安芸ノ国一宮・『厳島神社』。
古代、漁民や沿岸の人々が弥山(みせん)を主峰とするその威容に神霊を感じ、島全体を御神体として畏敬したことに始まるといわれる。
祭神・市杵島姫(いちきしまひめ)命・湍津姫(たぎつひめ)命・田心姫(たごりひめ)命の宗像三女神は日本を代表する霊威神といわれる。
なかでも市杵島姫命は弁財天と同神とされるなど、人気も知名度も高い。
「海に浮かぶ宮殿」とも称されるその美麗な佇まいは、宮島の湧き立つような御神威と見事に調和し、本当に素晴らしい…。
現在御本殿以下、付属する建造物は全て国宝、または重要文化財に指定されているという。
世界文化遺産に登録されたのは平成八年。
富士山がついこの間というところから考えても、かなり早い時期に登録されたといえるだろう。
この神社の本質は、どこにあるのだろうか…。
今回は、こちらでご祈祷を。
社殿内では撮影厳禁となっています。
宿泊先は、
「国民宿舎・みやじま杜の宿」。
そして、夜。
ライトアップされた社殿もまた美しく…。
翌朝は、いよいよ宮島の主峰・「弥山」に登拝。