお互いをの手と足を掴んで谷などに架ける橋に似ています。

この日の歩程は5時間30分でした。
晴天に恵まれ、雪もほどほどにあった楽しい山行でした。

菊花山(2)

2010-02-18 | 里山
登山道

登山道にまた雪が現れました。
表面が凍りついた雪ですが、踏めばしっかりしています。
里山ですが、なかなか急な上りが続く山です。
雪の感触を楽しみながら歩きました。

岩殿山

岩殿山の全容が見えてきました。
ほぼ同じ目線です。
こうやってみるとなかなかの岩山です。
稚児落としはあまり身を乗り出して覗かないほうが
いいですね。
よく晴れていて遠くの山もこれいに見えました。

菊花山の頂上

菊花山の頂上です。
標高644m、このあたりでは一番高い山のようです。
歩き出して約1時間でした。
頂上は狭くてあまり多く休めません。
遠くに白くみえる山が大菩薩嶺、一番左のピラミッド型の山が
滝子山のようです。


富士山

富士山もよく見えます。
少しズーミングしてみました。
私のデジカメは16倍までズーミングできますが、
あまり大きくするとピントが甘くなるようです。
これで12倍くらいでしょうか?
雪は5合目くらいまでありました。


頂上の全容

菊花山の頂上はこんな感じです。
一応三角点が置かれています。
この山には菊花石(菊のような模様が入った石)が
たくさんあるそうです。
それでこの名前がついたようです。
地元ではこの山の陰になるので、「貧乏山」と呼んでいる
そうです。
この山は昭文社の地図にも登山道が載っていません。
あまり知られていない山のようです。

下り

360度の展望を楽しんでから次に向かいます。
ここからは急な下りが待っています。
岩陰に雪が残っているので慎重に降ります。
しばらくは長い尾根道が続くようです。

登山道

葉っぱがでてくると展望もなくなります。
秋の終わりから新緑までの間がよさそうです。
今回は雪もほどほどにあって楽しめました。
このくらいならまだアイゼンは必要ありません。
気持よく歩けました。


新雪

新雪を踏みたくてヤブの中に入ってみました。
あまり深くはありません。
登山道は右上にあります。
前方の大きな倒木に行く手を阻まれました。
少しだけのヤブ漕ぎを楽しみました。



木々の間から太陽が差しています。
雪が泡のようにきれいに見えます。
たくさん積もった雪山もいいですが、このくらいの
雪もまた別な味があります。
自然はいろんな楽しみを与えてくれます。


ヒノキの林

しばらくするとヒノキの林がでてきました。
ここは薄暗いトンネルのようになっています。
雪も20cm以上ありました。
気温が低く3℃くらいです。
シャッターを押す指先が冷たくて時々頬に手をあてて
暖めました。

沢井の頭

こんな小さな標識があります。
小さいのでうっかりすると見落とします。
ここは「沢井沢の頭」というようです。
「頭」とは一つのピークを指します。
我々が向かうのは「厄王山」です。
少し過ぎてしまったようです。
陽だまりがあったので、昼食にしました。
落ち葉の上に腰掛けてカップラーメンとおにぎりの
メニューです。
この時期の定番になっています。

菊花山(1)

2010-02-17 | 里山
大月駅

野火止用水を歩いた翌日です。
中央線の大月駅がスタートです。
連日とあってこの日は4名でした。
駅舎はログハウス風の姿をしています。
この駅から幾つかの山が登れます。

雪の階段

駅から少し歩くと階段があります。
6日は日本海側に大雪が降りました。
このあたりにも降雪があったようです。
日陰にはかなり残っていました。

岩殿山

民家の奥にこんもりした山が見えます。
「岩殿山」という山です。
岩山で頂上付近にはクサリ場もあります。
昔はお城があったようです。
「稚児落とし」などという怖い名前がついた場所
などもあります。


登山口

ここから上り始めます。
いきなりの階段です。
しばらくは急ウな上りが続きます。



雪は残っていますが、アイゼンは必要ありません。
日陰に入ると気温は5℃以下のようです。
手袋なしでは指の感覚がなくなりそうでした。


登山道

尾根に出ました。
ところどころ雪が凍り付いています。
この山に登る人は少ないようです。
里山なのでこの季節がもっともよいようです。



登ってきた道を振り返ってみました。
登山道は踏み跡を探しながら歩くような道です。
木の葉っぱが生い茂るとかなり暗くなりそうです。
陽が差すと暖かくなってきます。

雪道

前を歩く3人はなかなかよいペースです。
このまま頂上まで一気に登るようです。
雪を踏む音が心地よく響いていました。

尾根道

明るい尾根にでました。
ここにはもう雪はありません。
日差しが眩しいくらいです。
この時期の里山は明るく感じられます。

富士山


左奥に富士山が姿を現しました。
静岡県側から見るより雪が多いようです。
やはり2~3日前に降ったようです。
久し振りに見るきれいな富士山でした。


百蔵と扇山

更に右をみると2つの大きな山が見えます。
左が百蔵山、右が扇山です。
扇山はその名の通り扇を広げたようにみえる山です。
この角度からだと違った山に見えます。
昔、雪がある時に登ったことがあります。
お酒を熱燗にし過ぎて紙コップに注いだら、炎が上って
いました。

大菩薩嶺

正面の下に見える道路は中央道です。
その真上の一番奥に白く雪を抱いた山がみえます。
大菩薩嶺のようです。
今月末に登る予定です。
この日は天気がよくて素晴らしい展望が楽しめました。
もう少し登ります。


高尾山(最終回)

2010-01-24 | 里山

城山と景信山

下りは4号路を選びました。
途中、左手に高尾の山々が見えます。
一番左のアンテナが立っているのが城山です。
先ほどまでこの山にいました。
一番右が景信山です。
この尾根歩きもなかなか楽しいです。




ここは左にルートを取ります。
かなり大きな下りです。
雪は最初だけありました。
下に降りるに従って消えていました。



静かな歩きができます。
休日にはたくさんの人が歩いています。
やはり平日は静かでいいですね。


吊り橋

途中に一ヶ所だけ吊り橋があります。
しっかりした吊り橋です。
吊り橋をみるとエベレスト街道を思い出します。
長い吊り橋がたくさんありました。



気持よい登山道です。
冬は木の葉っぱが落ちているので、太陽の光もたくさん
届いています。
小鳥の声もよく聞こえました。


登山道

しばらくは長い下りが続きます。
途中、数人のグループを追い越しました。
下りが苦手の人がいますが、リズムをとって歩くと
膝に負担がかかりません。


琵琶滝

ここは奥にみえる滝に打たれて修行するところです。
この日は誰もいませんでした。
この滝を琵琶滝と呼んでいるようです。


ケーブルカー

1時間で降りてきました。
山頂とを結んでいるケーブルカーです。
これに乗れば簡単に登れます。
この日も数名の人が乗っていました。


ムササビ

広場にこんなモニュメントがあります。
ここにはムササビも棲んでいるようです。
まだ一度も見たことがありません。
夜行性なので、夜こないと会えないようです。

高尾山は低山ですが、一年中楽しめる山です。
また春になったらきて見たいと思います。
今回は「シモバシラの華」が充分楽しめた山行でした。






高尾山(その4)

2010-01-23 | 里山
登山道

展望台を過ぎると緩やかな登山道が続きます。
雪はかなり少なくなりました。
平日だったので歩いている人が少ないです。
でも時々女性のグループに会いました。
みなさん、とても元気そうでした。



城山に登る最後の階段です。
先ほど前を歩いていた若いカップルがもう降りてきます。
若者が歩いているのをみると何となく嬉しくなります。
もっとたくさん山に入って自然の良さを体験して
欲しいと思います。


城山の頂上

城山の頂上に着きました。
高尾山から約1時間20分の歩程でした。
ここには立派な茶店があります。
おでんが美味しいのですが、残念ながら閉まっていました。
手前に三角点があります。
テーブルもたくさんあり、頂上というよりは広場という
感じのところです。

相模湖への下り

ここから相模湖に下りることができます。
ゆっくり歩いて2時間くらいでしょうか?
春はイカリソウがたくさん咲いています。
下のほうにはイチリンソウも咲いている場所があります。
駅まで少し舗装道路を歩きますが、中央線を利用して
そのまま東京方面に帰れます。
バリエーションルートとして歩くにはおもしろいと思います。
標識の先に富士山が見えますが、雲が多くてハッキリしていません。



小仏城山

ここは通称「城山」と呼んでいますが、正確には「小仏城山」と
呼ぶようです。
標高は670.3mとありますから、高尾山より少し高いです。
ちなみに高尾山は標高599mです。
すぐ近くのベンチでは中高年のグループがパーティを開いて
いました。


新宿方面

正面を見るとたくさんのビル群がうっすらと見えます。
新宿副都心の高層ビル群のようです。
都会は暖かいのでしょうか?
かなり霞んでいました。


横浜方面

少し右をみるとやはり高いビルが見えます。
横浜のランドマークタワーのようです。
このあたりは「みなとみらい21」としてきれいに
整備されました。
春になるともっと霞んでしまうので、この時期だけの
展望です。


シモバシラの華(1)

帰りの巻き道でたくさんのシモバシラの華に出会いました。
北斜面になっているので、太陽があたらず解けるのも遅いようです。
これは茎の裂け目から片側だけに延びていました。
薄い氷の膜でできた作品です。


シモバシラの華(2)

シモバシラの茎は右側にあります。
左に成長した氷が途中でUターンしています。
人工的には絶対作れない芸術品です。
触ればすぐに壊れてしまいそうでした。
大きさは周囲にある杉の葉と比べてみてください。


◎シモバシラ特集

あまりにもたくさん撮ったのでまとめてご紹介します。
全部で13個ありますが、すべて違う姿です。
他の植物でもできるのがあるそうですが、この植物が
一番きれいにできるようです。
この氷の華ができるので「シモバシラ」という名前がついています。
実際の花もなかなかきれいです。


シモバシラについての案内

近くにこんな案内板が立っていました。
ここでは「氷のリボン」という表現をしています。
確かにリボンのようにも見えます。
寒さが続けば2月中旬頃まで楽しめるようです。

今日はこれから「関東ふれあいの道・順礼のみち」を
歩いてきます。
どんな出会いがあるか、楽しみです。

高尾山(その3))

2010-01-22 | 里山

富士山

少し歩いたところからも富士山がみえる場所が
あります。
時間をおけば富士山の雲が取れる場合があります。
この日はなかなか雲が取れませんでした。

もみじ台

ここは「もみじ台」と呼ばれているところです。
新しいベンチができていました。
ここで休憩するのもよさそうです。
桜も木もたくさんあります。
春が待ち遠しいようです。


新しいベンチ

雪が残っています。
気温が低かったので、折角のベンチに座っている人は
いませんでした。




ここから一丁平までは少しアップダウンがあります。
日陰にはかなり雪が残っています。
足を踏み外さないよう慎重に歩きました。
この時期、軽アイゼンはいつもザックに入れています。
でもこのくらいの雪なら必要ありません。


登山道

標高が低くても雪が積もる山です。
この日はシモバシラを見るのが目的だったので、
本当は雪は欲しくなかったです。
シモバシラは雪が積もると見えなくなります。


階段

階段がきれいに整備されています。
この階段がきらいな人が多いらしく脇に道ができて
います。
珍しく若いカップルが前を歩いていました。
若者には階段を歩いて欲しいです。




かなり長い階段です。
両側には植生保護のため、ロープが張られています。
この右下に巻き道があります。
帰りはそこを通る予定です。
春にはイカリソウの花が見られる場所です。


一丁平

一丁平に着きました。
ここの休憩所にも新しいベンチができています。
まだビニールカバーがかけてあり、使用禁止のようです。
春には使えるようになるかも知れません。




城山に向かうルートです。
二つありますが、どちらを歩いても同じところに
でます。
気温は低かったですが、気持よい歩きができました。


階段

ここにも長い階段ができています。
階段は登山道が歩く人が滑らないようにする目的と
登山道が崩れないようにする目的があります。
できるだけ階段を歩きたいものです。

東海自然歩道

登り切ったところにこんな案内板がありました。
これも最近立てられたようです。
東海自然歩道はこの高尾山から大阪の箕面(みのう)まで続く
長い歩道です。
現在歩いている中山道とも愛知県や岐阜県でかなり重複して
いました。
静岡の高根山も通っていましたが、かなり道は荒れていました。

展望台

高尾山のこのルートを歩くのは久し振りです。
この展望台も新しくできたようです。
ここからの富士山や丹沢の山々も素晴らしいです。
「三ツ星」になってからかなり整備されたようです。
もうすぐ城山です。







高尾山(その2)

2010-01-21 | 里山

階段を登ると少し平らなところに出ました。
薄く雪があります。
我が家ではちらついた程度でしたが、ここではかなり
降ったようです。
もう少し上に行けばもっとあるかも知れません。


高尾山の案内板

高尾山には幾つかのルートがあります。
概念図を描いた案内板がありました。
今回は6号路を歩いて頂上を目指しています。
頂上から一丁平を通り、城山まで往復します。
帰りは4号路を降りる予定です。



舗装された道にでました。
ここは許可された車が通ります。
この先で給水塔の工事をしているそうで、この日も
トラックが道すれすれに通っていました。
休日は人が多いので、工事も休みになるようです。




頂上直下の登山道です。
日陰なのでかなり雪が残っています。
でもこのくらいならアイゼンはいりません。
この左を進めば頂上です。


十三州見晴台

頂上近くにこんな標識が建っていました。
ここから十三州が見えるそうです。
奥武蔵に「関八州見晴台」というところがあります。
そこよりも多く見えるそうです。

十三州

十三州とはこれだけの国を指すそうです。
標高599mの山です。
実際に越後や信濃、駿河や常陸が見えたとは思えません。
それほど展望がよかったということのようです。


富士山

頂上の展望台から富士山が眺められます。
少し雲がかかっていました。
左の高い山は丹沢山塊の大室山です。


蛭ヶ岳

少し左にカメラを振ってみます。
右が大室山、左の高い山が蛭ヶ岳です。
少し雪があるようで、白く光っています。
丹沢山塊でもっとも高い山です。
小屋があり宿泊できますが、水がないので食事は
レトルトカレーだけです。
器も使い捨てのハッポースチロール製でした。


大山

更に左をみると大山が大きくそびえています。
毎年正月2日に登っている山です。
今年も登りましたが、雪もなく静かな歩きができました。
やはりハイカーに親しまれている山です。


相模湾と江ノ島

いつもは大山くらいまでがやっと眺められます。
この日は相模湾まで見えました。
左に黒く見えるのは江ノ島です。
ここから海が見えたのは初めてでした。
この日は相当空気が澄んでいたようです。


シモバシラの華

頂上を過ぎてしばらく歩くとシモバシラの華が
姿を現しました。
シモバシラという植物が寒い冬だけに見せる現象です。
まるで飴細工のようでした。




地表が氷点下で、地中がプラスでないとできません。
シモバシラは秋に白い花を咲かせます。
茎が枯れて根っこから水分を吸い上げ、地表に少しずつ
氷の華を咲かせます。




茎が裂けてそこから氷が押し出されている様子がよく
わかります。
自然が造る芸術品です。
気温が上ると溶けてしまいます。




どれをとっても同じものはありません。
また雪が積もると見ることができません。
毎年12月中旬頃から2月中旬頃まで見られるようです。
この先にもまだまだあるようでしたが、城山までは
尾根コースを歩き、帰りにまた見ることにしました。
これから一丁平に向かいます。





高尾山(その1)

2010-01-20 | 里山

今月14日、高尾山に登ってきました。
近年、いろいろと話題になっている山です。
フランスのミシェランが格付けしてから、外国人も多く
なりました。
まだ「初詣」の旗が風になびいていました。

清滝駅

清滝駅です。
大きな虎の絵が掲げられていました。
ここからケーブルに乗ればすぐ頂上にでることが
できます。

登山道

駅の横を通ってまっすぐ進みます。
ここから左に入ります。
6号路と呼ばれています。
頂上まで約3.3キロの道のりです。




道は沢に沿って付いています。
木立に囲まれた薄暗い道です。
気温は5℃くらいしかありませんでした。

初雪

雪が残っています。
2日くらい前に降った雪のようです。
この先にはもっとあるかも知れません。




途中にこんな標識がありました。
ここは分岐になっています。
そのまま登っても頂上にでます。
今回はこの標識に従ってまっすぐ登ります。




まだ陽が当たっていないので、凍り付いていました。
滑る石に気をつけながら登ります。
道の両側にも少し雪がありました。



やっと陽が差してきました。
この時期は太陽の光がありがたいです。
しばらく平らな道が続きます。


登山道

しばらくすると階段が現れました。
ここから登りになります。
よく踏まれているので、特に問題はありません。

登山道

かなり長く続きます。
このルートは平日のせいか登る人が少ないようです。
高尾山は東京から比較的近いのでたくさんの人が訪れて
います。
都会の近くにあって自然が豊かだということで、「三ツ星」に
なったようです。
手ぶらで歩いている外国人も多いようです。
でも「山」ですから、それなりの装備をして欲しいです。
昨年は幾つかの遭難騒ぎもあったようです。




高尾・植樹祭(2)

2009-05-03 | 里山

会場から林道を約1時間くらい歩いて植樹場所につきました。
かなり急斜面なところです。
杉林を伐採した跡のようでした。





山の斜面を更に登っていきます。
「登山靴で参加してください」といわれていたので、私は登山靴で行きましたが、
スニーカーで参加している人も多かったようです。
雨なら滑るのでやはり登山靴のほうが安全だと思いました。




植樹場所には事前に名札をつけた竹竿が立っていました。
我々の班はカツラを植えるようです。
各エリアが決められていました。



クワも現場に用意されていました。
カツラの苗木はかなり小さいものでした。
名札と苗木を確認してから、クワで30cmくらいの穴を掘ります。





苗木を植えた後は掘った土を埋め戻し、しっかりと足で踏み固めます。
掘るとき除けていたポールを苗木の近くに戻しました。
土は意外と柔らかかったのですが、杉の根っこの近くはできるだけ避けるようにして
植えました。



ポールにはこのように名札がついています。
植え終わったら、この名札に日付と名前を書きました。
数年後にどのくらい大きくなっているか楽しみです。



若い女性が近くにいました。
穴の掘り方を指導してあげたら、すぐに要領がわかったようです。
3人で10本ほど植え、それぞれ連名でサインしました。
よい記念になったようです。
この日はオニグルミやヤマグリなど27種類の広葉樹を中心に1520本の
苗木を植樹したそうです。
植樹が終ると、持ってきたおにぎりを食べ、三々五々会場に引き返します。
クワを1本担いで降り、途中の沢で洗って返却しました。

ミヤマキケマン

ミヤマキケマンが咲いていました。
まだ咲いたばかりのようで、色がきれいです。
花も咲き始めが初々しいです。


ヒトリシズカ

ヒトリシズカが二人?で歓迎してくれました。
オシベだけの変わった姿の花です。
静御前が舞う姿に似ているそうですが、その舞いをみたことがありません。
やはり静かに舞うのでしょうね。



新緑に太陽の光が反射してきれいでした。
空気に甘い香りが漂っていました。
この時期、山に入ると美味しい空気を吸うことができます。
小鳥も元気に鳴いていました。



ミミガタテンナンショウ

きれいな姿のミミガタテンナンショウです。
色が濃いのはカントウマムシグサとも呼ぶようです。
今の時期はたくさん顔を出しています。
これには葉っぱに少し斑が入っていました。



ヤマエンゴサク

ヤマエンゴサクです。
花のすぐ下の小葉(托葉)がギザギザしています。
これはかなりブルーがきれいでした。
よく見ると花の姿もおもしろいですね。


シロバナエイザンスミレ

シロバナエイザンスミレがにっこり微笑んでいました。
この林道にはたくさんありました。
スミレの仲間はたくさんありますが、エイザンスミレは葉っぱで
見分けられます。
これは特別に整った姿をしていました。

会場につくと温かいトン汁とつきたてのお餅が待っていました。
先ほど一緒に植樹した女性が手を振っています。
近くに座っていろいろ話をしました。
初めて参加したそうですが、楽しかったといっていました。
よい経験になったようです。
来年は10回目になるそうです。
都合がつけばまた参加してみたいと思いました。