テレビじじいの観戦日記

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リオ五輪へ劣等感残したU-21日本代表

2014-01-21 10:00:45 | サッカー
守って守って守りぬいて、結果は勝って終わる…そんなサッカーはやっぱり日本選手には無理だった。

U-22アジア選手権準々決勝のイラク戦。リオデジャネイロオリンピックに向けて、日本はU-21で戦った。10人がA代表経験者だというイラクに比べて実力は数段落ちた。

守備的に入ったというのだけれど、ほとんど日本陣内でのプレーとなった。跳ね返しても跳ね返しても、次のボールを拾われ、日本の危ない場面が続いた。

1トップに鈴木武蔵を置いてロングボールで反撃を狙っても、すぐ相手の攻撃になってしまう。

これで0点で抑えられれば、ワールドカップで日本代表が展開する戦術の選択肢に加えてもいいかな、とテレビじじいには先走りの思惑が浮かんだ。

後半39分、それまで散々自分勝手?なシュートを外して日本を助けてきた14番がとうとうロングパスを受けて抜け出し、得点した。祝福に走り寄るチームメートを腕で払いのけ、オレが点を取ったんだぞと言わんばかりにテレビカメラに走り寄る。

日本にもこんな選手がほしい。

日本は、4点取られても2点取るような試合のほうが、選手に悔いは残らなかったろう。オリンピックへ悪い記憶、劣等感ばかり残してしまった。