『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

TamuraTechスクール・第3期 新規募集のお知らせ

2021-08-25 | 2021年
第3期スクール、募集開始致します。

昨年までと同様に、「開業」「一般」という二つのコース設定。

「開業」は、セラピー、ヒーリング、整体施術などを現在開業、あるいは今後本格的に運営していきたい、という方に向けた内容です。
「一般」は、体と心に関しての見方、考え方、常識をさまざまなエクササイズ体験を通じて拡大していくような内容になっています。

僕自身は、9月で開業してようやく丸25年を迎えます。
ここまで長いようでもあり、あっという間に過ぎ去ったともいえます。
その期間は、多くの方々との出会いに恵まれ、個人としては、研鑽と試行錯誤の日々だったともいえるでしょうか。



さて、第3期スクール。

「開業」コースは、セラピー、ヒーリング、心理カウンセリング、心理療法、各種マッサージ…手法や理念、枠組み、対象領域などが違っていたとしても、あまり関係ありません。
多くのセラピスト、ヒーラー、整体施術者が行き詰まりを感じる、その思い込みの一点を払拭していくことから始まります。

そして、誰かをセラピー、ヒーリングなどさせていただくということは、とりもなおさず自分自身をそうしているのだということを、体験とともに再確認して行きます。
他者に対して誠実であるには、まず自分自身にそうであることが大切なのです。

「開業」者としてセラピーやヒーリングに携わっていく、その最もコアな領域をメインテーマとしつつ、自らを深めて行きます。


「一般」コースは、自分自身にあるさまざまな先入観、固定観念、「こうであるはず」という思い込みから、自分自身を自由にしていく、そういうエクササイズがメインになります。
コース開催中、ずっと笑っているつもりで来ていただいているのかなというくらい…皆さん、楽しそうです。
そうかと思えば、整体施術や気、エネルギーワークなどの核心的な技法をちょこっと体験したりもします。

この世界、そして自分自身というものの本質を、体験と経験を積み重ねながら、ある時にふと思い至る…それは誰かの言葉でもどこかの教えでもなく、あなた自身に現れた「何か」になるはずです。
対処療法的なメソッドはもうこりごり…そういう方々も、楽しめるコースになるかと思います。

Webサイトに、詳細をアップしました。
よろしければ、ご覧ください。





大阪セッション 〜カラダを記憶から自由にしていく〜

2021-08-18 | 2021年
写真は、5月の大阪での読者セミナーの一コマです。

1995年ウェスタンワシントン大学の記憶科学者2名による実験。

成人の被験者65名に、幼年期の記憶をどれほど記憶しているかを調べる、そして、6歳までに体験したいくつかの出来事について、事前に彼らの親から聞いておいた話の詳細を尋ねると伝えた。

研究者はまず、あらかじめ各自の親から聞いておいた実際の出来事2件について質問、その後作り話である「パンチボウル事件」のことを尋ねる、という段取りで実験は進められた。
「パンチボウル事件」とは、「あなたは5歳の時、家族の友人の披露宴に出席し、他の子達と遊んでいてパンチボウルのテーブルにぶつかり、パンチが花嫁にかかってしまった」…という研究者たちの「作り話」である。

この際に、被験者たちにはそれぞれの記憶の基本的な情報を先に伝え、その出来事をありありと思い出すように求めた。

各被験者ごとに1週間間隔で3回行われたこの実験。
その結果は…
被験者の25%は、明らかに「作り話」であるその記憶を持ったと判断され、
さらに12・5%が、「作り話」の細部を創るまでには至ったが、パンチをこぼしたことは思い出せなかったため、部分的な記憶を持ったと判断。

つまり、全体で65名のうち4割近い人が、3回のごく短時間のイメージトレーニングだけで、それが実際にあったと思い込めた…という実験です。
(「脳はなぜ都合よく記憶するのか」より抜粋および要約)



こういう実験話を見ると、「ホントかな?」「虚偽が混じってるでしょ…」という思いを抱く方も多くいるかなと思いますが、僕はこの実験を知った時に思ったのは「たった4割…やりようによってはもっと増えるだろうな」というものでした。

過誤記憶…実際にはなかった出来事の偽りの記憶。
2冊目の『SIX BODY 6タイプ体型診断学』の「記憶」という項にも、「ディズニーランドでバックスバニーと握手した」という【ありえない】記憶を思い出させる実験の話も書きましたが…まったく、記憶とはあてにならない(笑)。

こういうこともあり、
僕のセッション、特に『コア・セッション』は、カラダを「記憶」から自由にしていく方向性で、進められていきます。
「記憶」によって、より正確には、ある「記憶」をどのように解釈しているかによって、カラダに起きてくること、問題、症状なども変わります。

たとえばある病名が流行る場合には、誰しも心に残るような、キャッチーなフレーズが使われることが多いです。
割と最近だと「逆流性…」というセンテンスなどは、この3文字だけで概ねイメージが想起されますよね?
このイメージが、そのままその方の症状の起き方、強さなどに影響を与え、そういうカラダへと導いていく…としたら、どうでしょう?

こうしたことも、記憶、そしてそこへの解釈です。
現代に生きる僕たちは、こうした無数のイメージの中に生きている。

スパッと、それまでの暗雲が嘘のように晴れていく事を体感される方も多くいますし、少しづつ、薄皮が剥がれていくように、軽くなっていくことを体感される方も多くいます。

カラダが自由になる…まずは、そういう体感を得てみていただけたらと思います。


9月の18日・19日の2日間、

大阪で【コア・セッション】を初開催

するというお知らせを、電子書籍の読者様にはさせていただきました。
もともとこの2日間で『プロフェッショナル・クラス』を開催する予定でしたが、「機」の満ちていないことを感得し、取り止めてセッションに変更…ということでした。
お申し込みいただいた皆様には、個々人の方に直接、今回は時機ではないとお伝えさせていただいた次第です。



このセッション、場所はお申し込みいただいた皆様に直接お伝えしていますが、大阪・心斎橋のど真ん中で敢行致します。

今回に限り、1セッション【22000円】。
単純に、「初開催記念」というだけなんですが(笑)、大阪って、いま日本人の深層意識的にもけっこう「コア」な場所だから…という意味もあったりなかったり。。

セッション時間は、会場の都合で13時開始18時終了です。
恐縮ながら、セッションに入れる枠は残り【1枠】のみ。

お申し込みは、僕のホームページの「お問い合わせ」
あるいは、公式LINE@ まで、お願い致します。

では、お待ちしています。



ウイルス・マジック

2021-08-04 | 2021年
いま現在、各地で暑い日が続いているようですね。
東京も、やはり暑いです。

しかし、個人的に気になるのはその暑さよそのものよりも、
アスファルトをジリジリと照りつける太陽、そのありがたさとともに少し和らいでくれたらいい…そんなことすら思ってしまうほどのお昼時に、、、
道を歩く、そのほとんどの方がマスクをして歩いている…
熱中症警戒アラートとか言っているくらいの危険度があるはずなのに、「そばに誰もいない時くらいは外しましょう」と、ニュースなどでは云っていないのかと、テレビを見ない僕は思ってしまいます。

それって、誰のための行為なのだろう?
不思議に思ってしまうのは、僕だけなのだろうか…?



たとえば、人間の脳ということでいえば、脳は基本的には省エネです。
節約というか、エネルギーをあまり浪費しないようにする仕組みのようなのですね。

コロンビア大学が行った有名な実験で、「ジャムの試食」があります。
6種類のジャムを用意した場合、それを試食した30%のお客さんが、そのジャムを購入しました。
その一方、24種類と多彩なジャムを取り揃えた場合は、試食したお客さんの3%しか、実際にジャムを買わなかった…という結果となりました。
こうした実験から、同大学では、選択肢の最適数は5〜9種程度と結論されました。

また、別の実験ですが、実験社会心理学という分野で行われた実験です。
テーマは「同調圧力」。
ごく単純な、誰でも一目でわかるようなカンタンな問題を出します。
たとえば、色合いや線の長さなどですね。
被験者が1人だけで答える場合は、正解率は95%でした。
次に、最初から混乱を起こさせるよう意図した被験者を7名、本当の被験者1名の計8名で同じような問題を出します。
当然、7名は混乱させる狙いで入っていますから、カンタンな問題でもわざと間違って答えます。
その結果、本当の被験者の正解率は65%にまで低下した…そうです。

多くの方が選択している行為、行動というのは、無意識的に「正しい」という認識を想起させる効果がある、ということです。
いわゆる「理性的な判断」というのは、そういった想起の後になりますので、この段階で考えることを止めてしまえば、できようがありません。

考えることが、メンドくさい。
これが、実際のところかもしれませんね。



こういうところからすれば、たとえば自粛を要請され、それならばとリモートで仕事して、危険が少なくなるはずと積極的に家から出ず…という方がコロコロちゃん(笑)に感染してしまった…というのはどうなのでしょう?

「マスクずっとしているし、あれだけ消毒にも気をつけているのに…」
このように考えられるのも無理ないのかもしれませんが、僕の観点からすれば、それならば感染するのも不思議ではないな…となります。

マスクの予防効果が今どのように伝聞されているのかは知りませんが、冷静に考えて、ウィルスは、どのようなマスクよりも微小なはず。
それで何の予防効果があるのか…よくわからない。

飲食店の酒類提供の実質的禁止。
アルコールで消毒…意味がわからない。
休業・時短要請拒否、酒類の提供も平常通り行なっていたある外食チェーンが、2021年6月中間連結決算で、売上高が前年同期比92.3%増となったそうです。
ほぼ倍増…あちこちで賛否あるようですが、僕個人は拍手です。

オリンピックという世界的なスポーツの祭典で、無観客。
でも、少なくとも首都圏は、相変わらず電車ではかなりの「密」だけど。




外部との接触をいくら絶っても、感染者は増えるばかり。
まるでマジック??とでも表現したいような、そんな現象。
…それはそうなるよなと、僕はずっと言ってきましたが、なかなか話をまじめに聞いていただける方は少ないのが現状。

たとえば、とても不機嫌な方が部屋に入ってきたら、その方が隠そうとしてもほとんどの方は一発でなんとなくでもわかりますよね?
その「感情」というエネルギーに、感覚的共鳴が起きるからです。

関係性が近い方であればあるほど、考えていること、わかりますよね?
「思考」もまたエネルギー行為であると、現代ではほぼ常識になっています。

ウイルスは、生物と定義はできないけれど、少なくとも存在するのであるのならば、どのように微細であっても、なんらかのエネルギーを発しています。
そしてそれは、たとえば「恐怖」「嫌悪」「不快」などに共鳴しやすい類のエネルギー体であるとしたら…。

一連の流れから、そういう性質があるように推察されます。
日本人はほとんど怖がる必要もないはずなのに、これだけ無用な恐怖感を蔓延させているのは、もちろんワクワクちゃんのビジネスなどの目的もあるだろうけれど、恐怖が感染を促進させるから…なんてことも、少し考えてみてもいいかもしれません。


一応書いておきますが…
これが正しいとかなんとかは、僕はどうでもいい。
ただ、少しだけ考える材料を提供できればいいなと、思った次第。



そういえば、以前からそうなのだけれど、
最近はさらに本当のこと、正しいことを言うと非難される…という,バカげた世論もあるらしいですね。
それは結局自らを貶めることにしかならないにも関わらず。

では、暑さに気をつけ、日々を健やかにお過ごしください。
いつもありがとうございます。