乙訓2市1町で12日、成人式があり、雪のちらつくなか、スーツや華やかな振り袖姿の若者たちが式に参加し、新たな飛躍を誓った。乙訓の新成人は約1400人。
京都府向日市寺戸町の市民会館には348人が、来場した。成人を祝う開会宣言の後、新成人代表の吉岡将貴さんと室絢葉さんが「一人前の大人として社会に深く関わる中で、自分のこと以上に他人のことを考えて行動したい」と誓いの言葉を述べた。
佛教大学のよさこいサークル「紫踊屋」が掛け声とともに、切れ味鋭いソーラン節を披露すると、会場は拍手に包まれた。
会場の外では、「おめでとう」「久しぶり」などと言いながら、互いの成長を喜ぶ、新成人の輪が広がっていた。専門学校生の曽根原安奈さんは「母が成人した際に着ていた振り袖を着た。明るくおおらかな母のような女性になりたい」と話した。
【 2015年01月13日 11時26分 】