テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

Wシリーズ第7戦、NHKBSがよかった

2016-11-03 18:38:38 | 野球
カブスが延長十回8-7でインディアンスを破り、108年ぶりの優勝を決めたワールドシリーズ第7戦。九回終了時に雨で中断もあって、J1最終節の一斉試合開始と重なってしまう大熱戦だった。

試合の早い段階からカブスのブルペンを心配していたのは、NHKBSゲスト解説の斎藤隆さん。最終戦だというんでリリーフにまわったジョン・レスターが八回2死まで頑張った。3点リード。安打されたところでクローザーのアロルディス・チャプマンが登板した。

これでブルペンのつじつまは合った…のではなかった。

脚を痛めているらしい。速球についていかれている。解説の小早川毅彦さんともども心配している。テレビじじいは160キロ連発しているのにと思ったんだけど、タイムリー2塁打の後、同点2ランホーマーを浴びた。

揺れてますよ。

小早川さんの声だったかな。インディアンスファンが跳びはねて放送席が揺れているという。

現地からの実況放送ならではの言葉だった。第6戦で、日本は12時をまわっているのに、「11時49分から102チャンネルで放送します」と時差を忘れるミスもあったけど、現場の雰囲気を伝えてくれるいい放送だった。

十回の失点でふたたびリードされたインディアンスは、2死から四球の走者が盗塁し、適時打がでて1点差に詰め寄ったけれど、そこまでだった。

斎藤さんはパドレスでのインターンを終えて「就活中です」と言っていた。いい解説だったけどなあ。