『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

四月 伊勢参拝のご案内

2011-03-25 | 神社おそうじ隊 見参! 2011年
今年より活動を開始いたしました

『神社おそうじ隊』

この日本の根底に流れる「想い」、そして「祈り」の歴史。
この「想い」「祈り」を原点として、共に「神道」を学んでいるクロノさんとの「チーム神道」
という活動の一環として、『神社おそうじ隊』は始まりました。



「想い」「祈り」というのは、目には見えません。

しかし、たとえば「~のおかげさま」という言葉が日本語にはあります。
この「~のおかげさま」という言葉が出てくるには、すべからく自分以外の何か、
あるいは何かの見えない力を認識している背景があることに、なります。

こうした、ある出来事の背景にある何かの見えない力を、意識の奥でしっかりと
感じ取ることで、「心」は養われていくのです。

この見えない力、見えない「心」を、日本人は大切にしてきました。
それゆえごく自然に、それらへの「敬意」や「感謝」という「心」も育まれてきたのでしょう。



「カミ」と「ヒト」との仲執りもち。
その神職としての役割を、この『神社おそうじ隊』という活動では、させていただきます。

その活動の番外編…というよりは、年に一、二度の大きな行事、といった方がよいのかも
しれません。

今年は

四月に伊勢
九月に出雲



という、古代日本の歴史をひも解けば必ず大きな意味をもって出てくる二大地域へ、参ります。


まずは、四月の「伊勢」。

伊勢の内宮、外宮はもちろんですが、お導きのカミサマ・猿田彦神社など、伊勢神宮と
縁の深いいくつかの神社も参拝いたします。

ですので、

○いま、何かの決断をしようとしている
○これから、本格的に何かに打って出ようとしている
○何かモヤモヤしているのだけれど、それをスッキリしたい

などの方には、うってつけのイベントになるのではないかと、思います。
たとえば、会社の経営者や幹部社員の方、あるいは個人で何かの活動されている方や、
お店をさらに発展させていこうという方…などなど。。。

また、家庭やオフィスでの人間関係の円満を願う方であっても、それはよいでしょうし、
もちろんそうではなく、「ワタシ」をもてあましている方にも是非とも
オススメしたいと思います。


こう書いてしまうと、いわゆる「ご利益」を期待して参加する、という方もいるでしょう。
根本的なコンセプトはそういうことではありません。
けれど、それはそれで立派な動機ですので、是非ご参加ください。


もとより、私は「カミサマ」をエネルギー(気)として捉えている面も、あります。
行く先々での「エネルギーワーク」により、深く濃い「カミサマ」との交流を…
ということは、当然考えております。

その「場」に身を運び、その「場」の背景にある見えない力に、「敬意」と「感謝」を
深く届けるというその「心」。

その「想い」「祈り」は、この日本全体を包み込むことでしょう。


また、一泊ですので、基本的に夜はフリーですけれど、不都合なければ私やクロノさんと
軽くお酒など、と思っております。

よろしければ、御参加ください。



期日:  2011年4月14日~15日
参加費: 10000円(レンタカー代含む 交通費・宿泊費・飲食費別)

※宿泊などの都合上、なるべく3月いっぱいでのお申し込みを、お願いいたします。

お申し込みは、info@tamuratic.com(コピー&ペーストしてお使いください)

あるいは、こちら

あるいは、私に直接お願いいたします。









ストレス鎮静の応急的方法

2011-03-24 | 2011年
このところの

「眠れない」
「ご飯がノドをとおらない」

という来訪者の方が、程度の差はあれ増えています。

また、いつも静かな方なのに何だかハイになっている方や、気持ちがソワソワと
落ち着かないという方も、増えています。


止まぬ地震、停電、なんとなく漂う空気感…
そうしたことに敏感な方々であれば、知らず共鳴してしまうもの。

しかしこうしたことも、ほとんどは「身体」を調整することで改善するものです。

一様に共通するのは、首や肩、および背中など全体的に筋肉はこわばっています。
また肋骨の動きは鈍く、それは呼吸の浅さを示してもいます。

少しでも自覚のある方は、下記の方法を試してみてください。


1、中の入ったペットボトルを用意します。
2、ちょうどみぞおちの裏あたりにそのペットボトルがくるように、仰向けになります。
3、そのまま、全身の力を抜いて2~3分横になります。


ちょっと痛いかもしれませんけれど、この「力を抜く」というところがポイント。
本当に力を抜ければ、痛さはほとんど気にならないくらいになります。
もしどうしても痛ければ、タオルを巻いても良いかもしれません。

ただこれだけでも、呼吸が深く入ってくることに気づけるでしょう。
姿勢もよくなります。

まずは、いろいろと考えるその前に、「身体」をゆるめてみてください。


実践されて、全然変わらないという方は、よければご相談くださいね。


info@tamuratic.com




カーラーマ経

2011-03-17 | 2011年
地震発生から、今日で6日。


個人的に、福島県には20代の頃、運転免許を取得しに合宿で三週間ほど
滞在していたことがあります。
その三週間の間に、喜多方や会津若松などを廻り、歴史探索をしたことを
思い出します。。。



さて、世の中が騒乱の中にある時、必ずといってもよいほど起こること。
それは、「情報の混乱」

たとえば、いま首都圏で話題となっている(らしい)「買い占め」なども、いわば「混乱」。
私は、実際何でそんなに早朝からスーパーに並ぶのか、よくわかりません。。。
テレビ観てないから、かな~



「情報」というのはエネルギー(気)ですので、テキメンに心に作用します、ね。
そして、このエネルギー(気)は、それを受け取る方の解釈次第で、どのようにも
変化するエネルギー(気)です。


こういう時に思い出すのは、私の場合仏典である『カーラーマ経』
この経典は、いまのように冷静な判断能力が必要な時の、「自分で考える」うえでの
ひとつの基盤となるように、思います。



さまざまな宗教家の乱立した、ブッダの生きた時代。
その教えの錯綜に悩んだカーラーマ族の人々。
「いったい誰を信じればよいのか」という訴えに対して、ブッダが答えたのは…


1、口伝だからと信じるなかれ

 古代インドでは、仙人が神から聞いたとされる教えを口伝にて学んでいたそうです。
 しかし、伝統だからといってそれが正しいわけではないですよね。

2、伝承だからと信じるなかれ

 たとえ先祖代々の伝承であっても、それは同じですよね。

3、伝聞だからと信じるなかれ

 「みんなこういっている」から正しい…わけではありませんよね。
 いまでいえば、テレビやネットのニュースも、これにあたるかも。

4、聖典だからと信じるなかれ

 聖典、一般的にくだけさせたら、たぶん教科書や百科事典などもこれにあたるかと。
 本に書いてあるから…と鵜呑みにはできませんよね。

5、論理的だからと信じるなかれ

 筋道立ったロジックも、ある一面では正確かもしれませんけれど、それが全面的に…
 となると、話は別ですよね。

6、推測に合っているからと信じるなかれ

 最近の脳科学でも、情報が大脳に入ってくるその時点で、すでにバイアス(偏り)が
 かかっている、つまり思い込みや先入観でそれを捉えるメカニズムになっている、と
 いっています。

7、言葉が巧みだからといって信じるなかれ

 話の巧い方というのは、信じさせることは上手いものです。
 演説、コメントなども、いってみれば「技術」ですもの、ね。
 
8、結論が自説と同じだからといって信じるなかれ

 私も含め、「自分と同じ考え」であるというのは、その考えを受け入れるうえで
 矛盾も生じにくいものですよね。注意かも。

9、あり得る話だからと信じるなかれ

 権威のある方や、肩書きの立派な方、テレビでよく観る方などの意見は、意外と
 すんなり受け入れてしまいがちになります。
 でも、よく考えれば「ひとつの意見」に過ぎない、ですよね。

10、聖者だからと信じるなかれ

 要するに、たとえ相手が誰でも、どんなに素晴らしいといわれる人であっても、
 鵜呑みにするのでなく、「自分で考える」こと、ということでしょう、か。。



という、10の項目だったそうです。

もちろん、この10の項目をどう受け取るのかも、それは読んでいただいた方次第…ですよ、ね。。










2011.3.8 「シークレット・エナジー・ワークショップ」報告+α…

2011-03-10 | 2011年
このところ春の陽気…かと思えば、一転して寒風吹きすさぶ真冬日に、という
何とも柔軟かつ気まぐれなお天道さま

人の意識は、環境に多く影響され
環境もまた、人の意識によりその様相を一変させる・・・

ということは、

「いま」を大づかみに把握することは、お天気からでもできるって、こと

…かな



ここ最近、
どうやら、私のところに来訪される方も、、、
そして、どうやら私自身も、、、

「花粉」

の影響が多大になりつつある昨今。。。

あなたは、いかがでしょう、か。


『TAMURATIC錬達舎』の「自己調整」のなかの新しいメニューに、

「花粉ハーモニー」

というものを、今回配備いたします。

これは以前、「花粉とサヨナラ大作戦」と題しコラボ茶会でワークしたものを整理して、
マンツーマン形式でお伝えするようにしたものです。

春になると、人の都合で悪者にされがちな『花粉』。
でも、本当は別に『花粉』が何か故意に悪さをしているのでも何でもないはず。
だったら、排除する、プロテクトするという方向性ではなく、「調和する」という
方向性をとった方が、賢く平和的…というようなコンセプトのもと、考案いたしました。

「自己調整」

昨年は、ハーモニーしていたので、ほとんど影響なく。
しかし今年は…これからやります




さて、「ワークショップ

2011年に入り、1月2月3月と3ヶ月連続で「シークレット」と接頭語の付くワークショップを
開催させていただきました。
これらは、それまでサロン・ド・クロノさんで行ってきた一般向けのものよりも、内容的に
少し専門的な部分を入れた、「アドバンス」といえるものです。

これには、ほんのちょっぴり思いがありまして…。



私は以前、確か2002~2003年くらいの頃に、あるカルチャースクールで「均整整体」と
いうクラスを持っていました。
「ひとりでやる ふたりでやる」というコンセプトで、自分で行う体操と人に施すカンタンな
調整を指導する、という心づもりで張り切ってやっていました。
一年を通して、その季節ごとに生徒募集をするというシステムでしたので、そのたびに内容を変え
季節と対応させたプログラムを構成したり、していましたね。。

その時感じたのは、まあ当たり前といえば当たり前。
「ひとりでやる ふたりでやる」と謳ってはいても、やはりそういうクラスにお金を出して通う
ということは、「自分が健康になる」「自分が楽になる」何かを求めて通う、ということでした。

私がその当時目指していたのは、

「自分が楽になる方法や手段を知り、それを周囲の方々に還元していく」

ということを遠くの目標におきつつ、まずは自分を…という企てでしたが、、

まあ、甘かったですね

私自身にその当時、そう導いていく力がなかった、ことを思い知りました。



そのあとも紆余曲折いろいろあり、縁あって中国茶と整体のコラボという、おそらく日本中
探してもそうそうお目にかかれない組み合わせでのワークショップを2008年10月から
開催させていただくことになりました。

カルチャースクールでは、個々人の方となかなか通じ合えない見えないカベがありました。
しかしこちらでは、お茶と、それを入れる方のパワーにより最初からそのカベがないかのようでした。
それは、実にありがたいことでした。。。




そうこうして、2011年。

「ワークショップ」とは、「定型」のないもの。
それを少しやわらかに解釈してみれば、どのような広がりももたせることのできるもの。

「自分が健康になる」「自分が楽になる」

という願いをもつのは、ごくごく自然なこと。

でも、それを少し掘り下げていくと、「自分が…」という枠ではなくなっていきます。
それは、そうならざるをえないのですね。

どういうことかをごくカンタンにいえば、「自分」は「自分」だけでは成り立たないもの

ですから。



ですので、「アドバンス」クラスでは、ほんの少し「自分」という枠から離れた視野・視点で、
もっといえば「健康」という既成概念からもほんの少し離れ、もっと奥行きある視野・視点から
それらを眺めてみよう…という企みをもって、やってみています。



たとえば、今回の「エナジー」編。


私のところでは、便宜上「気」を

「何かの作用をするもの」

と定義づけています。

このように定義しておくことで、そこからどのようにでも広げていくことができます。


今回は、基本的に知っておくべきこと

「調身・調息・調心」

そして、

「放鬆」

という2つと、

「気」の危険性を認識いただくために、

「偏差」

という概念を、お伝えいたしました。


適当にやるのでしたらいらないですが、こうした基本原則は知っておかねば…
というのが、「ワークショップ」のアドバンス編



多角的に
やわらかく
でもスルドく
ゆる~く

という、何とも不可思議なテイストで進めていく、2011年からの「ワークショップ」。


4月は、一般向けの「呼吸」を使ったエクササイズを行います。
「健康」を正面から扱う…ということですけれど、いわゆる「呼吸法」も、キチンと
自分の身体的特性やその時々の状態を把握しておかないと、場合によってはキケン
ということから、入っていこうかと、思っています。

もしご興味あれば、おいでください。


では、今回御参加いただいたみなさま。
そして、サロン主宰クロノさま

本当にありがとうございました。


次回も、何とぞよろしくお願いいたします。