現代はVUCA(ブーカ)の時代、と云われているみたいですね。
VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)のそれぞれ頭文字をとった造語。
社会、個人、経済…さまざまな面で未来予測が難しい状況を表しています。
もともとは軍事用語だったらしい。
ネットをひらけば、これらに関する情報は沢山あります。
世の中の情勢を知っておきたければ、こうした概念を理解することも、多少は必要なのかもしれませんね。
まあしかし…
この「VUCA」という概念、
ボクがパッと見て思ったのは、、、
「ん?『気』についての説明か?」
ということでした。
まあ、世の中の情勢(エネルギーの流れ)…というのは、川の流れのように流れ、その時々、折々で変化するのは当たり前。
逆に言えば、いつまでも変わらないでいるということは動きがないということだから、人間でいえば「死」にあたります。
社会状況というのは、結局は人が為していくものなのだから、不確実なのは当たり前。
誰も、自分自身を完璧にコントロールなんて、できません。
医療にせよ、賭け事にせよ、すべては不確実で不定型だとは、思いませんか?
多くのパーツから物事が成立している状態を「複雑性」というかと思いますが、一つの出来事というのは、いつだって多面多様な要素を含んだ構造になっているもの。
大小もあれば濃淡もあり、そういった多面多様な気(エネルギー)構造をしているのは、今も昔も当たり前。
最後の「曖昧性」、日本語と英語のニュアンスが若干違うようですが、たとえばケーキを食べてそれを「甘い」と解釈するか、「スポンジが硬い」とだけ解釈するのか、「この甘さの中に繊細な酸っぱさが…」と解釈するのかは、限定的ではありませんよね?
『気』は無形であり、同時にどのようにでも形を有することもできます。
『気』を感じる感じない論議はよくされますが、そういった曖昧性をいつも含んでいるのが『気』の特性のひとつです。
『気」という一文字は、そこに森羅万象の働きすべてを包含させているため、広く解釈が可能です。
言い方を変えれば、いくら社会が変化変容しようと、どんなにその変化が急速であろうと、所詮は『気』の内側で起きていることに過ぎない、ともいえますね。
…しかし、
SDGs、メタバース、6G、脱炭素…など、昨今話題のキーワード。
これらって、先に概念ができていて「そっちに向かうように」というお達しのようなもの(実体はないも等しいですよね)?
そうすると予測不能でもなんでもないような気がするのは、ボクだけでしょうか?
さて、『TTJスクール』。
ボクは、ある時期までは、いわゆる社会の変化に追われてきた人でした。
社会の変化に適応し、最適な解をその都度提示していく…たとえば、体の健康でいえば、社会不安が増せば増すほど、健康への意識というのは高まります。
そうすると、そこ(健康への意識)に向けた最適な解の提示というのが当然必要で、そのためには、その層に合った言葉、概念、方法をその都度使う必要がある。
なので、知識やアプローチの方向性といったことのアップデートは不可欠で、それゆえに貪欲に学び、自分自身を向上させていく…といったように。
あなたは、これを読んでどのように感じたでしょうか?
まあ、大筋は決して間違いではないなと今でも思ってはいますが、ある一点が決定的に今とは違うのです。
そして、その一点は、今回の
スクールでは重要な意味を持ちます。
次回、この一点について、ブログを書かせていただきますね。