ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

アイルランドの紅茶事情

2012年04月14日 | お茶色の日々
他の国の人は、どんな風に紅茶を楽しむんだろう?
イギリスは結構取り上げられるけど、その他の国の人の話も知りたいなー。
というわけで、調べたものをまとめてみた。

色んな国を紹介しようと思ったら、アイルランドだけで手一杯になってしまった。
とりあえず、アイルランドの紅茶事情だけでも。
アイルランドは1人当たりの紅茶消費量が世界一。

●アイルランドの紅茶(概要)
こういう飲み方、いいなあ。
日本では紅茶じゃなくて、緑茶かな。

 友達や家族との楽しい語らいも、紅茶抜きでは始まりません。でも、特徴的なのは、その飲み方。きどった小さなカップ&ソーサーと高そうな陶磁器のポットにリーフティーをちょっぴり入れて——なんてお茶の出し方は、アイルランドでは見られません。ここでは紅茶はたいていマグカップで、がぶがぶ飲みます。仲良しで気の置けない友人だろうが、初めて出会うお客様だろうが関係ないのです。

 さらに、特徴的なのが、その紅茶の濃さ。英語で「Black Tea(黒いお茶)」と呼ばれる紅茶ですが、アイルランド人は、文字通り本当に真っ黒に見えるぐらいの紅茶を好みます。マグカップにたっぷり注がれた真っ黒な(?)紅茶に、新鮮なミルクをたっぷりと入れて飲むのですが、最初にミルクを注いでから紅茶を入れる人もいるのが日本と異なる面白い点です。
(参照元:ecomom

●外で紅茶を飲みたいときはどうしているの?
私は何度も同じセットで紅茶を飲もうとしたのだけど、どうしてもおいしく入らない。
水が悪いのか、茶葉が向いていないのか、ミルクティーではなくストレートでチャレンジするのがいけないのか…。

一般的に言うと、アイルランド人は紅茶が大好きなのは有名です。
どこにいってもたいがいは紅茶が飲めます。どうしても飲めない場合は持参します。
熱湯を入れた魔法瓶水筒("フラスコ"と呼びます。)、ティーバッグ、ミルク、そしてマグカップ・・・これが、アイルランドのティーセットです。
仕事場に、ドライブに、ピクニックに重宝します。上級者はさらにヤカンと小型のガスを持って行くと、野外でパーフェクトティーにありつける、という寸法です。
(参照元:アイルランド紅茶「ビューリーズ bewleys」

●アイルランドのスーパーにおける紅茶の買われ方
アイルランドのスーパーでよく並んでいる紅茶メーカーは、バリーズビューリーズ、ライオンズとのこと。
スーパーで紅茶の買われ方はこちら。

 紅茶の茶葉にリーフティーを使う人もいますが、ティーバッグの紅茶を愛用するアイルランド人が大多数です。スーパーマーケットなどに行くとティーバッグ100個入りや200個入りといったまるで業務用のような紅茶の箱や袋が所狭しと並んでおり、次々に売れていきます。
(参照元:ecomom

●パブで飲む紅茶
フィッシュ&チップスとミルクティーはおいしかったけど、男三人で紅茶を飲むことに居心地が悪くなり…。
気持ちがよく分かる。

 何とかカタコトの英語と身ぶりで待望のフィッシュ・アンド・チップスと紅茶を手にし、男三人、直径六十㌢ほどの小さい丸いテーブルに座り、本場の紅茶を堪能した。もちろんミルクティーで。ただ、周りはほとんどがギネスビール。それに私たちの座った場所も悪かった。
 表通に面したテラス席(それも中二階のVIP席)。日本人観光客が少なく、ただでさえ目立っているのに、男三人、ミルクティーを飲んでいる。この光景の不自然さに気が付いたのは悲しくも食事半ばだった。
 私は辺りをキョロキョロと見回し、早く店から脱出しなければという思いが駆けめぐる。もうフィッシュ・アンド・チップスどころではなかった(なんと小心者か!)。仲間にも「なんか視線感じない?」と小さな声で問いかけると、小林さんも気まずい雰囲気に気が付いたらしく、引きつった笑顔でうなずいていた。私たちは一気にミルクティーを飲み干し、一目散に店を出たのである。アイルランドに着いた途端の気まずい紅茶だった。
(参照元:紅茶専門店ハーヴェスト

●ファーストフードの紅茶
ファーストフードでも、コーヒーより紅茶を頼む人の方が断然多いのだとか。
だって…。

 先日ネットの知り合いからアイルランドの紅茶事情について伺うことが出来た。ここの紅茶の普及率は本当に高いらしい。なんでもファーストフードの店でさえコーヒーよりは紅茶の方を飲む人が多いらしい。
 その理由は簡単で、特にこう言うところのコーヒーは凄く不味いからだそうだ。しかも紅茶を飲むときはかなり大振りなカップを用いるそうだから、消費量はかなりに上るとのこと。
(参照元:甘崎庵

●ガソリンスタンドの紅茶
アイルランドのガソリンスタンドでは、持ち帰り用のティーコーナーを設けているところが多いらしい。

 車で出かける時は、ガソリンスタンド(ガレージ)をぜひチェックしてほしいです。
持ち帰り用(テイクアウェイ)のティーコーナーを設けているところが多いからです。
ティーコーナーといってもたいしたことはなく、(有料)自動販売機かセルフサービスのコーナー、あるいは、レジのお姉さんが作ってくれるといった類のものです。
ものによって当たり外れがあるらしいです。(アイリッシュ談)(笑)

LyonsTeaのセルフサービスタイプ、そして茶葉のつまったカセットをポンッと機械に入れる形のものは大丈夫らしいのですが、気をつけたいのは、「レジのお姉さんタイプ」(笑)
年配のおじさん、おばさんだったら心配いらないんでしょうが、若い子は本当の紅茶の入れ方を知らないらしく、よく見ていないと、とんでもないものを飲まされてしまう!というのです。
(参照元:アイルランド紅茶「ビューリーズ bewleys」

●若者の紅茶離れ
紅茶を楽しめる環境が揃っているのに勿体ない…と思うのは、コーヒーが主流の日本だからかな。

 しかし最近はその<世界で一番紅茶好き>の栄冠も危うい位置にいるのかもしれません。というのも、最近読んだ新聞記事に、若者の「紅茶離れ」に関するニュースがあったからです。若者が紅茶よりコーヒーをよく消費しており、よってアイルランドでの紅茶の売上も落ちてきている――というのです。
 確かにスターバックスなど米系ファーストフードなどがダブリンなど都市部で多く進出してきていますし、アメリカのテレビドラマなどの中でコーヒー片手にかっこよく、朝の街を闊歩する主人公の姿などの影響もあったりするのでしょう。
(参照元:地球の歩き方

若者の間では、広告の影響か、コーラや炭酸入りジュース、ミネラルウォーターを飲むのが「粋」とされているようで、「紅茶は年寄りくさい」と言ってあまり飲まれないのです。。。
(参照元:アイルランド紅茶「ビューリーズ bewleys」

●アイリッシュブレックファーストの作り方
「正式な作り方はよくわからないけど、それらしいお手軽な作り方を。」と前置きしつつ、紹介してくれています。
本当に簡単そう。

1.油を少し多めに入れたフライパンにベーコン、ソーセージ、タマネギ、トマトなどを並べて、かなりの弱火で20分以上置いておきます。(グリルがないのでフライパンで応用。)じっくりじっくり、あまり混ぜないでそのまま。
2. その間にパンと缶詰めのビーンズ(暖める)をお皿に用意。
3.タマネギがじっくり黄色になってきたら端に寄せて、目玉焼きを焼きます。火を強めて卵以外は火に直接当たらないようにフライパンをずらす。(面倒くさがりなので一つのフライパンで作ります。。。別のフライパンでもいいですよ。)
4.一つのお皿に全てを盛り付けたら、紅茶を横に。いただきます!
(参照元はこちら。)

調べていて楽しかったので、また別の国でやろうかな。
ビューリーズやバリーズの紅茶の安さにびっくり。


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