テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

把瑠都が栃錦になったらどうする

2010-01-24 17:34:06 | 大相撲
千秋楽、把瑠都は旭天鵬に対し頭をつける相撲で、上手出し投げに仕留めた。12勝3敗。トシがわかってしまうけど、上手出し投げといえば、ぐーんと上がってきたころの名人・栃錦の得意技で、ガキ同士で相撲を取るとまねしたものなんだ。大きな体、怪力。相撲の天才に恵まれた把瑠都が栃錦の巧さまで身につけたら…手がつけられなくなる予感。「殊勲賞おめでとう」どころでは済まなくなりそうだ。

ラグビーのビデオ判定を見た

2010-01-24 16:20:27 | ラグビー
テレビ観戦を2日休んだ反動で、都道府県対抗男子駅伝からずうっとテレビの前に。駅伝は最終区でトップ埼玉から40秒、41秒差の3,4位でたすきを引き継いだ佐藤敦之(福島)竹沢(兵庫)が2位の鹿児島を抜きどんどん追い上げる。あと2キロほどで埼玉を抜き、ふたりの勝負に。スパートした佐藤に終始後ろにぴったりつけていた竹沢がついていき、あと300メートルあたりで佐藤をかわしてゴールした。最後までついていけばラストは自分の方が強い、という作戦通りの展開にした竹沢は強い。もともとは箱根の山登りの怪物、東洋大の柏原(福島)が平地で走るとどんなものなのか見てみたかったのだが、途中、オエッと戻しながら区間3位でがんばる姿はさすがだった。
ラグビートップリーグ準決勝は、同時に2試合を中継している。パッパッと切り替えながら見るうちに、偶然、テレビマッチオフィシャル(TMO)というのに遭遇した。ラグビーでもやっていたんだ。モールを三洋電機ゴールに押し込んだトヨタがトライしようした。選手が重なり合ってボールのグラウンディングが確認できなかったレフェリーがオフィシャルにビデオでの判定を要請した。レフェリーのつけたマイクでその様子が聞こえてくる。結局、トライとはならず。その後、トヨタが追い上げただけに大事な場面だった。「見えなかった」というレフェリーの声がはっきり聞こえていた。TMOなしだと、レフェリーは見えなかったプレーに判定を下さなければならなかったわけだ。進歩だと思った。

朝青龍、手を振っちゃいけないの?

2010-01-24 10:23:30 | 大相撲
2日間テレビ観戦をさぼってしまった。ちらりと見た大相撲14日目、朝青龍優勝シーンについて遅ればせながら。
力相撲を制して優勝を決めた朝青龍が引きあげる。観衆の歓呼に応えて手を振った。アナウンサーが「花道では感心しない」という意味のことを言った。録画しなかったので正確に再現はできないのだが、私には、朝青龍の喜びが自然に感じ取れたので、どうしていけないのという印象が残った。握手を求めるファンにタッチしながら引きあげていく姿も、自然だった。丁寧にサインに応じる米大リーガーを例にして、「ファンとの触れ合いを大切に」と日本のプロ野球選手がやり玉に挙がったりする。模範にすべき選手がここにもいたではないか。
把瑠都は、らしい相撲で白星を重ねた。千秋楽が楽しみだ。