シルバーニードルズFTGFOP-1S（マカイバリ茶園）

2007年のセカンドフラッシュ。
マカイバリ茶園の最高傑作品、コルカタ・ティーオークションで歴代世界最高値を記録、100グラムあたり14,700円と色々すごい紅茶だ。

【商品説明】
肥沃な土壌の栄養分をしっかりと吸収した茶葉は、果実をおもわせる香りをもち、一口ごとにその華やかさを増していきます。マカイバリ茶園最高峰のグレードを誇るにふさわしく、香り、味、ともに茶園主バナジー氏の納得のいく作品に仕上がっています。

【入れてみた】
アイス：茶葉6グラム、水300cc、冷蔵庫で一晩。
氷出し：茶葉5グラム、水（お湯）は茶葉が浸るくらい、氷100グラム、氷を入れる前の蒸らし時間は4分、氷を入れてからの蒸らし時間は7分。
ホット：茶葉5グラム、水500cc、蒸らし時間4～4.5分（店推奨）。

【飲んでみた】
アイス：甘い紅茶の味はしっかりあるし、香りもマスカットとハーブが半々になったようなのが柔らかくする。
だが、水っぽくはない。
例えは悪いが、上品な味のすまし汁みたい。
すまし汁は塩味が濃くなくても薄いとは感じないものだが、それに似ている。

氷出し：味はファーストフラッシュの緑茶に似た、ちょうどいい苦み。
ただ香りが完全に飛んでしまい、「ちょうどいい苦さの何かを飲んでいる」感じしかしない。
ものすごく集中して後味にハーブのような香りがあるのがわかる程度。
この紅茶は氷出しには向かない。

ホット：ハチミツ水のような甘い香りにハチミツのような甘い味。
本当に甘いのだ。
私にとってオーガニック系の紅茶はハチミツの香りがするのだけど、味まで甘いのは初めて。
いい意味で個性的な紅茶だが、私の好みからはちょっとはずれている。
（私は、果物のような甘い匂いが鮮やかに香る紅茶が好きなので）

残念ながら、私の好みとは少し外れた紅茶だった。
だがオーガニック系の紅茶を好むなら飲む価値はある。
オーガニック系の風味の特徴が際だった「オーガニックの親玉」みたいな紅茶だ。