京滋、記録的「9月猛暑」 京田辺39・9度

2010-09-06 06:47:22 | 歴 history
日本列島は5日も西日本を中心に猛烈な暑さに見舞われ、京田辺市で今夏の国内最高気温となる39・9度を観測し、9月の国内最高気温と京都府内の最高気温の記録も塗り替えた。大津市も過去最高の37・5度を記録し、同日の最高気温の全国10位以内に京都府と滋賀県から計5市が入った。また、京都市では今年の「猛暑日」の総数が観測史上最多タイ、「熱帯夜」の連続日数が過去最多となるなど、この日は記録づくしの猛暑となった。

 京都地方気象台によると、京田辺市では午後2時54分にこの日の全国最高で、今夏の国内最高となる39・9度を記録した。1994年8月8日に京都市で観測した39・8度を上回り、府内の過去最高も塗り替えた。9月にその年の最高気温を記録するのは珍しいが、今年は各地で起きているという。

 京都市の5日の最高気温は37・7度で、全国の観測地点で4番目に高かった。同市の猛暑日は計33日となり、94年に並ぶ最多タイとなり、8月14日から続く熱帯夜の連続日数は23日で、94年の22日を上回って観測史上最多を更新した。

 府内ではほかに、福知山市の38・3度が全国2位、舞鶴市の37・4度が6位になり、京田辺市を筆頭に4市が全国10位に入った。いずれも平年を7度以上上回っている。

 京都地方気象台によると、太平洋高気圧の勢力が強く、9月上旬から中旬にかけても35度を超える猛暑日になる見通しという。

 大津市の5日の最高気温は37・5度と、1977年の観測開始以来、最高を記録した。全国の観測地点でも5番目の暑さで、琵琶湖岸の公園では涼を求めて水辺や木陰で休む人たちの姿が目立った。

【 2010年09月05日 23時35分 】 京都新聞


最新の画像もっと見る

コメントを投稿