『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

大分出張、ありがとうございました

2018-07-31 | 2018年
先週は、まるまる1週間、大分県(別府市&湯布院市)に出張。
二大温泉地でのセミナー、セッション、そして清祓…は、東京・横浜の都市圏でのそれとは、やはりひと味もふた味も違うなと。
気候、風土、そこで紡がれてきた歴史、その土、水、風で育った人々…
日本というのは、人、モノ、食ほか、あらゆる面で地域性があり、SNSなどで日々の様子からある程度のプライベートまでカンタンに知れる時代となってはいるものの、そんなことに関係なく、脈々と伝わっていくもの(ソウルだね)があるなぁ…と、改めて感じた次第。

湯布院でのお宿(セミナー開催地)は、「フローラハウス」
これほどの田園風景に出会えるお宿は、そうそうないのではないかと。
まさに昔からの風景が、鮮やかに広がります。
温泉も素晴らしく、湯船に浸かりつつ見る由布岳は壮観そのもの。

また、別府では「玉響庵」
こちらでセッション(施術)をさせていただいています。
主宰のまちこさんは、私が開いていた私塾「指南塾」の一期生。
素敵な新居を、ご主人の故郷である別府市に建てられ、その真新しいスペースを使ってください、ということで実現した大分出張。

また、大分☆WING HEARTのAkiko Isogawaさん
日常が忙しいなか、大分市と別府市、湯布院市を車で飛び回るバイタリティ。
ご紹介頂いた方も多く、また、送迎そのほか、さまざまにサポートして頂きました。



謹んで御礼申し上げます。
次回の予定も決まっており、今後の展開も楽しみです

久しぶりの

2018-07-20 | 2018年
随分ブログの記事投稿をしていなかった。
記事を投稿するには、なんのかんのと1〜2時間くらいの時間は必要になり、まとめて時間をとるのがなかなか大変。
それとともに、今回ウェブサイトを刷新するにあたり、余った時間の労力はほとんどそこに使っていた。

1996年からこの仕事を開始して22年。
整体といいつつも、その実やっていることは全然整体でなかったりするのだが、他に言葉がないから「整体」といってきた。
その当時の感覚で、「50代に入るまでには、自分の方法、メソッドを確立しておきたい」と考えていた。
まあ、そんな感じでノンビリかまえていた感はあるものの…しかし、2010年をすぎたあたり、東北大震災あたりから、世の中は明らかに変化が早い。
僕が仕事を開始した当初は、ここまで時代の流れは早くはなかった。
このスピード感は、速くなることはあっても当分遅くなることはないだろう。

…ということで、もう始めることにした。

『Tamuratic.』


今回、一から始める方も、現在セラピストでスキルアップを考えている方も、同じく募集します。
ボクのことを知っている方には自明かもしれないけれど、確信のないことをこうやってわざわざ打ち出したりはしない。
すべて控えめに言っているけれど、けっこうオモシロイと思います。

もう、表面的に「変わった」「変わらない」なんてやっている時代ではないでしょ。
日本人の、よく言えば柔らかな、別の言い方では場当たり的な感性というのは、日本人にしかわからない。
それに根ざしたキメ細やかな、奥行きと深みのある技術。
まあ、これからの世代(ミレニアル以降)に伝えていくには、そういうものでないと、と個人的には思っています。



それと、過日。
関西出張の際に出会った、西日本豪雨。
まさに、その当日が出張日でした。

新横浜から新大阪まで、新幹線で通常の倍の時間(4時間)かけての往路。
オフィスに着いて、今回の出張を一番楽しみにしてくれている女性社員が大雨の影響で来れないというのも、まさに奇縁としか言いようがない。。。
東京本社には来月行きますが…またの機会にはよろしくお願いいたします。



その翌日には、滋賀県大津市に出張。
『神社おそうじ隊 見参!』に、何度もご参加いただいているAさんのご実家へと。

今年、お父様が亡くなられた。
こちらのお父様とは、酒を一度酌み交わしたことがある。

目の前で、静かに酒を呑む人がいる。
ボクも必要がなければ話さないが、お父様もまた寡黙だった。
時折、話す言葉には、一つ一つに芯がある。
修験者でもあり、密教行者でもあった。
語らずとも伝わる…久しぶりに、そういう夜を過ごすことができた。
その日の酒は、格別だった。

いづれ、もう一度…と思ってはいたが、叶わなかった。

酒を手に、遺影に掌を合わす。
大雨は、何の障害にもならない。

無言のうちに語られた言葉に、ただ感謝を。


そのAさんが、本を出されました。
こちら「いのりの象」
物語には、どうしたって人となりが現れる。






これを読む方がどう感じるか…読んだ方は、感想聞かせてください。