Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

アメージングスパイダーマン2(ネタバレ注意)

2014-09-08 16:27:36 | 映画
今回は映画「アメージングスパイダーマン2」について。




これも見逃していて、飛行機の中で観た映画です。ヨーロッパに行くには、11時間くらいかかるので、行と帰りで5本くらいの映画を観ることになるんですよね。これも旅の楽しみの一つになっています。


なぜか国内公開の時に観れなかったんですよね。確かに、あんまり興味を持てなかったというのもあります。


ここで内容を・・・



スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェン(エマ・ストーン)との関係も好調なピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。だが、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたのを機に、充足していた生活が微妙に変化していく。そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ(ポール・ジアマッティ)、人間発電機エレクトロ(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。



と書いてあります(笑)。



僕は原作のコミックを読んでいないので、わからないのですが、どうやら今回のこの作品はかなり原作に忠実ということらしいですね。つまり、原作には一つのストーリーの中に、複数の悪役が登場するということみたいです。以前のスパイダーマンのシリーズが原作とは違って、一つの作品に一人の悪役だったということになりますね。


うーん、僕がおじさんになったからなのか、この展開にどうもついていけていないみたいです。

中心になるのはエレクトロとグリーンゴブリンで、ライノは今後の展開に関係といったところ。

今回、エレクトロになっていくジェイミーフォックスがダサくて、ダサくて、オタクで、かなり良いのです。

原作のコミックを読んでいる方には、とてもおもしろい内容のようです。

アクションを楽しむには良い作品だと思います。

ピーターのお父さんとお母さんのネタも今回はより、くわしくわかってきますよ。




ここからはネタバレですから、ごらんになっていない方は読まないでくださいね。














ジェイミーフォックス演じるマックスは自分がオズコープから不当に扱われていると感じ、不満をもっているのですが、スパイダーマンから「君の存在が大切」と言われて、彼のことを執着していくんです。このときには、スパイダーマンだけが生きる希望だったのです。でも、ある日の事故で体に電気を大量もあびてしまい、エレクトロとなってしまいます。力を得たエレクトロは自分をないがしろにした社会に復習していきます。この展開ってスパイダーマンにはありがちな感じしますよね。バッドマンのペンギンとかにもこんな感じあったし。


ピーターの友人である、ハリーは父親と同じ病気になっていて、それを治すためにスパイダーマンの血液が必要と考えるようになり、結局うまくいかないから、エレクトロと協力してスパイダーマンを倒そうとします。

そして、この最後の戦いで、彼女のグエンが亡くなってしまうんですよね。なんか残念な感じします。前のシリーズの時のキルスティン・ダンストよりかわいかったから(笑)。1の時に、別れたと思っていたけど、2の中でまたよりがもどるんですよね。でもこれはグエンが亡くなる、伏線なのかもしれません。

ライノになるポールジアマッティ扮するアレクセイはストーリーの最初(このときは核兵器を盗む泥棒です)と最後に登場し、次回につながるような終わり方だったと思います(というのも、ちょっと記憶があいまいで・・・、すみません)。


アトラクション的な映画としてみれば、とても楽しめると思います。


何も考えずに、観ることをおススメいたします~。





ミケランジェロ・プロジェクト

2014-09-08 14:16:57 | 映画
この作品、実は楽しみにしていたのですが、日本での公開が中止になっていたんですね。でも偶然飛行機の中で観ることができてラッキーでした。




監督も主演も僕の好きなジョージクルーニーですからね。共演もマットデイモンやケイトブランシェット、ビルマーレー、ジョングッドマンと豪華。そして、内容も第2次世界大戦中の実話をもとにしています。どうして、中止になったのかはわかりません。批評家の評価が低かったっていうことが書いてありましたが、観終ってみると、おもしろかったんですよね。うーん、なぜでしょう。



ここで、内容を・・・




第2次世界大戦中、ドイツ軍は侵略した土地からの美術品を大量に押収し、ヒトラーは巨大な博物館を作る計画をしていたが、戦況は変わりドイツが不利になりはじめ、その美術品を処分してしまう危険性が出て、それを守るためにハーバード大付属美術館の館長であるフランク・ストークス(ジョージクルーニー)は他の建築家や美術家を引き入れ、一大美術品捜索を始める。しかし、そこは戦争中。戦場初体験のメンバーは、戸惑うことも多かった。はたして、ドイツ軍が処分してしまう前に、見つけることはできるのか・・・。




と、なります(笑)。今回は、自分で観てきた記憶とウィキペディアを参考にして書きました。



アメリカが美術品の保護に、こんなに役に立っていたんだよっていうメッセージもあると思うのですが、単純に「こんなことがあったのかぁ」と感じた映画でした。美術品を守るために命を落とした人もいたことも。脚色かもしれませんが、戦争中にミケランジェロの壁画のこと、彫刻のこと、絵画のことを真剣に考えていた人たちがいたのは事実だし、彼らのおかげで今、教会や美術館で観ることができるのも事実です。

ドイツにも美術品のことを心配して、彼らに協力する女性が出てくるのですが、それがケイトブランシェット演じるクレール・シモーヌ。彼女は危険を冒しながらも、マットデイモン演じるメトロポリタン美術館のジェームズ・グレンジャー に協力していくうちに、彼に魅かれるようになっていきます。ここは映画的ですね(笑)。でも、良かったですよ。ケイトブランシェットが美しいです。


DVDは発売になるのかなぁ?

もし、機会があったらご覧になって観てください。ジョージクルーニーのファンなら絶対観てほしいです。かっこよいので。






ポンペイ

2014-09-08 10:37:01 | 映画
今回は映画「ポンペイ」について。これも飛行機の中で観てきた作品です。





まぁ、予告編からもなんとなく想像がつく展開なのですが、そこはやはり「ベスピオ火山の噴火」の映像が観たいのと、やはり古代ローマ時代の剣闘士たちの肉体が観たいので(笑)。飛行機の中で観るにはぴったりの作品。

監督がバイオハザートシリーズのポール・W・S・アンダーソンですから、派手な演出と映像、カメラワークはお手のものです。

ここで内容を・・・




西暦79年の古代都市ポンペイ。奴隷戦士マイロ(キット・ハリントン)は、富裕層の商人の令嬢カッシア(エミリー・ブラウニング)と恋仲になるが、彼女にはすでに婚約者がいた。身分違いの恋に悩んだ彼は、自由を得るために街を去ろうとする。ちょうどその時ベズビオ火山が噴火を始め、マイロは愛する女性を救うために街に舞い戻る。


と書いてあります(笑)。


そして、これも誰かが書いていたのですが、ストーリー的には「タイタニック」なのです。


中盤から後半にかけての、火山の噴火、押し寄せる津波、そして、恋人と逃げるときに現れる恋敵。タイタニックが沈んでいくときの展開とそっくりなんです(笑)。


だから、ストーリーがどうのこうの、ということより、アトラクションのように火山の噴火と素晴らしい男性の肉体美を堪能する映画と思って観てください。

主役のマイロを演じているのはイギリスの俳優、キット・ハリソン。顔はそんなにかっこよくないと僕は思うのですが、その体はすごいですねぇ。彼が上半身裸で両手を縛られてつるされるところなんかは、たぶん、サービスなんでしょうね(笑)。たっぷり堪能しました。



一方、お姫様はエミリー・ブラウニングが演じています。彼女、エンジェルウォーズで主人公を演じていましたね。今回はつけまつげが少ないので、シンプルでかわいい感じです。

ラストは、二人でキスをしながら、死んでいくのです。

敵役のキーファーサザーランドが、なんか情けない感じしました。彼がマイロの両親を殺しているので、マイロはその復習もあります。タイタニックの時の敵役の人(名前わすれちゃった)も情けない感じでしたよね。主人公を引き立てる演出なのかもしれません。

アクション、災害、ロマンス、肉体、てんこ盛りな映画です。

DVDで良いので、この手の映画が好きな方はぜひ、ごらんになってみてください。


ロボコップ(2014)

2014-09-08 10:07:34 | 映画
今回は映画「ロボコップ(2014)」について。






自分が映画館で学生の時にみた映画がリメイクされる歳になったと、この頃つくづく感じるようになりました。この映画もそんな映画の一つです。

ここで内容を・・・


2028年、アメリカのデトロイト。巨大企業オムニコープ社がロボットテクノロジーを牛耳っていた。警官のアレックス(ジョエル・キナマン)は愛する家族と幸せな日々を過ごしていたが、ある日、車の爆破に巻き込まれる。かろうじて命を取り留めたアレックスは、オムニコープ社の最先端のテクノロジーによってロボコップとして生まれ変わり……。



と書いてあります(笑)。



お話の内容は、昔のまんまなのです。違う設定なのはゲイリーオールドマン扮するデノット博士が、オムニコープの社長の考えに疑問を感じていて、アレックスに協力するところと、僕の好きなサミュエル・L・ジャクソンが演じている、演技過剰ともいえるTV司会者のパットの存在ですかね。

この二人の存在によって、この作品はちょっとグレードの高い感じにはなっていると感じました。

あと、違うのが相棒が男性になっているところ。前作はたしか「アン・ルイス」っていう役名の女性でした。


脇役が非常に豪華なのは、とてもよかったのですが、どうして今リメイク?という疑問が。もちろん最新のCGを駆使しているから、昔のいかにもミニチュアを撮影したような、兵器とは違ってリアルなのです。アクションシーンも派手だし、観ていて飽きることはないのですよ。
でも、ストーリーは同じだし、最近のスーパーマンやバットマンのようなダークさを売りにするでもなく(もともと、ロボコップはポール・バーホーベン監督なので、ダークな感じはあると思います)何か「はぁ~っ!」っていう感じがほしかったなぁと、個人的にはおもいました。

ラストは、人間性を取り戻したアレックスがオムニコープに乗り込み、社長を殺すのも同じ。

オリジナルの「お前はクビだ」の声で攻撃できるようになるオチが無かったのも、残念というか(笑)。


ネタ切れ感があるのか、リメイクやリブートが結構出てきている、ハリウッド映画。

前作を知っている人は、必ず観に来るというところから作られるのかもしれませんが、「こっちの方が良いよね」となる作品は少ないと感じます。思い込みや、観る年齢にもよると思いますが、なんか、残念に思うことが多いです。


DVDで、ご覧になるのは良いと思います。